塩飽諸島最大「広島」・王頭山〜心経山

2018年05月15日(火) [日帰り]

• GPS: 05:09
• 距離: 8.6km
• 登り: 341m
• 下り: 324m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:53
• 休憩: 0:00
• 合計: 4:53

距離 8.6km 登り 341m 下り 344m

12:01 江ノ浦港
13:56 王頭山
16:54 江ノ浦港

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 船

写真

5/15 10:30

丸亀駅北口から出発。こちらはちょっとひっそりしていますが、立派な石燈籠が立っていました。（天保二年）

5/15 10:35

出雲大社でご挨拶してから船に乗ります。

5/15 10:40

丸亀港に着きました。すでにフェリーが入港してます。

5/15 10:58

ヒトのみの運賃は570円と安い。切符売り場のおばちゃんが優しかったです。

5/15 11:03

おばちゃんの言う桟橋に来て見ると、「えっ？、ここはひょっとして」

5/15 11:06

フェリーじゃなく高速船やん。小さいやつやん。

5/15 11:14

イザ、出港！　波あるやん。

5/15 11:14

ゆ、揺れる、揺れてる〜。

5/15 11:32

無事に、広島・江の浦港に着岸。早速、しわく富士がお出迎え。

5/15 11:43

待合室、兼、案内所です。誰も居てまへん。切符売り場のおっちゃんが、いろいろと説明くださいます。

5/15 11:49

5/15 12:01

それでは、王頭山（しわく富士）の頂上目指してGO！

5/15 12:01

ココ広島は石材の産地として知られています。

5/15 12:03

江の浦港と海水浴場、その後方に王頭山

5/15 12:05

御旅所の石碑。神様の休憩される場所を示しています。

5/15 12:07

徐々に王頭山が近づいてくる。

5/15 12:08

ポコッと凹んだ場所は、石切場です

5/15 12:09

いろは石の石燈籠です。笠部の形状が独特ですね。生駒の山灯籠とは趣が異なります。

5/15 12:11

ここを左折します。道標がありました。

5/15 12:14

色鮮やかな黄色ですね〜。目に染みる。

5/15 12:31

石碑には「灯台〇地」とあり、ココが灯台跡地だったのでしょうか。後方は廣島神社です

5/15 12:32

英国士官レキの墓、日本が世界から尊敬される理由がここにもありました。

5/15 12:33

いよいよ正面に王頭山。

5/15 12:37

綺麗な花、その1

5/15 12:38

初めて見た実、その1

5/15 12:40

ついにハイキング道の入口に着きました。

5/15 12:43

記帳しました。

5/15 12:44

生駒でも見たことあるような。。。

5/15 12:45

最初は簡易舗装されています。

5/15 12:46

いよいよココからは山道です。

5/15 12:48

だんだんと面白くなってきました。

5/15 12:51

尾根の肩へ上がりました。ここからは山頂目指してまっしぐら。。。

5/15 12:53

・・・のはずが、「道ドコ？」の状態。両側からシダが迫ってきて、トンネル状態になっています。

5/15 12:56

最初の見晴らしポイントです。江の浦港を見下ろします。

5/15 12:59

5/15 13:16

崖状の斜面をよじ登る場面もありました。

5/15 13:17

次の絶景ポイント。50m程標高が上がると、こんなに遠くが見えるんですね。

5/15 13:17

綺麗な花、その2

5/15 13:29

ツツジが咲いていました。もう少し早いと満開だったようです。一斉に咲かない性格のおかげで、十分楽しめました。

5/15 13:30

もうチョイ！　暑いし、けっこう大変でした。

5/15 13:31

木陰は涼しいのですがねぇ。蜘蛛の巣が張っていて。。。

5/15 13:37

第一展望台からの眺め。

5/15 13:38

船がこんなに小さいです。これで最大ズーム。

5/15 13:49

山頂は近いぞ。

5/15 13:50

その前に奇岩エリアを通過。写真では分かりませんが、滑り台のように急斜面です。滑落すると岩にぶつかるまで止まりません。

5/15 13:51

木に掴まりながら降りてみました。「空中庭園」または「王頭砂漠」と呼ぶらしい。

5/15 13:57

「ワレ登頂に成功セリ」王頭山（しわく富士）に無事到着。

5/15 14:16

二等三角点（点名：広島、標高：311.82m）にタッチ！明治23年埋標

5/15 14:18

山頂は木々に囲まれて、眺望はありません。次の心経山を目指します。

5/15 14:19

眼下は甲路の家並みでしょうか。

5/15 14:28

なんとなく、ここもピークのようですが、分岐になっています。市井方面も歩いてみたいですね。

5/15 14:30

ほぼ谷筋に沿って、一直線に下って行きます。

5/15 14:34

ここで、ちょっとエナジー補給。食事タイムがムチャクチャなので、かなり足に来てマス。こんなところで動けなくなったら、帰れません。

5/15 14:39

心経山手前の鞍部が分岐になっています。

5/15 14:41

心経山直下でまた分岐。石段の先が心経山です。右は青木への道。これも歩いてみたい道の候補です。

5/15 14:43

山頂部は宗教施設でした。

5/15 14:46

千手観音さまです。

5/15 14:46

半肉彫りで柔和なお顔をされています。土地柄なのか、地蔵様よりも観音様の方が多いように思います。

5/15 14:48

祠内には不動明王像です。行場ですね。

5/15 14:49

祠の横から下を覗くと、青木港が見えました。

5/15 15:00

5/15 15:36

甲路への分岐へ戻って下りました。林道へ出たので、もう安心。ヤブっぽいところもあったけど、道標類はしっかりしています。

5/15 15:39

石切場跡です。尾根を下手に外すと、とてもキケン。冒険的なことはできまへんよ。

5/15 15:45

あーお腹空いた。これは、一個で満腹するぜ。三個食えるという方は、ぜひ挑戦して頂きたい。

5/15 15:49

がびぃーん。ぐちゃぐちゃやん。（アタリマエやろ）

5/15 15:50

仕方がないので、箸で食べました。（スプーン持ってないんかい）

5/15 16:00

広島の外周路へ出ました。やく18.5kmで舗装されています。この道で足にマメができた。。。

5/15 16:05

初めて見た実、その2（花かも）　虫に擬態してるのか。

5/15 16:10

これが遠くから見えていた石切場なのか。

5/15 16:12

ウツギのように思えるんだけど。。。自信ない。

5/15 16:13

トボトボと舗装路を歩く。道路わきの草花はきれいけど。。。足が痛い。

5/15 16:16

早崎を通過しました。綺麗な海岸線です。

5/15 16:18

甘い蜜を出してるんでしょうね〜。

5/15 16:26

おっ、これはテイカカズラなのか。

5/15 16:27

カマキリの卵〜。

5/15 16:27

エンド鼻の海岸線です。昆布を採ってる人を見かけました。

5/15 16:30

幸神社を通過。

5/15 16:32

バス停にお店、貴重な給水ポイントです。お店は閉まってるけど。。。

5/15 16:41

ついに江の浦港が見えた！　目の前は海水浴場です。

5/15 16:47

道路脇に公衆トイレ有り！　しかし、水道が使えません。島で水は貴重品。

5/15 16:50

ここも給水ポイントです。帰りはフェリーでノンビリ丸亀港まで揺られました。

5/15 17:13

何と、江の浦港で販売の切符は硬券でした！　ただし、必ず回収されますよ。

5/15 17:14

ココで売ってる切符は全て硬券。この日は丸亀市内に宿泊しました。続きのお話はブログに公開予定。動画もあるでよ。

撮影機器：

FinePix XP120 XP121 XP125 FUJIFILM

iPhone9,1 - 11.3.1 Apple

感想

Ikoma Nature Walk

広島の王頭山（しわく富士）を登ってきました。広島と言っても、あの広島ではありません。広島は塩飽（しわく）諸島の中では最大、北端の地形はやや尖った形をしています。丸亀市の沖合約12.5km、面積11.66km2、外周18.5kmで、最高点は王頭山(312m)、塩飽諸島全体でも最高峰であるとのこと。

いつもは生駒山系をウロウロしているのに、「なんでなの？」と疑問を持った方は、ふぁんトントのブログPart.2をご覧ください。すごく刺激に満ちた面白いプロジェクトが進行中。この経験をまた、生駒山系での活動に役立てたいと思っています。

Hiroshima Blue Lines Meetups[準備編]
http://juantonto.official.jp/hiroshima-blue-lines/

今回は、山歩きと同時に360°パノラマ写真を撮影するという目的もありました。撮影のため長い滞在場所が複数であります。4時間以上の行程となっていますが、普通に歩くだけであれば、もう少しバリエーション可能でしょう。心経山から甲路へ下らずに、青木港を目指すのも面白い。（丸亀港行の船便もあります）

また、トレイルランナーであれば、外周路(18.5km）をコンプリートするのはどうでしょう。西半分は勾配が緩やかですが、東側の外周路はアップダウンがキツイみたいですよ。8の字周回もできますね。南北の横断路は、かなり勾配がキツイみたいです。サイクリングを船に積んで、「坂バカ」に挑戦するのはどうでしょうか。船積運賃は300円程度です。

当方が島を訪れる前日までは、グーグル・マップ上にストリート・ビューは1mもありませんでした。全くの空白地帯だったのです。今はどうでしょうか。徐々に「青い線」が育っていきます。事前の下見チェックには欠かせません、是非ご活用ください！