火打山＊高層湿原と展望の癒しのお山♪

2018年08月23日(木) [日帰り]

• GPS: 07:57
• 距離: 19.1km
• 登り: 1,463m
• 下り: 1,449m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:55
• 休憩: 1:03
• 合計: 7:58

5:55 笹ヶ峰登山口
6:47 6:51 黒沢橋
8:11 富士見平分岐
8:58 9:01 高谷池ヒュッテ
9:21 天狗の庭
9:48 9:56 ライチョウ平
10:24 10:49 火打山
11:07 11:10 ライチョウ平
11:38 11:57 高谷池ヒュッテ
12:28 富士見平分岐
13:17 13:18 黒沢橋
13:53 笹ヶ峰登山口

■帰りGPS、一部飛んでます。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

■笹ヶ峰登山口
R18から県道39号線へ。am5:00までは夜間工事のため通行止。工事個所はだいぶ後半ですが、国道から入ってすぐ通行止めだと思いこんでしまったため6時近くのスタートになってしまいました。工事個所5時ダッシュの勢いで行けば5:15くらいからスタートできそうです。
キャンプ場を過ぎてしばらくで第一、第二Pあります。
WCは第二Pにあるもよう（未確認）。全部で50台以上は停められます

コース状況／危険箇所等

■危険箇所ありません。
ササヤブの下草もきれいに刈ってありました。

その他周辺情報

■苗名の湯
http://www.myoko.tv/spa/1485.html
※水曜日定休とありますが、現地には15時オープンと書いてありました。
登山口から一番近い日帰り温泉です。湯船はひとつですが、良いお湯でした。
個人的に畳の休憩室があるのが◎です。
瓶コーヒー（この日はなかったけれど多分牛乳もありそう）も◎です。

写真

8/23 5:06

おはようございます。R18から妙高山。とってもかっこいい〜のですが、今回はこちらではございません。目的地はさらに奥のため見えません。

8/23 5:56

笹ヶ峰の有名な門から出発です。登山届、下山届はこちらで。先客は15台ほど様でほとんどがお泊まり組っぽいです。

8/23 6:05

序盤2kmほどはずーっとブナと木道です。ほとんど傾斜がありません。

8/23 6:46

黒沢橋。ここに水場マークがあります。

8/23 6:47

行きは無人でしたが帰りは多くの方が水辺で休憩されていました。

8/23 7:01

ソバナちゃん。お久しぶりです。

8/23 7:04

十二曲りスタートです。本当に12回曲がります。カーブごとに1/12〜12/12まで数字が振られていました。

8/23 7:12

ツルニンジン。

8/23 7:22

十二曲りを越えると日差しが当たるようになって来ました。ここまでずっと日陰で涼しかったです。

8/23 7:28

左手が少し開けておりまして、なにやら有名なお山っぽい稜線が…

8/23 7:28

これは私でも知ってますよ！白馬三山！

8/23 7:29

でももうちょい北側が好き。今年行きたいんですがどうかな…。

8/23 7:29

穂槍のみなさんまで。

8/23 7:32

この辺りから急登も。

8/23 7:48

そしてまた平坦に。日差しはあるものの風が吹き抜けてとても気持ちが良いです。

8/23 8:01

十二曲りはあっという間に減ったのですが、こっちの分子が一向に減りません…。

8/23 8:10

ようやく第二チェックポイントの富士見平。妙高山との分岐地点。左へ折れれば火打山、まっすぐ進めば妙高山。

8/23 8:15

この辺りからいきなり視界が開けて来ます。

8/23 8:16

ウソ。

8/23 8:18

鳥神様のようです。

8/23 8:28

そして黒沢岳をトラバースするように進むとようやく目的地の火打山が見えて来ました！ていうか絶望的に遠い…。

8/23 8:28

左が影火打。山肌はまだらです。

8/23 8:45

とにかく木道の多いお山です。この草原に出るともう間もなく高谷池ヒュッテです！

8/23 8:46

北アルプスもちらちら。

8/23 8:52

山頂にちょっと雲がかかってきました。

8/23 8:55

三角お屋根の高谷池ヒュッテ到着です。こちら妙高市営です。

8/23 8:58

その先には高谷池と火打山。わ〜素晴らしい〜。

8/23 8:59

こちらからも妙高山へ向かう道があり、先の富士見平からの道と黒沢池ヒュッテで合流します。なので高谷池or黒沢池でお泊まりして2座getされる方も多いようです。

8/23 9:00

なにこの天国。

8/23 9:04

高谷池とヒュッテ。その奥が巻いてきた黒沢岳。

8/23 9:07

木道が続きますよ。

8/23 9:11

この辺りからお泊まり早朝火打な皆さんとすれ違うようになります。

8/23 9:11

草紅葉開幕しています〜。早い！黄色いのはほぼ全員イワイチョウです。お花はもういませんでした。

8/23 9:12

リンドウの青と草紅葉の黄色の組み合わせがきゅんときます。

8/23 9:13

テクテク。木道はときどき一方通行になります。

8/23 9:14

ヒュッテから先の景色がとっても天国。

8/23 9:15

イワショウブ。赤いのかわいい。

8/23 9:18

そして天狗の庭です。

8/23 9:20

超広角で。池糖が青い！

8/23 9:21

逆さ火打ポイントですが、実はかなり暴風のためこんな感じです。

8/23 9:38

ずっと平坦で楽できていたのですが、いよいよここから登り基調となります。

8/23 9:40

右手には雷菱が大迫力。

8/23 9:42

前方のダケカンバがみなさん同じ方向に傾いていますが、私も同じ方向に傾きながら歩いています。

8/23 9:44

ミョウコウトリカブトがぐわんぐわんしています。耐風姿勢を撮るほどではなかったけれど、風速20m/sは出ていたかと…。これくらいの風速久々です。

8/23 9:53

ライチョウ平。ライチョウ生息の北限になるのかな。とにかく新潟県でライチョウを見られるのは貴重だそう。当然見られませんでしたけど。（で、でも声は聞こえた気が…）

8/23 10:00

最初の登りを越えるとしばしのゆるゆる稜線歩きがあり

8/23 10:07

振り返ると日本海！見えてるのは上越市街かな〜。

8/23 10:07

そして憧れ募る佐渡島…だと思う。タブン。

8/23 10:09

ラスボスになかなか辿りつけない…。キツイよぅ。

8/23 10:11

わりと灌木やハイマツが風をさえぎってくれていたのですが、こうなるとお手上げ！吹きっ晒し万歳！

8/23 10:28

や、やっと着きました…。ヒュッテからは標高差350mほどだから1時間ちょっとで着くかと思いきや1時間半。泣

8/23 10:30

景色は360°で極上です。左のおむすび山は焼山。現在立ち入り規制あります。

8/23 10:30

噴煙は良く分からず。左にちらっと見えているのが雨飾山でしょうか。

8/23 10:30

こっちがカッコいいけれど全然分からず。河口は姫川でしょうか？

8/23 10:31

突然ガースーが流れて来ました。まぁなんせ風が強い〜。

8/23 10:32

妙高山と手前に天狗の庭。右奥は良く分かりません。

8/23 10:46

とにかく風が強すぎて辛い…。とりあえずもう下山します。ナナカマドが赤い実をつけていました。

8/23 10:49

日本海を見下ろしながら歩けます。

8/23 10:59

妙高トリカブト。

8/23 11:03

ヤマハハコはそれなり。

8/23 11:07

ライチョウ平と雷菱。

8/23 11:27

天狗の庭に戻ってきました。池塘には白い雲があるほうが好みです。ワタスゲの残骸がちらほらありました。

8/23 11:36

白いお花が咲いていましたが初めて見た子です。白山山域以外になるとあまり分からないです。

8/23 11:38

草紅葉全盛の頃は綺麗だろうな。

8/23 11:53

お手洗いお借りしました。100円。物凄く綺麗です。今まで利用したお山のおトイレで一番綺麗です。

8/23 12:03

長い道のりを戻ります。

8/23 13:39

樹林帯は朝と違いキラキラでキレイでしたがとにかく長かった〜。

撮影機器：

E-M5MarkII OLYMPUS IMAGING CORP.

GR II RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

感想

kozakura2702

はじめまして、頸城のお山ーー！
ということで頸城三山の最高峰、火打山へ行ってきました。
標高差1000mほどだし楽勝でしょう〜なんて思っていましたが、ごめんなさい頸城さん舐めてました。とてもきつかったです。おおむね緩やか道ではありますが、とにかく距離が長いのです。。

この日、下界では40℃越えだったという新潟県。お山の上は風が強かったおかげでとにかく涼しく、その点で言うとたいへん歩きやすかったです。
とはいえ序盤から最後まで暑さで辛い思いをすることがなかったにもかかわらずこんなシンドイということは。一から鍛えなおしですか…。

植生や森のにおいは地元と似たような感じだったので親しみを覚えました。
ブナの森は美しく、オオシラビソの森は良い香り^^
今回最も気に入ったのは高谷池〜天狗の庭の高層湿原ゾーン。
中途半端な季節に来ても大きな独り言が絶えなかったのだから、きっとお花の季節や草紅葉の季節は感嘆の声を上げることでしょう。
わりと思い付きで来てしまった火打山でしたがとても癒されました。豪雪地万歳。

頸城のお山は勝手に近づきがたいイメージでしたが、今回そうでもないことがわかったのは朗報でした。グリーンシーズンの妙高高原も見どころ多そうでいつかまた観光で来てもいいかなぁと思いました。