【朝日岳】儲けは草臥れのみならず期待以上の稜線歩き《関東百》＋1＝91

2018年06月17日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 12.1km
• 登り: 1,679m
• 下り: 1,680m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:59
• 休憩: 0:00
• 合計: 9:59

5:26 白毛門登山口駐車場
5:29 東黒沢
8:30 白毛門
9:43 笠ヶ岳
10:58 朝日岳
12:21 笠ヶ岳
13:16 白毛門
15:21 東黒沢
15:25 白毛門登山口駐車場
15:25

天候

朝は (ガス) → 稜線沿いは 時々 (ガス) → 下山時は

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

稜線には結構ブユが多く数ヶ所刺されました。皆さんお気をつけください。

その他周辺情報

水は３．２ℓ（ペットボトル６本＋栄養ドリンク２本）持参
２．６ℓ消費

写真

【白毛山登山口駐車場】
一昨年の10月に来て以来
当時と比べ車も疎らです
普段は出発前に地図を見て
行程を確認するのですが
白毛門までは歩いたことが
あるので省略・・・
しかりこれが失敗のモト

【登山口→松ノ木沢の頭】
地図を助手席に置いたまま
出発してしまったのです
おまけに自宅に登山用靴下も
忘れてきたのに気付き、
やむなく薄手の靴下で
歩き始めます

【登山口→松ノ木沢の頭】
根っこや土が濡れて滑る
登りを進みます

【登山口→松ノ木沢の頭】
1時間も登ると一瞬傾斜が
緩くなるところに出ますが
周囲はガスだらけ

【登山口→松ノ木沢の頭】
一瞬眼前のガスが切れかかり
明るくなりましたが、
一瞬はただの一瞬でしか
ありませんでした

【登山口→松ノ木沢の頭】
依然として周囲はガスで
もくもく
自分も黙々と登ります

【登山口→松ノ木沢の頭】
右にトラロープが見えますが
ここは左から

【登山口→松ノ木沢の頭】
松ノ木沢の頭の手前に
ちょっとした岩場あり
上の方に鎖が見えます

【登山口→松ノ木沢の頭】
落ち着いて登れば問題なし

【松ノ木沢の頭】
岩を通過するとここに到着
これは帰りに撮った写真
行きはガスで展望が得られず
スルー

【松ノ木沢の頭→白毛門】
おっと、アカモノ君登場
実に久しぶり！

【松ノ木沢の頭→白毛門】
白毛門への最後の登りで
急に左手のガスが切れました

【松ノ木沢の頭→白毛門】
お〜！
うれしいね〜！

【松ノ木沢の頭→白毛門】
ガスの中を歩くのと
展望が得られるのとでは
大違い

【松ノ木沢の頭→白毛門】
眼下には、ここまではガスで
存在すら気付かなかった
ジジ＆ババが出現

【松ノ木沢の頭→白毛門】
前方（上方）にも青い空が
見えだしてテンションが
上がります

【松ノ木沢の頭→白毛門】
振り返ると、
歩いてきた稜線も彷彿と
してきました

【松ノ木沢の頭→白毛門】
眩しいけど、
嬉しい〜！

【松ノ木沢の頭→白毛門】
右手奥には山の影も

【松ノ木沢の頭→白毛門】
ベニサラサドウダンも
景気付けに
出てきてくれました

【松ノ木沢の頭→白毛門】
情熱の赤、って感じです

【白毛門頂上】
着きました
1年8カ月ぶりです
頂上独占で快哉！
ただしこの時点で地図を
忘れて来た事に気づき
大ショック・・・

【白毛門→笠ヶ岳】
とりあえずこの日の目的の
朝日岳までは進むことに
しました

【白毛門→笠ヶ岳】
凝視したくなる色付き

【白毛門→笠ヶ岳】
何のお花か
お分かりでしょうか

【白毛門→笠ヶ岳】
コミネカエデの花なんです
微妙に可愛い

【白毛門→笠ヶ岳】
足元に突然ミツバオウレンの
群れが登場

【白毛門→笠ヶ岳】
ああこんなお花達に
会えるなんて幸せ

【白毛門→笠ヶ岳】
ムラサキヤシオは
ベニサラサドウダンに続く
色の濃さ

【白毛門→笠ヶ岳】
イワカガミの花は
縦なりのものもあれば

【白毛門→笠ヶ岳】
横なりのものもあり
注意して見るとそれぞれ
個性があるみたい

【白毛門→笠ヶ岳】
なぜかカメラのレンズが
曇ってしまいました

【白毛門→笠ヶ岳】
笠ヶ岳が「俺を見ろ」と
言っています

【白毛門→笠ヶ岳】
サラサドウダンと
いいコンビ

【白毛門→笠ヶ岳】
シャクナゲは終わり間近
咲いていたのはこの株くらい

【白毛門→笠ヶ岳】
オオカメノキさんも終盤

【白毛門→笠ヶ岳】
白毛門と笠ヶ岳の間の鞍部
さて行きま〜す

【白毛門→笠ヶ岳】
フデリンドウさんも
お久しぶり

【白毛門→笠ヶ岳】
エクセルのセルに斜めの
罫線を・・
仕事のことは忘れよう

【白毛門→笠ヶ岳】
徘徊中のミヤマハンミョウに
出会いました
写真には撮りませんでしたが
この他には
ヒメツチハンミョウが
沢山地面を歩いていました

【白毛門→笠ヶ岳】
エゾハルゼミを発見
何とも形容しがたい声で
鳴いていました

【白毛門→笠ヶ岳】
キバナノコマノツメ
君を見かけるのも
いつ以来かな・・・

【白毛門→笠ヶ岳】
笠ヶ岳直下の登り・・・

【笠ヶ岳頂上】
着きましたぜ！

【笠ヶ岳頂上】
いや〜
気持ちいい〜！

【笠ヶ岳頂上】
大雲海の向こうに
顔を出すのは谷川岳

【笠ヶ岳頂上】
こちらはこれから進む
朝日岳方面
さて質問、
その朝日岳のピークは
いったいどれでしょう？

【笠ヶ岳→朝日岳】
傾き方を変えてあげたくなる
苗場山

【笠ヶ岳→朝日岳】
谷川岳のトマの耳（左）と
オキの耳（中央）

【笠ヶ岳→朝日岳】
そのトマの耳には
人がいるようです

【笠ヶ岳→朝日岳】
オキの耳にも何人か
だいぶ賑やかそうです

【笠ヶ岳→朝日岳】
谷川岳の右には
一ノ倉岳（左）と
茂倉岳（右）

【笠ヶ岳→朝日岳】
奥に見えるのは火打山
かなり遠くの山のはずですが
さすが2400m峰
残雪もまだ多いようです

【笠ヶ岳→朝日岳】
左にある山のシルエットは
妙高山かな

【笠ヶ岳避難小屋】
ころころと転がせないかと
余計なことが頭に浮かびます

【笠ヶ岳避難小屋】
ぴかぴか光るプレートが
貼ってありました

【笠ヶ岳→朝日岳】
ジェットコースターのような
アップダウンに飛び込みます

【笠ヶ岳→朝日岳】
いい色してるね

【笠ヶ岳→朝日岳】
モンキチョウも
高山で見かけると新鮮

【笠ヶ岳→朝日岳】
鋸の歯のようなアップダウンを
黙って進みます

【笠ヶ岳→朝日岳】
来た道を振り返る
一番右のガスの向こうが
さっきいた笠ヶ岳

【笠ヶ岳→朝日岳】
こちらは前方
真中左の奥が目指すピークの
朝日岳
ここの方が標高が高く
感じられるのですが・・・

【笠ヶ岳→朝日岳】
朝日岳の頂上に近づくと
ホソバヒナウスユキソウが
顔を出してくれました

【笠ヶ岳→朝日岳】
チングルマが箱乗り状態

【笠ヶ岳→朝日岳】
いいね〜
じっと見ていたい

【笠ヶ岳→朝日岳】
さてさて最後の登り・・・

【笠ヶ岳→朝日岳】
念願の頂上に到着
日本百名山を始めた2003年に
登った谷川岳の頂上から

【朝日岳頂上】
山また山の奥に一際大きく
赤茶色に見えたピークが
この朝日岳であったのを知ってから

【朝日岳頂上】
早くも15年経ったんですね

【朝日岳頂上】
15年前にこちらを眺めた
谷川岳のピークを
見返すことができました

【朝日岳頂上】
来た道を改めて俯瞰

【朝日岳頂上】
北側の景色
これまで歩いた道に比して
前方の歩き易そうなトレイル
に強烈に誘われました

【朝日岳頂上】
このまま周回しても
日暮れまでに土合まで
戻れそうですが・・・

【朝日岳頂上】
如何せん、地図不携帯・・・
土曜ならまだしも今日は日曜
明日は仕事・・・

【朝日岳頂上】
しかし、池塘が呼んでいます

【朝日岳頂上】
雪渓も私を誘うんです

【朝日岳頂上】
頂上では滅多に長居をしない
のですが、
ここで悩むこと約20分

【朝日岳頂上】
結局戻ることにしました

【朝日岳頂上】

【朝日岳頂上】
これもキバナノコマノツメ
なのかな？

【朝日岳頂上】
色や形に随分と個体差が
あるような・・・

【朝日岳頂上】
こちらはみんな揃って
同じ形のチングルマさん

【朝日岳頂上】
イワショウブかな
湿原でもないのに珍しい

【朝日岳→笠ヶ岳】
ナナカマドが開店準備中

【朝日岳→笠ヶ岳】
コバイケイソウも虎視眈々と
出番を待ってます

【朝日岳→笠ヶ岳】
見慣れないキクの花
ジョウシュウアズマギクかな

【朝日岳→笠ヶ岳】
遠くの岩の上で囀る
ビンズイを発見

【朝日岳→笠ヶ岳】
キリッと！

【笠ヶ岳頂上】
戻ってきましたが、
ガスに巻かれてしまい残念

【笠ヶ岳→白毛門】
最後に
この日を象徴するような

【笠ヶ岳→白毛門】
ベニサラサドウダンに挨拶

【白毛門頂上】
この後直下の岩場の下りで
団体さんの渋滞に遭遇

【白毛門→東黒沢】
膝の調子がイマイチにて
ゆっくりと下りました
ブナの白い幹が目立ちます

【東黒沢】
戻ってきました

【東黒沢】
結局、この後
車まで歩いて着替えてから
ここに戻ってきて
水を浴びました

【白毛門登山口駐車場】
ああ、無事到着
距離の割にお腹一杯歩いた
感じです

感想

yamahiro

●昨年7月に体力不足と猛暑による熱中症で挫折した
　北海道の某日本百名山に近日再びチャレンジするに際し、
　標高差1000m以上の急こう配、
　南向きで背中に朝日を浴びて登る斜面で
　歩きにくい（足慣らしによさそうな）
　コースを物色したところ、
　浮上したのが一昨年の秋に歩いた、土合から白毛門の稜線。

●その先には未踏の関東百名山でもある朝日岳が鎮座し、
　また間に群馬百名山の笠ヶ岳も位置することもあって
　白毛門登頂後もアップダウンがあり、
　脚に適度な負担をかけながら稜線歩きができそう。
　願ったり叶ったり、ということで
　早速前夜から谷川方面に出かけました。

●この日は比較的気温が低く歩き易かったのですが、
　稜線を歩くうちに青空も出てきてかなり暑くなり、
　朝日岳頂上に向かいながら、
　来た道を戻るのが億劫になりました。
　ただ、地図を車の中に忘れてしまったのに途中で気付き、
　歩きやすそうな前方のトレイルに惹かれながらも
　結局ピストンで戻りました。
（おまけに、家から登山用靴下を持参するのを忘れていたのを
　登山口駐車場で気付いて唖然、
　止むなく白い薄手のソックスを履きましたが、
　こちらの方は特段の違和感なく歩きとおすことができました。
　地図や靴下を忘れるなど初めてのことですが、
　注意力散漫は事故の元となるので、気を引き締めてかからねば・・・）

●最後に膝に少々違和感を感じつつも何とか下りてきましたが、
　北海道の某百名山の某コースは前後に約18�劼領啼司發�が加わる為、
　本当に歩き通せるのか改めて自身がなくなりました。
　まずいっ、次の週末はどんなトレーニングを行うおうか・・・

●なお、久しぶりに関東百名山（朝日岳）の頂を踏めたので
　（去年の5/20に太郎山に登って以来）
　残りはあと9座（神奈川2、埼玉2、東京1、群馬4）まで来ました。