烏帽子岳〜野口五郎岳〜水晶岳〜鷲羽岳〜三俣蓮華岳〜双六岳【花以外編】

2018年08月04日(土) ~ 2018年08月07日(火)

• GPS: 34:05
• 距離: 44.6km
• 登り: 3,331m
• 下り: 3,485m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:41
• 休憩: 3:08
• 合計: 9:49

距離 8.0km 登り 1,458m 下り 210m

6:01 高瀬ダム濁沢登山口
11:50 13:22 烏帽子小屋
13:40 13:58 前烏帽子岳
14:04 14:10 烏帽子岳山頂分岐
14:18 15:20 烏帽子岳
15:20 15:30 烏帽子岳山頂分岐
15:40 前烏帽子岳
15:50 烏帽子小屋

2日目

• 山行: 7:08
• 休憩: 0:55
• 合計: 8:03

距離 10.0km 登り 841m 下り 448m

6:36 烏帽子ひょうたん池
10:19 11:00 野口五郎小屋
11:15 11:29 野口五郎岳
11:57 真砂岳
12:02 真砂岳分岐
13:30 東沢乗越
14:39 水晶小屋

3日目

• 山行: 7:35
• 休憩: 2:10
• 合計: 9:45

距離 12.5km 登り 857m 下り 1,206m

5:46 水晶小屋
6:20 6:26 水晶岳
7:19 7:38 水晶小屋
8:20 8:22 ワリモ北分岐
8:42 8:47 ワリモ岳
9:28 9:44 鷲羽岳
10:58 11:46 三俣山荘
12:34 12:38 三俣峠
12:57 13:05 三俣蓮華岳
13:28 丸山
13:54 14:04 中道分岐
14:26 14:32 双六岳
15:13 双六岳中道分岐
15:15 15:21 双六岳巻道分岐
15:31 双六小屋

4日目

• 山行: 5:11
• 休憩: 1:36
• 合計: 6:47

距離 14.2km 登り 186m 下り 1,643m

5:30 双六小屋
5:34 5:35 双六池
6:12 6:16 くろゆりベンチ
6:29 花見平
6:44 6:52 弓折乗越
7:25 7:41 鏡平山荘
7:42 7:44 鏡池
8:15 8:22 シシウドヶ原
8:42 イタドリが原
8:57 9:12 チボ岩
9:25 9:26 秩父沢出合
10:16 小池新道入口
10:35 11:12 わさび平小屋
11:23 笠新道登山口
11:34 中崎橋
11:48 11:49 お助け風穴
12:02 12:06 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
12:17 中崎山荘 奥飛騨の湯

天候

最初の二日間は完全に快晴。三日目は立山方面は晴、槍、穂高方面に雲がかかり、双六岳に着くころにはガスに覆われてしまう。四日目も曇りがち。一日遅かったら台風の影響で雨だった。

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー

写真

タクシーは5台ぐらいは5：30に次々来た。あとは戻ってくるのを待つ。4人で一人500円。登山届を出していないと、出すまで待ってくれる。

高瀬ダム。

不動沢吊橋

キャンプ場にトイレ1台あり。写真右手に戻ったところ。

北アルプス裏銀座登山口　12から始まり0が烏帽子小屋

上のパイプの手すりのある通路がを通っていく

8から7がとても短かったので、登りがきつくなる分間が短くなるのかと思ってルンルンしていたら、7と6の間がたぶん一番長かった。やっと着きました、中休み。

北西に南沢岳2625m

その右に南沢乗越と不動岳

反対側を振り向くと唐沢岳2632m

三角点2208m

タヌキ岩。どこが？

前烏帽子岳が木の隙間に。

0の烏帽子小屋到着。

前烏帽子岳2605m山頂と烏帽子岳2628mのコラボ

烏帽子岳2628mと南沢岳2625m　

中央手前が高瀬ダム、奥が七倉ダム

烏帽子岳直下。

頂上の二股岩に登らないとこの写真は撮れません

四十九池　天上の楽園らしい

南沢乗越の後ろに針の木岳2820m

立山と剱岳

アップで

烏帽子小屋からの夕陽

満天の星空。天の川左下の明るい星は大接近中の火星。

朝日。N氏の力作。（他に誰も起きて小屋の裏まで行かなかった）

烏帽子小屋に映る赤牛岳。

ヒョウタン池の後ろには右端に大天井岳から左に燕岳の稜線

中央に小さくなった烏帽子岳。その後ろに立山、剣岳

アップで。烏帽子岳、登って良かったね〜とつくづく思う

槍ヶ岳3180mと手前に北鎌尾根。左奥は前穂高岳3090m。

中央少し右に烏帽子小屋の青い屋根。中央に不動岳、その後ろが針の木岳、その右が蓮華岳2799m

槍ヶ岳周辺が良く見える

稜線コースから右から赤牛岳〜水晶岳〜ワリモ岳〜鷲羽岳

赤牛岳アップ

ここで合流

なんと！！雷鳥の砂浴び。暑い毎日ですから。

スクッと立つとこの通り、カッコ良い雷鳥

なんと！！！子どもが4羽もいました。親1子4見つけられますか？

ここからも赤牛岳からの水晶岳の美しい稜線が見える

北から向かうと直前にならないと見えない野口五郎小屋。水500ml100円を補給。トイレ、昼食休憩。アイスクリームが美味しそうだったけれどこの先まだあるので、我慢。

野口五郎岳山頂。槍ヶ岳がバックに映る。

今日はこの尾根を右端に見える水晶岳へ。
明日行く鷲羽岳が中央にそのずっと奥に笠ヶ岳の三角が見える。
中央左には槍ヶ岳。すばらしい景色。

左から赤牛岳〜水晶岳〜ワリモ岳〜鷲羽岳。中央の右下に干上がった五郎池が見える。

振り返って野口五郎岳

N氏のすばらしい作品。火星と天の川と槍のシルエット

いわずもがな、…。

中央奥に富士山、その右に南アルプス

水晶岳2986m登頂！鷲羽岳への稜線。

少し右にずらして、鷲羽岳への稜線。奥に小さく笠ヶ岳2898m

日本最後の秘境、雲ノ平が見える。

雲ノ平山荘アップで

水晶小屋へのヘリコプターの荷揚げ。ペットボトルの水や菓子パンが売り切れだったので、一安心。スタッフの女性が「クリームパンが食べれる！」と喜んでいた。

水晶小屋から鷲羽岳方面への稜線

8/12 16:02

ワリモ岳へ

ワリモ岳山頂？

次は鷲羽岳。

鷲羽池。少なめだけれど水はあった。

三俣山荘と鷲羽岳。こうやくんに、ホットコーヒーありますか、と聞いたら、2階のレストランで注文してください、と受け答えがしっかりしていて、頼もしいです。動物が隠れているTシャツを買ってくればよかったと、情熱大陸を見て思いました。

8/12 16:04

すてきな三俣山荘があっという間に小さくなりました

三俣蓮華岳2841m。最後の登りが疲れもありきつかったけれど、巻道を行かないで良かった。

次回は黒部五郎岳からここへくるかな？

イワヒバリ。曇り空の下で鳴き声に和ませてもらった

双六をカットすることもできたけれど、ここまで来たら行きます

雨は降っていないけれど、ガスってしまいました。

8/12 16:06

晴れていればこの先に槍が大きく見えるはずでした。

双六小屋。さすがいろいろな方面へ繋がるハブ小屋。規模も施設もしっかり整っている。夜、花の勉強会をしながら美味しいコーヒーをいただきました。

オコジョ。富山大の診療所の横で。N氏撮影。さすがです。

火星と天の川。すべての山小屋で満天の星空を楽しむことができました。

双六池。晴れれば笠ヶ岳、抜戸岳などが映るそうです。

雪田

三羽ホシガラス。

鏡平到着。確かに鏡池です。

鏡平山荘。

8/12 16:11

わさび平小屋。新しい建物だった。

冷たいきゅうり、トマト、おいしいです。

はい、橋が傾いているので、気をつけて渡りまーす。

自然のクーラー。

奥飛騨の湯　中崎山荘。　ありがとう、温泉＆ビール。

感想

magno64

裏銀座というと玄人、という感じがして自分が行くとは思っていませんでした。でも毎年夏山を一つか二つ登ってきたら、今年は年頭からどうしても水晶岳に行きたいとずっと思い続けていました。メンバーとお天気に恵まれ、すばらしい山行となりました。感謝、感謝です。想い出の詰まった山々に囲まれ、そこへ繋がる山並みを見続けながら歩ける幸せ。行っている間に放映された情熱大陸の録画を帰宅後見て、三俣小屋の伊藤圭さんやご家族、スタッフさんの熱い思い、たゆまぬ努力、登山者を守るという使命感などが伝わってきて、改めて山小屋の皆さんのお陰で山に行けるのだと感謝の気持ちでいっぱいになりました。植物編も後日アップします。

iwamayu

ずっと良いお天気に恵まれ、とても思い出に残る山行となりました。なかなか行けなかった烏帽子岳と野口五郎岳にも行くことができました。裏銀座は北アルプスの真ん中を突っ切って歩くコース、どちらを向いても絶景で感動の連続でした。雷鳥の砂浴びが見られたり、満天の星空も毎日見られていいことづくめの4日間でした。