ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 158104
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
比良山系

比良山系スノーポニング1(明王谷〜奥ノ深谷〜小川新道〜シャクシコバノ頭〜前山)

2011年12月25日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:59
距離
15.6km
登り
1,137m
下り
1,341m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

0940坊村〜1035牛コバ〜1245小川新道分岐?〜
1505シャクシコバノ頭〜1515中峠〜1625金糞峠〜
1725前山〜1850イン谷口〜1940JR比良駅
天候 曇後雪
過去天気図(気象庁) 2011年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
JR堅田駅より。霊仙山とか権現山あたりかなあ。とりあえず雪は積もりまくってる模様。テンションが上がる。
by  IS11CA, CASIO
JR堅田駅より。霊仙山とか権現山あたりかなあ。とりあえず雪は積もりまくってる模様。テンションが上がる。
天気予報が悪かったので、普段より人は少ない模様。「天気が悪くても、所詮12月やし」と余裕の発言だったおじさん。オレは余裕じゃなかったよ……。
by  IS11CA, CASIO
天気予報が悪かったので、普段より人は少ない模様。「天気が悪くても、所詮12月やし」と余裕の発言だったおじさん。オレは余裕じゃなかったよ……。
坊村に到着。冬季もやってくれるのはありがたいが、せめてあと1時間早く着いてほしい江若バス。もしくは冬季も運行してくれ京都バス。
by  IS11CA, CASIO
1
坊村に到着。冬季もやってくれるのはありがたいが、せめてあと1時間早く着いてほしい江若バス。もしくは冬季も運行してくれ京都バス。
バスに乗っていた数人と早々に別れを告げ、明王谷への林道を進む。以後、比良駅まで誰とも遭遇せず(笑)。
by  IS11CA, CASIO
バスに乗っていた数人と早々に別れを告げ、明王谷への林道を進む。以後、比良駅まで誰とも遭遇せず(笑)。
何か明王院の建物。
by  IS11CA, CASIO
何か明王院の建物。
三の滝はパス。この判断は正解だったが……。
by  IS11CA, CASIO
三の滝はパス。この判断は正解だったが……。
まだまだ林道を歩く。このときは、早く山道入りてー、と呑気なことを考えておりました。
by  IS11CA, CASIO
まだまだ林道を歩く。このときは、早く山道入りてー、と呑気なことを考えておりました。
橋の上は一段と雪深い。
by  IS11CA, CASIO
橋の上は一段と雪深い。
牛コバ。ようやく林道とお別れ。そしてここでスノーポンを履きます。
by  IS11CA, CASIO
牛コバ。ようやく林道とお別れ。そしてここでスノーポンを履きます。
山道に入ると、トレースがまったくない。
by  IS11CA, CASIO
山道に入ると、トレースがまったくない。
GPSに入れてきたルートデータを頼りに突き進む。
by  IS11CA, CASIO
GPSに入れてきたルートデータを頼りに突き進む。
どうもルートからはずれて登りすぎた模様。雪の斜面を滑り降りる。
by  IS11CA, CASIO
どうもルートからはずれて登りすぎた模様。雪の斜面を滑り降りる。
テープのおかげで正規ルートであることは分かるが、道はまったく見えない。
by  IS11CA, CASIO
テープのおかげで正規ルートであることは分かるが、道はまったく見えない。
渡河して……。
看板を見ると一安心。武奈ヶ岳までは遠い……。
by  IS11CA, CASIO
看板を見ると一安心。武奈ヶ岳までは遠い……。
大橋……の手前の看板。なのだが、小川新道への取り付きがわからず、このまま突入してしまう。
by  IS11CA, CASIO
大橋……の手前の看板。なのだが、小川新道への取り付きがわからず、このまま突入してしまう。
一歩というか一掻きというか……
by  IS11CA, CASIO
一歩というか一掻きというか……
尾根道はとんでもない風が吹いている。新雪は吹き飛ばされて地面が固いのはありがたいが、顔の感覚なんか一瞬でなくなる。
by  IS11CA, CASIO
1
尾根道はとんでもない風が吹いている。新雪は吹き飛ばされて地面が固いのはありがたいが、顔の感覚なんか一瞬でなくなる。
ホワイトクリスマス!とか言ってる余裕はまだあった……。
by  IS11CA, CASIO
ホワイトクリスマス!とか言ってる余裕はまだあった……。
太ももまで埋まりながら前進します。ラッセルラッセル。
by  IS11CA, CASIO
太ももまで埋まりながら前進します。ラッセルラッセル。
久しぶりにテープを見たなあ、とかそういうレベル。
by  IS11CA, CASIO
久しぶりにテープを見たなあ、とかそういうレベル。
尾根筋を堪能できたのは一瞬でした。このあとシャクシコバノ頭は素通り。
by  IS11CA, CASIO
尾根筋を堪能できたのは一瞬でした。このあとシャクシコバノ頭は素通り。
さて、中峠で15時を回っている。これは一刻も早く下山しなければいけない時刻。武奈ヶ岳山頂はあっさりあきらめて、金糞峠へ。
by  IS11CA, CASIO
さて、中峠で15時を回っている。これは一刻も早く下山しなければいけない時刻。武奈ヶ岳山頂はあっさりあきらめて、金糞峠へ。
積雪は50〜60cmといったところなんですけどね〜。
by  IS11CA, CASIO
積雪は50〜60cmといったところなんですけどね〜。
金糞峠近くの分岐。金糞峠から青ガレが最短だが、危険とかいろいろ書いてあって、雪だしちょっと怖い。結局北比良峠まで周って下りることに。今思うとこれも失敗。
by  IS11CA, CASIO
金糞峠近くの分岐。金糞峠から青ガレが最短だが、危険とかいろいろ書いてあって、雪だしちょっと怖い。結局北比良峠まで周って下りることに。今思うとこれも失敗。
金糞峠〜前山までの道は時速1km。あたりが暗くなるのにあせりながら、必死にラッセルする。
by  IS11CA, CASIO
金糞峠〜前山までの道は時速1km。あたりが暗くなるのにあせりながら、必死にラッセルする。
イン谷口の小屋。
by  IS11CA, CASIO
イン谷口の小屋。
雪が舞う中、比良駅に到着。
by  IS11CA, CASIO
1
雪が舞う中、比良駅に到着。
そういえば、モンベルのスノーポンを試すのが目的だったのだが、1日でボロボロになった(笑)。スノーシューってこんなもんか?
by  IS11CA, CASIO
2
そういえば、モンベルのスノーポンを試すのが目的だったのだが、1日でボロボロになった(笑)。スノーシューってこんなもんか?
撮影機器:

感想

世間は三連休だクリスマスだと盛り上がっておりましたが、
登山が第一の自分としては、週末は雪が降る、との予報で、テンションが上がり、
金曜日の朝イチでスノーポンを購入、日曜日に備えました
(土曜日は先約があったので。先約と言っても山ですが↓)。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-157995.html

雪山事始め&スノーポン履き初めとして武奈ヶ岳を選び、江若バスで坊村へ。
メジャーな御殿山ルートは行ったことがあったので、
明王谷〜小川新道〜コヤマノ岳〜武奈ヶ岳を考えていましたが、これが大失敗。
牛コバから先の急登で、ラッセルラッセルアンドラッセル。
さらに小川新道への取り付きも微妙にわからず、
木の枝をつかんで懸垂しながら進んだことも数え切れず。
しかも驚いたことに、正規のルートについてもまったく道がラクにならない。
中峠に着いたときには完全にタイムオーバーだったので、
一刻も早く下山するルートを考えることに。

あたりが薄暗くなって風と雪も強まり、ペットボトルの水も凍る中、
金糞峠までは来たのですが、
青ガレ・正面谷は行ったことがないので(&看板に危険と書いてある)、
安全策として北比良峠を回る道(ダケ道)を選択。ただこれも失敗。
金糞峠から前山までのわずか1kmに1時間もかかってしまい、
前山についたときは完全に真っ暗。標高1000mで日没の絶望感は
軽く叫びたくなるほどでした。

ちなみに、日没前にヘッドライトは点灯していたのですが、
ヘッドライトを入れていたリュックの横ポケットのファスナーが、
少しだけ開いていて、雪が大量に入り込んでおり、
ヘッドライトがシャーベットの中に埋もれていました。
乾電池は別で持っていたものの、ヘッドライトが浸水して壊れてたら……。
乾電池を入れてスイッチを押した瞬間は、
しばらく忘れられないくらい緊張しました。

前山からショートカットしてダケ道に出たあとは、
しっかりとしたトレースがついていてほっと一息。
もともとしっかりとした登山道なので、真っ暗な中でも
ヘッドライトの明かりだけでなんとか下りることができました。


・雪の降る比良山系は相当にタフ。
・マイナールートは時間と心に余裕を持って
・無雪期に行った経験のないルートは相応の準備を
・ザックカバーはちゃんとつけること

……とまあ、反省の多い雪山登山となりました。


あと、スノーポンの使用感ですが、
ほとんどラッセル&急な登りだったのであまり参考にならず。
確かに履いてないよりはラッセルが楽だったと思いますが、
本来の使い方とは違うよなあ……。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1613人

コメント

fritzさん今晩は
スノーシューは登山として使う場合、ヒールリフター付きの方がはるかに登坂力が有るように感じます、
代表格はMSRでしょうか?

道具は使ってナンボでです

お疲れ様でした。
2011/12/27 22:00
Re:fritzさん今晩は
スノーシューは以前、赤坂山のツアーで借りたことがあったのですが、
よく考えたらそんなに急な登りないですもんね……。

今回は結構怖い思いをしたので、
以後は事前のコース選択を誤らないようにしたいと思います。
2011/12/28 9:29
fritzさん、はじめまして!
トレースのないマイナールートの苦労、先週の自分とダブりながら読ませていただきました

書かれている反省コメントもほとんど同じで共感のかたまりです
何とか無事に帰っても緊張は残りますが、それでも何かを掴んで「さあ次 」 と張り切ってしまいます。

また覗かせてくださいな
2011/12/28 17:22
Re:fritzさん、はじめまして!
そのうち「ツェルト+シュラフを持っていけば安心だ!」
とか思いそうで怖いです^^;


霊仙山のあたりも雪がすごそうですね。
ほんと雪山は無茶は禁物ですよね。
2011/12/29 1:23
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら