権現山・浅川バス停〜不老下バス停

2018年04月03日(火) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 9.7km
• 登り: 778m
• 下り: 1,042m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:45
• 休憩: 0:55
• 合計: 4:40

8:55 浅川バス停
9:35 浅川峠
10:40 11:35 権現山
12:25 和見峠
12:35 ゴウド山
13:35 不老下バス停

天候

霞が多かったが、晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

入山・下山とも、富士急山梨バスの路線バスを利用。
本数が多いとは言えないが、大月・上野原駅付近のバス時刻表は、同社HPからpdfを適宜ダウンロードでき、便利。
平日と休日で時刻が結構違うので、注意が必要。

コース状況／危険箇所等

道中危険箇所はない。
下山したルートのうち、ゴウド山〜棚頭間は踏跡が不明瞭で、指導標も殆んどないので、注意が必要。
登山ポストは見かけませんでした。

その他周辺情報

上野原駅のバス乗り場が、この４月から南口に新設された場所に移転していました。

写真

4/3 6:49

今回は、バスの出る大月駅まで新宿からスーパーあずさを利用。最近新型車両となり、新しくて気持ちよい。

4/3 8:01

大月駅でバスに乗り換え。駅前で緑の募金なるものが行われていた。

4/3 8:56

バスの浅川終点。山奥の静かな雰囲気が好ましい。

4/3 8:56

ここから山歩きが始まる。左端に見える大月市共通フォーマットの指導標がわかりやすい。

4/3 9:13

新芽出たての若い緑色が、この時期らしい。

4/3 9:40

浅川峠到着。扇山からの道を合わせ、ここからはしばらく稜線上の平坦な道が続く。

4/3 9:48

だいぶ高度を上げ、出発点の浅川集落が小さく見えた。

4/3 9:50

道が崩れて危険な箇所は、ロープが張られていた。

4/3 10:43

麻生山からの道を合わせ、稜線に出る。山頂までもう少し。

4/3 10:48

権現山山頂到着！他に誰もいない、静かなピークだ。

4/3 10:49

山頂から扇山。よく晴れているが、靄がかかっていて富士山は見えない。

4/3 10:49

山頂から北方向。見晴らしはよいが、同じく靄が…。

4/3 10:52

とりあえず、持参した缶ビールで一服。

4/3 11:06

昼食は、いつも通り袋ラーメンと手製おにぎり。どん兵衛袋うどんは初の試みだったが、油が少なくおいしかった。

4/3 11:41

十分休んで、和見方面に下山開始。結局山頂にいる間、他に誰も来なかった。

4/3 11:46

山頂のすぐ下にある大ムレ権現。天候急変時に中で待機できそう。

4/3 11:54

しばらくは尾根上の平坦で快適な道が続く。

4/3 12:07

和見方面への分岐。稜線はここで終わり、以後は下り一辺倒となる。

4/3 12:41

ゴウド山の分岐。今日は棚頭に下るので直進する。

4/3 13:08

棚頭集落までの最後の下りは道が明瞭でなく、指導標もないので、時々心配になった。

4/3 13:15

棚頭集落の火の見やぐらが見えた。登山道がそろそろ終わる。

4/3 13:17

棚頭集落の登山口。写っている指導標は、文字かかすれていて読めない…。

4/3 13:23

このあたりは丁度桜が満開。のどかな雰囲気の中、あちこちにこうした美しい光景が展開していた。

4/3 13:42

不老下バス停到着。ここにも立派な桜が満開状態だった。

4/3 14:40

バスで上野原駅へ。昨日から南口が新装なって、バス発着もすべてこちらに変更となっていた。

撮影機器：

COOLPIX P330 NIKON

感想

J-san

今シーズンの足慣らしとして、3月頃から今年最初の山行に行きたいと思っていたのだが、仕事がバタバタしたり天気が合わなかったりでなかなか実現できず、4月に入ってすぐ、ポッカリ1日何も予定がない日ができたので、平日に休みを取って出かけることにした。行先は、中央線沿線でちょっと奥に入る、権現山とした。

登山口までのバスが出る大月駅までは、平日で混んでいるであろう途中駅での乗換を避け、新宿からスーパーあずさで一気に向かった。最近全て新型車両になり、車内も車外も真新しいのがよい。大月でのインターバルを挟み、浅川行のバスに終点まで乗って、ここから山歩きが始まる。

浅川の集落はずいぶん山奥に入ったところにあり、静かな雰囲気が好ましい。若芽の淡い緑色を眺めながら坦々と高度を稼ぐ。昨秋以来の久しぶりの山行だが、急登でもそれほど息が上がることもない。浅川峠を経てしばらく平坦な尾根道を進むと、やがて権現山へのジクザク急登が出てきたが、これもそれほど長く続くわけではなく、コースタイムより若干早く、山頂に到着した。

靄がかかっていて遠方までは見通せないが、よく晴れていて気持ちよい。缶ビールで一息入れてから、袋ラーメンとおにぎりで昼食とした。都合1時間ほど山頂にいたが、この間他に誰も現われず、静かな、本当に静かな早春の山を満喫することができた。

下山は、和見峠を経由して棚頭集落を目指す。稜線上は平坦でここちよい道であったが、下りにかかると結構な急坂で、神経を使う。ゴウド山からは踏み跡が不明確な箇所が多々あり、この道で本当に合っているか心配になってくるが、やがて集落に出て、登山道は果てた。

都心はもう桜の時期は終わってしまったが、このあたりは丁度桜が満開で、あちこちの家の軒先に美しく咲き誇っているのがよい。30分ほどの車道歩きを経て、不老下バス停に辿り着いたが、ここも見事な満開の桜の下にバス停がある。ぼーっと桜を眺めながらバスを待ち、やがて来た小っちゃいバスに乗り込んで帰途についた。

道中、他の登山者はほとんど見かけず（登山道上では権現山山頂付近ですれ違った夫妻一組のみ）、早春の静かで美しい山を満喫でき、今年初めての山行としては純分満足いくものとなった。