千畳敷カール〜木曽駒ケ岳

2018年08月05日(日) [日帰り]

• GPS: 04:07
• 距離: 4.5km
• 登り: 464m
• 下り: 497m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:08
• 休憩: 0:57
• 合計: 4:05

距離 4.5km 登り 464m 下り 497m

6:44 千畳敷駅
7:24 7:25 乗越浄土
7:31 7:36 宝剣山荘
7:38 7:40 天狗荘
7:49 7:52 中岳
8:03 8:04 (木曽駒ヶ岳) 頂上山荘
8:27 9:00 木曽駒ヶ岳
9:04 9:07 頂上木曽小屋
9:17 9:18 (木曽駒ヶ岳) 頂上山荘
9:30 天狗荘
9:48 9:53 宝剣岳
10:18 10:19 三ノ沢分岐
10:29 10:31 極楽平
10:49 ゴール地点

快晴の土日ということでたくさんの人で賑わっていましたが、宝剣岳手前以外は特に渋滞というほどでもなく、快適に歩けました。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

菅の台バスセンターに駐車(24時間営業、600円）
→ バス：しらび平駅 → ロープウェイ：千畳敷駅
（バス＋ロープウェイで往復3900円）

コース状況／危険箇所等

【トイレ・補給】
・ロープウェイ駅及び道中の山小屋で可能。
【危険個所】
・宝剣岳〜三ノ沢分岐は急なアップダウンのクサリ場の連続。通行時は要注意。
・宝剣山荘〜宝剣岳はすぐ近くだがクサリ場で渋滞しやすい。

その他周辺情報

【温泉】
・こまくさの湯
　　菅の台バスセンターのすぐ近く。（バス停「菅の台」目の前）
　　大人610円。露天風呂からは目の前にアルプスの山々を望める。
【商店・飲食店】
・バス停周辺に飲食店（ソースカツ丼）が数件あり。コンビニなどはなし。

写真

8/5 4:58

菅の台バスセンター。5時前で既に駐車場は8割方埋まっておりバス停にも列ができていました。（始発5:15）

8/5 6:15

バス待ち40分＆バス30分で麓側のロープウェイ駅：しらび平に到着。

8/5 6:17

空も鮮やかに晴れてきてテンションが上がる。

8/5 6:27

ロープウェイからは真下に流れる滝が見れます。

8/5 6:29

支柱の標高：2234m。ロープウェイは1000m弱の標高を一気に稼いでくれます。快適。

8/5 6:33

千畳敷駅に到着。日本で一番標高の高い駅とのこと。手すりで隠れてしまっていますが、下に温度計があって20℃くらいでした。

8/5 6:34

ロープウェイ駅内。

8/5 6:34

駅目の前の展望台より。来た側を望めば雲海の向こうに浮かぶ南アルプス。

8/5 6:36

そして、正面には千畳敷カール。青い空、緑、岩肌、、、最高ですね。これがアルプスか。

8/5 6:44

早く歩きたくてウズウズしますが、、、出発前に駒ヶ岳神社に安全祈願。なにせ久しぶりの山行ですので。

8/5 6:52

いざ、歩行開始！

8/5 6:53

千畳敷カールは高山植物の宝庫で丁度ピークの時期だったようです。シナノオトギリ？

8/5 6:53

コバイケイソウ

8/5 6:54

ここから本格的な山道、八丁坂。逆にカールだけならお散歩感覚で40分ほどで回れます。

8/5 6:54

クルマユリ

8/5 6:55

サクライウズ？

8/5 7:00

振り返って1枚。

8/5 7:05

そして上を向けばこの行列。高山植物に負けずにカラフルですね。

8/5 7:20

ある程度登った所でもう1度振り返る。帰ってから気づいたんですがロープウェイ切符の写真がこのアングルでした。

8/5 7:23

乗越浄土に到着。八丁坂が難所でしたのでたくさんの人がくつろいでいました。

8/5 7:23

左の青い屋根の建物が宝剣山荘、右が天狗荘です。

8/5 7:27

宝剣山荘。おトイレ借りました（200円）。

8/5 7:30

中も見学。かなり広いです。あとは天体望遠鏡が気になりました。ここで星空を見てみたいですね。

8/5 7:33

山荘の目の前に宝剣岳。荷物をデポしてピストンしている人も多くいましたが、帰りに寄ることにして先に進みます。

8/5 7:34

なんとなく惹かれた碑。何が書いてあるかはちゃんと読んでませんが。

8/5 7:40

中岳の麓。巻き道もありますが、当然最初はセオリー通り目の前の丘を越えます。

8/5 7:44

イワツメクサとミヤマアキノキリンソウ

8/5 7:47

中岳山頂に到着。

8/5 7:48

丘の向こう、木曽駒ケ岳山頂との間の窪地に山小屋とキャンプ場があります。

8/5 7:58

降りてきました。

8/5 7:59

頂上山荘。クレープは売り切れでした。涙。

8/5 8:06

甘いものの悲しみは甘いもので癒す。一休み。

8/5 8:10

さて、最後の登りです。木曽駒ケ岳山頂へ。

8/5 8:17

振り返ると稜線が延々と伸びる山々が見渡せて最高なんです。

8/5 8:23

山頂に行く途中、左手にまた山小屋が見えました。

8/5 8:24

人の賑わい、石垣、神社風の屋根、、、

8/5 8:24

無事、山頂に到着です。

8/5 8:25

これがアルプスの高度感か・・・！

8/5 8:31

360度の大展望で最高の眺めでした。

8/5 8:45

せっかくなので山頂で軽く腹ごしらえ。下山したらソースカツ丼を食べようと出発前から決めていたのにこのチョイス。

8/5 9:00

標高標識はこれしか見当たりませんでした。味がある。2956m。

8/5 9:03

下山開始。同じ道を歩くのは好きじゃないので先ほど見えた山小屋の方へ。

8/5 9:06

頂上木曽小屋。こちらも結構広い感じでした。

8/5 9:07

コマクサ

8/5 9:10

頂上山荘前の道はトラバース気味に進む細い道。見える景色もここまでの穏やかな稜線と変わり、厳しい岩肌が主張してきてギャップが楽しいです。

8/5 9:12

イワツメクサ（2回目）

8/5 9:12

ヒメウスユキソウ

8/5 9:21

エッジの効いた岩

8/5 9:23

ウサギギク

8/5 9:37

宝剣岳の目の前まで戻ってきました。せっかくなので極楽平方面に抜けて駅に戻ろうと思います。上の方に人が立っているところが山頂です。

8/5 9:50

クサリ場渋滞ポイント。

8/5 9:52

さっき人が立っていたのはたぶんこの岩ですね。立ちたかったけど混雑が気になったので写真のみで終了。

8/5 9:51

千畳敷カールも見下ろせます。

8/5 9:55

そしてここからが本コース最大の危険個所。ほぼ崖みたいな道を昇り降りします。目印以外の場所を進むと超危険なので注意。

8/5 10:01

とは言え、正しいルートならボルダリング感覚で楽しく進めます。レッツ三点支持。

8/5 10:04

チシマギキョウ

8/5 10:17

難所を超えて三ノ沢分岐に到着。

8/5 10:18

ー天候は我らに機会を与えずー
遭難碑らしいです。

8/5 10:18

正面は三ノ沢岳。ここからはどこ行くにも稜線歩きで楽しそうですよね。

8/5 10:19

極楽平方面の道もいつまでも歩いていたくなるような稜線でした。正面は檜尾岳・空木岳へ繋がっているようです。

8/5 10:26

ロープウェイ駅への分岐で天国のような稜線とはお別れ。

8/5 10:28

駅を目指してテクテクと下ります。

8/5 10:35

これもシナノオトギリ？

8/5 10:47

コバイケイソウ？ちょっと違うような。。。

8/5 10:47

調べても分かりませんでした。高山植物じゃないのかな？

8/5 10:50

無事に帰還。既に見えるロープウェイの列。

8/5 10:53

夏山を締めくくるのはやはりコーラ。久しぶりの休日をありがとう、千畳敷カール。

8/5 13:25

帰りはバスセンターすぐそばのこまくさの湯へ。露天風呂とソースカツ丼を堪能させて頂きました。

撮影機器：

DSC-RX100 SONY

SOV33 Sony

感想

desmune

土日に仕事だったり台風だったりで全然山に登れていませんでしたが、久しぶりに天気と都合が合ったので行ってきました。

千畳敷カールは前から名前だけは知っていて来たかった場所なのですが、快晴ということもあり最高の絶景を楽しめたと思います。あと山側しか知らなかったのですが雲海スポットとしてもいい感じなんですね。

ちなみに写真で草花の名前をつらつらと書いておりますが、全部帰ってからネットで調べながら書いています。覚えられるようになったら楽しいと思うので。
それでちょっと残念だったのはクロユリが見つけられなかったこと。ブラックサレナを見てみたかった。時期が違ったのかな？

次は冬に雪山装備＆泊まりで訪れたいと思います。そして満点の星空を拝みたい！