那須周回〜霧の朝日岳、花の隠居倉、快晴の茶臼岳〜
- GPS
- 09:26
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 1,097m
- 下り
- 771m
コースタイム
- 山行
- 6:45
- 休憩
- 2:39
- 合計
- 9:24
天候 | 朝日岳から隠居倉まではガスの中(^_^;) 三斗小屋温泉からの登り返しの最中に回復したようです。 しかし、ロープウェイ山頂駅で乗車待ちの最中に再びガスの中へ。 那須はムズカシイ |
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過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
那須ロープウェイの利用料金は1800円。片道950円になります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【登山口〜朝日岳】 峠の茶屋から先は落石、滑落に注意して下さい。鎖場は山慣れしている方なら問題ありませんが、初心者(自分も含めて)は少し恐いかも。自分は念の為ヘルメット着用。他は誰も着けてませんがね^^; 【朝日岳〜隠居倉】 熊見曽根頭端までは危険な箇所は無し。 隠居倉までのルートに崩落個所があります。滑落に注意して下さい。 【隠居倉〜三斗小屋温泉】 隠居倉からは急坂になります。膝に不安がある自分はここからダブルストック。 【三斗小屋温泉〜峠の茶屋跡】 那須岳避難小屋までは樹林帯を進みます。避難小屋から先はザレ場になります。一ヶ所、嫌らしいトラバースがあります。滑落、落石にご注意下さい。 【峠の茶屋跡〜茶臼岳】 ガレ場が続きます。滑落の危険は少ないものの、落石は十分あり得るのでご注意ください。私はヘルメット着用しました。 【茶臼岳〜ロープウェイ山頂駅】 ザレ場が続きます。滑りやすいので注意してください。それと観光客の方々が多いので落石にも注意してください。落とすのは勿論、落とされることも想定されます。 |
その他周辺情報 | 弁天温泉『弁天温泉旅館』を利用しました。入浴料1000円です。古びた旅館でしたが良いお湯でした。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
ゲイター
日よけ帽子
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
タオル
ストック
カメラ
ヘルメット
携帯トイレ
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備考 | アイシングスプレー |
感想
チョイッと古いレコです。ご容赦ください。
世の中は三連休。しかし残念ながら自分には無縁だったので、いつものように天気予報とにらめっこ。晴れそうなので久々に那須を歩こうとルートを考える。三本槍岳までの縦走は2年前の秋に実施済みなので、今回は未踏の山を登ってみることに。
ヒメシャジンが咲き始めたとの情報もあったので、隠居倉へ登り、その後三斗小屋温泉へと一旦降ってから登り返して茶臼岳へ向かうルートを選択。
那須ならば自宅から2時間半ほどなので前日入りしなくても良いのがいい。
ところが早朝に那須に到着してみると、微妙な空模様。2年前も雨に降られた思い出がある。予報では後々晴れそうな感じだ。取り敢えず朝日岳まで行ってみて、それから考えてみることにする。
稜線に向かう道すがら、朝日岳を眺めると残念ながら霧が巻いていた。行き会った登山者の中には諦めて戻る方もおられたようだ。
2年前に訪れた時に感じたのはこの山域、特に茶臼岳、朝日岳周辺は落石の危険が常につきまとう。そのため念には念を入れヘルメットを使用してみた。フィット感も良く視野も広いため違和感なく使用できたのが収穫だった。
さて、肝心の山行だが朝日岳へ向かう途中に霧に巻かれ始めた。濡れた鎖場は嫌だったが仕方がない。2年前に歩いた時は高度感と滑りやすそうなロケーションにかなりビビった記憶がある。しかし、今回歩いてみると意外なほどすんなり通過できた。高度感にもそれほど恐怖は感じない。少なくとも2年前よりは成長しているようだ。
この辺りから可憐な花々が登山道に彩りを添えた。ヒメシャジンだ。露に濡れた紫の花がとても美しかったのを覚えている。
目的の花を見ることはできたが、とりあえず旭岳のピークは踏んでおくことにしよう。やはり、残念ながら何も見えなかったが^^;
朝日岳からロープウェイ山頂駅まで戻る事も考えたが、せっかくなので隠居倉までは行ってみる事にした。そこで天候が良くならなければ引き返す事も考えなければならない。
隠居倉は予想以上に素晴らしかった。花が豊富なのだ。ヒメシャジンは勿論のこと、テガタチドリ、ニョホウチドリ、タマガワホトトギスなど初めて出会えた花も多数あった。
しばらく隠居倉で休憩していると徐々に日がさしてきた。今まで霧に隠れていた那須三山もついに姿を表してくれた!
これで今回の山行を周回にする踏ん切りがついた。
三斗小屋温泉に着く頃にはすっかり天候も回復していた。しかし、三斗小屋温泉には風情いがある。いつか泊まってみたいものだ。
三斗小屋温泉に後ろ髪を引かれながら、先を急ぐ。天候が良いうちに稜線に出たい。が、シャリバテ気味でペースが上がらず。しかし休憩するスペースがなかな見つからない。何とか行動食でしのぎ稜線までたどり着いた。朝とは違い青空が広がっている。朝日岳が美しい全容をようやく見せてくれた。
峠の茶屋跡で昼食を摂ってからは復活!特に苦労する事もなく茶臼岳へ登頂!小休止を挟んで下山を開始した。ここからは観光客が増えてくるので石を落とさないように注意して進む。上から見たロープウェイ山頂駅は意外にも近く驚いた。以前登ったときは必死に登った記憶があったのだけれど。
夏の那須は初めてだったが、快晴の朝日岳にはまたもや立てず…。リベンジ持ち越しです。
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