比良山系スノーポニング1(明王谷〜奥ノ深谷〜小川新道〜シャクシコバノ頭〜前山)

- GPS
- 09:59
- 距離
- 15.6km
- 登り
- 1,137m
- 下り
- 1,341m
コースタイム
1505シャクシコバノ頭〜1515中峠〜1625金糞峠〜
1725前山〜1850イン谷口〜1940JR比良駅
| 天候 | 曇後雪 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2011年12月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
世間は三連休だクリスマスだと盛り上がっておりましたが、
登山が第一の自分としては、週末は雪が降る、との予報で、テンションが上がり、
金曜日の朝イチでスノーポンを購入、日曜日に備えました
(土曜日は先約があったので。先約と言っても山ですが↓)。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-157995.html
雪山事始め&スノーポン履き初めとして武奈ヶ岳を選び、江若バスで坊村へ。
メジャーな御殿山ルートは行ったことがあったので、
明王谷〜小川新道〜コヤマノ岳〜武奈ヶ岳を考えていましたが、これが大失敗。
牛コバから先の急登で、ラッセルラッセルアンドラッセル。
さらに小川新道への取り付きも微妙にわからず、
木の枝をつかんで懸垂しながら進んだことも数え切れず。
しかも驚いたことに、正規のルートについてもまったく道がラクにならない。
中峠に着いたときには完全にタイムオーバーだったので、
一刻も早く下山するルートを考えることに。
あたりが薄暗くなって風と雪も強まり、ペットボトルの水も凍る中、
金糞峠までは来たのですが、
青ガレ・正面谷は行ったことがないので(&看板に危険と書いてある)、
安全策として北比良峠を回る道(ダケ道)を選択。ただこれも失敗。
金糞峠から前山までのわずか1kmに1時間もかかってしまい、
前山についたときは完全に真っ暗。標高1000mで日没の絶望感は
軽く叫びたくなるほどでした。
ちなみに、日没前にヘッドライトは点灯していたのですが、
ヘッドライトを入れていたリュックの横ポケットのファスナーが、
少しだけ開いていて、雪が大量に入り込んでおり、
ヘッドライトがシャーベットの中に埋もれていました。
乾電池は別で持っていたものの、ヘッドライトが浸水して壊れてたら……。
乾電池を入れてスイッチを押した瞬間は、
しばらく忘れられないくらい緊張しました。
前山からショートカットしてダケ道に出たあとは、
しっかりとしたトレースがついていてほっと一息。
もともとしっかりとした登山道なので、真っ暗な中でも
ヘッドライトの明かりだけでなんとか下りることができました。
・雪の降る比良山系は相当にタフ。
・マイナールートは時間と心に余裕を持って
・無雪期に行った経験のないルートは相応の準備を
・ザックカバーはちゃんとつけること
……とまあ、反省の多い雪山登山となりました。
あと、スノーポンの使用感ですが、
ほとんどラッセル&急な登りだったのであまり参考にならず。
確かに履いてないよりはラッセルが楽だったと思いますが、
本来の使い方とは違うよなあ……。
コメント
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fritz













スノーシューは登山として使う場合、ヒールリフター付きの方がはるかに登坂力が有るように感じます、
代表格はMSRでしょうか?
道具は使ってナンボでです
お疲れ様でした。
スノーシューは以前、赤坂山のツアーで借りたことがあったのですが、
よく考えたらそんなに急な登りないですもんね……。
今回は結構怖い思いをしたので、
以後は事前のコース選択を誤らないようにしたいと思います。
トレースのないマイナールートの苦労、先週の自分とダブりながら読ませていただきました
書かれている反省コメントもほとんど同じで共感のかたまりです
何とか無事に帰っても緊張は残りますが、それでも何かを掴んで「さあ次
また覗かせてくださいな
そのうち「ツェルト+シュラフを持っていけば安心だ!」
とか思いそうで怖いです^^;
霊仙山のあたりも雪がすごそうですね。
ほんと雪山は無茶は禁物ですよね。
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