甲斐駒ケ岳
- GPS
- 07:14
- 距離
- 9.6km
- 登り
- 1,124m
- 下り
- 937m
コースタイム
- 山行
- 7:00
- 休憩
- 1:23
- 合計
- 8:23
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
戸台口・仙流荘5時着。 ☆仙流荘前→北沢峠 南アルプス林道バス 着いたら、チケットを買う方にすぐ並びたい。 チケットもバスも長蛇の列です。数人いるなら荷物列とチケット列に分かれた方が良いです。 乗車券+荷物代で1340円(往復2680円)。 ピストン輸送で臨時便を多数出してくださるのでありがたい。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ところどころ足場注意。岩が多いです。 |
その他周辺情報 | 長衛小屋 に宿泊。一泊2食8000円 ・一人一畳は確保出来る感じ。清潔でした。 ・朝食は弁当でご飯かパンが選べます。 ・シャワー500円あり。ただし、チェックインの時に予約。 ・更衣室あり(無料) ・チェックアウトした後の荷物預かりは300円 ※前日に言っておく。 ちなみに北沢峠のこもれ日山荘は500円。 |
予約できる山小屋 |
北沢峠 こもれび山荘
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
筆記用具
ファーストエイドキット
日焼け止め
携帯
ストック
風呂セット 非常食
|
---|---|
備考 | 時計を忘れたのと、長袖の下に一枚肌着着ればよかった。下山時に風が冷たくて汗で体が冷えた。 |
感想
初の南アルプスで初の単独一泊山行、ついでに毎日あるぺん号も初めて。
5時に仙流荘前に着きましたが、すでに長蛇の列でした。早く並びたいから気は焦るけど、バスから荷物が出てこない(笑)
林道は、南アルプス林道バスか伊那市の市の車くらいしか入れないらしく、臨時で早く出てくれたほか、バスが次から次にピストンで運んでくれました。45分くらいで北沢峠に到着。感謝。
気温は低めでちょっと寒いくらいです。
お世話になる長衛小屋にチェックインして、荷物を預けて出発。気づいたら、あんなにバスで着いた人たちはもう出発したのか、幕営中なのか登山口には人はいませんでした。
【登山口〜仙水峠】
最初は沢沿いに林道の中を歩きます。そういえば宿に予約の電話して、「お水はもらえますか?」と聞いたら「ここは、どこも南アルプス天然水です」と言われたけど、本当に豊富で冷たい沢の水でした。
岩がたくさんあるところに出ると、急に真っ青な空が開けて後ろには仙丈ヶ岳がどど〜んと聳えていました。晴れているからいいけど、これ、ガスっていたら道がわからんな〜というくらいの広い岩の道でした。
【仙水峠〜駒津峰】
ここから急登で500mくらいを一気に上がります。結構風が冷たかったので、あまり長居はせず軽く食べてから出発。最初は林の中ですが途中で森林限界を過ぎて周りの高い山が沢山見えてきます。息も切れてきてゆっくり少しずつしか登れない。周りが岩になり駒津峰に出ると絶景! 富士山もくっきりしていました。そして目の前には甲斐駒ケ岳がど〜ん!と凄い迫力。直登の人はここで荷物をデポした人も多いみたいです。
【駒津峰〜駒ヶ岳頂上〜駒津峰】
登山道が狭く岩場にもなるのと同時に混み始めます。六方石を過ぎたところでまた少し開けた場所になりますが、ここで道は「直登」と「マキ」と赤ペンキで二手に分かれます。私、岩場が苦手なので、直登は避けて巻き道を行きましたが、別に楽な道ではありませんでした。足を砂に取られ中々進めず…登りがきつかった…。
下山出来る余力あるのか?という不安が頭をかすめたけれど、まあ時間もあるし、この前の丹沢で山友あこねーと「休めばなんとかなる!」と言ったのを思い出して、なんとか登頂。
登った感動よりも魂半分抜けかけて、岩陰へ。パンをかじりながら眼前に聳える北岳を眺め、そしてカラフルな色彩で下から登ってくる人たちを見ながら、ようやくじわじわと登れたんだ〜と実感しました。誰かが「今年一番頑張った」というのが聞こえましたが、私も本当に今年前半の中では一番頑張ったと思いました(笑)
さ、下ろうと思った瞬間、「おお〜っ」という歓声が上がり、何かと思ったらパラシュートで下りて行く人が! そんな下山の仕方もあるんですね。いいな。
登りのしんどさは何だったんだ…というくらい下りの白い砂地は楽しんで下りました。途中で滋賀からいらしたという山岳会の方とお話しさせてもらい、年上のその方々の元気を見て「私もがんばろ〜」って思いました。
【駒津峰〜北沢峠】
ハイマツの景色のよい道をしばらく歌うような気分で抜けて林道へ。ただ、朝かなり寒かったので、荷物を軽くしたくて水とお湯で1.5Lしか持っていかなかったのが、大きな誤り。登りで結構な汗をかいた上に日が暑かったので、普段は2.5Lくらい持ち歩いていても、あまり消費することがあまりなかったので油断しました。この時は消費が激しく双児山の辺りで水が残り少なくなって焦った。しかも体が冷えてきて、くしゃみ連発。鼻が止まらなくて辛かった。
残念だったのは、そのあと体がどんどん冷えてしまい、楽しみにしてたのに、下山後のビールは諦めたこと。
長衛小屋では、奈良からいらしたご夫婦のお話聞いたり、京都からいらした方々と話すことができて楽しかったです。滋賀県然り、関西方面、多いですねえ。
日帰りではなく、長衛小屋で一泊して、次の日は仙丈ヶ岳に登りました。
コメント
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ありがとうございます! 思わず感想も長くなってしまいました。
次は急登コース行ってみたいな〜と思いました。
甲斐駒ケ岳登頂おめでとうございます🎶
こちらは甲斐駒ケ岳の計画が2度も台風で流れてしまったので、すごく裏山です(笑
急登ルートは眺めもそれほど良くないらしいので、chiuのコースの方がずっと面白いらしいです。その意味でもほんと、羨ましいな。
chiuは山に招いてもらえたんだね。きっと。
裏山!(笑)山の隠語みたいね。
甲斐駒ケ岳で会った方と、「黒戸はしんどいって聞いたけど、こっちからも十分大変だねー」と、話しました。いや、ホント、黒戸から目指すねーさんたち、尊敬ですよ!
きっと行くときは最高の天気が用意されてると思うよ。
甲斐駒ケ岳、また行きたいなぁって思います。
でも、白砂を歩いてるときは、あこねーのことと、犬越路を思い出して頑張れましたよ(^^;。ありがとう。
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