雲ノ平散策（薬師・水晶・高天原・鷲羽）

2003年07月20日(日) ~ 2003年07月25日(金)

• GPS: 152:00
• 距離: 61.2km
• 登り: 4,942m
• 下り: 5,211m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:00
• 休憩: 0:45
• 合計: 6:45

8:30 折立
10:40 10:45 五光岩ベンチ
12:20 13:00 太郎平小屋
13:20 0:00 薬師峠
14:15 0:00 薬師平
15:15 薬師岳山荘

2日目

• 山行: 7:50
• 休憩: 3:40
• 合計: 11:30

5:00 薬師岳山荘
5:45 6:00 薬師岳
6:40 6:50 薬師岳山荘
8:00 10:20 太郎平小屋
11:45 12:10 薬師沢小屋
14:00 14:30 アラスカ庭園
16:00 0:00 雲ノ平山荘
16:30 雲ノ平テント場

3日目

• 山行: 6:00
• 休憩: 0:50
• 合計: 6:50

7:20 雲ノ平テント場
8:30 0:00 祖父岳
8:50 0:00 岩苔乗越
10:15 10:35 水晶岳
11:50 12:20 水晶池分岐
14:10 0:00 高天原山荘
5:25 高天原山荘
6:00 0:00 高天原峠
7:25 7:50 雲ノ平山荘
9:00 0:00 祖父岳
9:30 0:00 岩苔乗越
9:50 0:00 ワリモ岳
10:30 0:00 鷲羽岳
11:20 三俣山荘
6:50 三俣山荘
7:40 0:00 三俣蓮華岳
10:30 0:00 双六岳
11:30 双六小屋
5:50 双六小屋
7:40 8:00 鏡平山荘
9:00 0:00 秩父沢出合
10:00 0:00 わさび平小屋
11:15 ゴール地点

アクセス

利用交通機関：

バス

池袋発の夜行バスで富山駅まで。電車とバスを乗り継いで、折立着8：10。

写真

7/22 7:46

ここまでの画像データは消失。
【第3日目】
雲ノ平キャンプ場から。まず祖父岳へ。

7/22 8:26

祖父岳より、残雪の残る三俣蓮華岳。肩にすっくと笠ヶ岳が。

7/22 8:27

黒部五郎岳は祖父岳からのこの角度からが一番。堂々たる山体。

7/22 8:27

槍・穂高

7/22 8:29

水晶岳。別名黒岳というのもうなづける。

7/22 8:30

前日登ってきた薬師岳のたおやかな山稜。

7/22 8:59

岩苔乗越から、水晶岳への稜線

7/22 9:08

クモマスミレ

7/22 9:24

ミヤマリンドウ

7/22 9:32

イワベンケイ

7/22 9:35

雲ノ平全景

7/22 9:37

岩苔乗越側から、水晶岳へ続く稜線

7/22 11:07

頑張る水晶小屋と、水晶岳

7/22 9:40

水晶小屋（当時）。
この管理人夫妻に、14年後三俣山荘で会うことに。

7/22 9:38

裏銀座方面

7/22 9:39

野口五郎岳

7/22 9:46

残雪と水晶岳

7/22 9:47

キバナシャクナゲ

7/22 9:53

水晶岳頂稜部

7/22 10:03

タカネシオガマ

7/22 10:26

水晶岳頂上直下の岩稜帯を振り返る

7/22 10:25

水晶岳山頂より、鷲羽岳方面

7/22 10:25

水晶岳より、赤牛岳方面

7/22 11:15

岩苔乗越から高天原へ下る沢沿いの道は明るく、お花畑。
ミヤマキンバイ

7/22 12:11

クルマユリ

7/22 12:56

穏やかな水晶池

7/22 13:53

高天原はニッコウキスゲの大群落の中

7/22 14:02

高天原の楽園。外界と隔絶された別天地。

7/22 14:04

高天原山荘（当時）。こじんまりと、昔ながらの、趣のある小屋。

7/22 15:19

温泉だ！風呂だ！（入山マル3日目）

7/22 15:25

いい湯だ〜

7/23 10:25

【第4日】
雨の降りしきる中、高天原から雲ノ平へ登り返す。独り、鷲羽岳山頂にて。父親譲りのキスリングとともに。
雨に心も萎えて、黒部五郎は断念。この日は三俣山荘までとして、幕営。

7/24 7:47

【第5日】
三俣蓮華岳から双六岳への稜線は、百花繚乱。
タカネヤハズハハコ

7/24 7:53

イワカガミ

7/24 8:04

ヨツバシオガマ

7/24 8:37

コバイケイソウ

7/24 9:08

クロユリ

7/24 9:35

ハクサンイチゲ

7/24 9:38

アオノツガザクラ

7/24 10:23

雷鳥出てきた！

7/24 11:42

双六山荘までたどり着く。ここまで来ると、もう終わりなんだなあと、寂しさも。

7/25 6:30

【第6日】
双六岳からの稜線も、お花畑の中。
？

7/25 6:39

ハクサンシャクナゲ

7/25 6:48

ハクサンチドリ

7/25 7:05

シナノキンバイ

7/25 7:44

鏡池。辛うじて穂高が望める。

7/25 8:05

キヌガサソウ

7/25 8:50

7/25 11:06

ハクサンシャジン？

撮影機器：

C750UZ OLYMPUS OPTICAL CO.,LTD

感想

げん

父親譲りのキスリングを担いで、北アルプス最奥部にどっぷり浸かった6日間。
2日目に財布を落としたことに気づき、太郎平小屋で意気消沈。小屋のご主人が、泊まってもいないのにお金を貸してくれたしていたのも、いい思い出（薬師岳からの下山中、雨の薬師平で拾われ、後日届く。）。
このときは、第4日目で三俣から黒部五郎小屋まで足を伸ばし、黒部五郎も登る予定だったが、疲労と雨とで断念。この山が、なかなか登れなかった（14年後）。
高天原は別天地。温泉で汗を流したあと、涼しい小屋の2階で寝転んで、湿原を眺めながらぼんやり過ごした午後。限りなくゆったりとした時間が流れていた。
踏破60キロ。深田百名山3座。いっぱいの花々に囲まれて。
これだけの長い期間、山に浸れることは、もうないだろう。
思い出深い、贅沢な山行。
（記録作成：2018年8月）