燧ケ岳(御池ルート)
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.7km
- 登り
- 863m
- 下り
- 851m
コースタイム
- 山行
- 5:00
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 6:10
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
下山後は桧枝岐温泉にて入浴 |
写真
感想
今年のGWは燧ケ岳へ。前泊した御池ロッジはこの連休から小屋明けということで初日のお客様になりました。夕食は3組のみでまだまだガラ空き。駐車場にはテントや車中泊の人たちがおり明日は沢山登るみたい。
翌朝は快晴、ロッジから駐車場を見ると昨夜より明らかに車の数が多くなっておりもう既に大勢行っている様子。我々も準備し7時半頃出発しました。この出発の時点で完全にミスりこの後なかなか大変な目に合うのですが・・。御池登山口は調べによると駐車場の所謂突き当りの地点からとなっていたのですが、見ていると突き当りに向かって左の部分から皆登り始めているのです。あれ?と思ったものの、突き当たり部分から入ったパーティもおり足跡も沢山あったため深く考えずそこからスタートしてしまったのが間違いの始まりでした。
結論から言うと本来の分岐点に道ができておらず我々は真っ直ぐ進み、御池田代を渡り、尾根よりかなり右方向へ行き谷沿いを上がってしまい、彷徨ってしまったのですが、先のパーティに聞いて何とか熊沢田代に合流することができたのでした。途中、今日は登れないかと思うときも。雪道は夏山と違うんだからもっとちゃんと調べて、周りの人たちのことをよく見ないといけないなと反省しました。
熊沢田代からは気を取り直し、眼前の燧ケ岳へ向かいます。スキーヤーが圧倒的に多く、普通の登山者はちらほらといったところです。スキーで登るの辛そうですが下りは早くてあっという間。快晴だし気持ちよさそう。ロッジで今年は雪が少ないと聞きましたが、私にとっては十分雪深く、トレースを追って一歩一歩、きつい登りでした。上に行くにつれて急登で息が切れました。振り返るとどんどん登ってくる人たちが。雪山は道が無数にあるというか、あって無いようなものなので皆それぞれ思い思いの道を登る様が夏山にない感じです。この感じ、4年前のGWに登った会津駒と似ているなと思いました。
最後の岩を登ると、燧ケ岳は俎2346m登頂!360度の素晴らしい景色でした。特に尾瀬ヶ原とその向こうに聳える至仏山、また反対側の会津駒ヶ岳、完璧に見えて最高でした。燧ケ岳はピークが二つあり、もう一つの柴安瑤諒が2356mと少しばかり高いのです。夏のコースタイムを見ると片道20分と。しかし柴安瑤鯒舛見、行くのやーめたと思いました笑。俎瑤ら一旦下りて、そのあと登り返し。斜度はきつく見えますが登れないことはなさそう。しかしどうやらアイスバーンになっている所があるみたいで、登っている人を見ていたら暫く動けない人もいたりでかなり危険そう・・。私の実力からして無理して行って落ちても嫌だし、柴安瑤帽圓なら普通の夏山でいいかなと、ここで十分大満足の景色を味わえたし迷わず断念しました。実際、行ってるのは少なく殆どの人は俎止まりだったです。因みに残念だったのは「燧ケ岳」の指標がなかったこと。向こうにはあるのかしら。
さて、雪道の下山は本当に早いです。苦労して登ったのにあっという間に熊沢田代。気温が高く雪も溶けており、念のためここまで下りはアイゼン使いましたが軟らかい雪なので大丈夫そうでした。登りの道迷いのせいでここから先の下山は初見です。雪深くなかなかの急斜!ここ登るのもけっこーキツイですねこれは。スキーヤーが颯爽と滑っていく中、ずぼずぼと深い雪を下ります。太陽が照りつけ暑い暑い、汗が滴ります。雪はやはり足が疲れますな。ちょっと踏ん張りが利かなくなり滑ってしまったりもしましたが、なんとか無事駐車場に下りることができました。お疲れさまでした!途中どきどきしたけど無事登ることができて良かったです。東北以北で最高峰を堪能しました。下山後カップうどん、ミニ尾瀬公園散策、燧の湯で汗を流した充実のGW前半でした。それにしても会津駒と燧ケ岳を2日連続で登る人もいてびっくりしました。ついでにとは言え、体力すごいなぁ。私は勿論筋肉痛です××
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