【白馬大池（長野・2379m）】栂池自然園からの往復、すっかり秋の装い

2018年09月17日(月) [日帰り]

• GPS: 04:30
• 距離: 8.9km
• 登り: 735m
• 下り: 728m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:16
• 休憩: 0:12
• 合計: 4:28

距離 8.9km 登り 735m 下り 732m

10:48 栂池パノラマウェイ 自然園駅
10:52 栂池ヒュッテ
11:41 天狗原/白馬岳神社
11:48 11:49 風吹大池方面分岐
12:28 12:29 乗鞍岳
13:05 13:06 白馬大池山荘
13:30 乗鞍岳
14:13 風吹大池方面分岐
14:17 天狗原/白馬岳神社
15:04 15:09 栂池ヒュッテ
15:09 15:12 栂池山荘
15:15 15:16 栂池パノラマウェイ 自然園駅
15:16 ゴール地点

天候

曇り時々雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

＜栂池高原内中央駐車場＞
・栂池高原バスターミナル、栂池パノラマウエイ「栂池高原」駅の前にある
・1日あたり500円

<栂池パノラマウエイ>
・営業期間は6〜10月
・ゴンドラリフトとロープウエイを乗り継いで栂池自然園へ
・3600円（モンベル会員だと団体旅客運賃が適用される）
http://www.nsd-hakuba.jp/green/tsugaike/panoramaway.html

・登山届ポスト・登山相談所は、パノラマウエイの始発・栂池高原駅にあります

コース状況／危険箇所等

終始気が抜けない悪路の連続です。時間と気力、体力に余裕をもって歩かれた方が良いかも知れません。

＜自然園駅前〜栂池自然園＞
舗装路です

＜栂池自然園〜天狗原＞
最初は木の階段、のちに岩や石のゴロゴロ道で足が取られやすいです。途中泥土がぬかるんでいて滑りやすくなっています。特に雨天時は登り・下りとも気力、体力が消耗します。

＜天狗原〜白馬乗鞍岳＞
飛び石あり、岩場の登りありで気が抜けません。岩自体の大きさはグッと大きくなって、歩きながら足を置く岩を選びやすいのかなと思います。疲れが溜まると一気にペースダウンします。

＜白馬乗鞍岳〜白馬大池＞
山頂部はとても広い岩ゴロゴロ道。大池に向かって岩場の下り勾配となります。

その他周辺情報

＜栂の湯＞栂池高原駅に隣接している立ち寄り湯です

営業時間 12:00〜21:00（最終入館 20:30）
料金 大人700円、小人500円、シルバー500円
　モンベル会員は500円、ＪＡＦ会員は600円になります
定休日 シーズン中無休（冬期 11月下旬〜5月上旬 ／ 夏期 6月〜10月）
泉質 単純温泉、弱アルカリ性低張性高温泉
効能 筋肉痛、神経痛、関節痛、五十肩、打ち身、くじき、冷え症他
お問い合わせ TEL [phone]

写真

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栂池パノラマウエイ「栂池高原」駅
ここからゴンドラとロープウエイを乗り継いで登山口のある栂池自然園へ向かう
いつも3月の船窪小屋のスノーシューの集いで利用するけど、無雪期で訪れたのは初めて

02
モンベル会員証を提示すると、料金が団体扱いとなる
このほかJAFなども割引特典が適用される

03
というわけで、割引スタンプのついた往復チケットをゲット

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栂池パノラマウエイのリフトに乗る
栂の森まで20分の空中散歩

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ワクワク感でいっぱいの中出発

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栂池高原のロッジ・ホテルが軒を連ねています

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正面は白馬乗鞍岳かな
雲がかかって隠れている

08
栂の森駅に着いた
ロープウエイ乗り場まで少しだけ歩いていきます

09
雪景色でしか見たことなかった風景だけど、
グリーンシーズンもなかなか

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ダケカンバでしょうか、少し色づいていますね
すっかり秋景色

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スノーシューで自然園のあるところまで通った道です
雪がないとこうなっているのか

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ロープウエイ乗り場です
この日は20分間隔で運行されていました

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ロープウエイはほんの5分だけ

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オオシラビソの木が並んでいます
スノーシューで辿った道がときおり見えて懐かしささえ感じます

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自然園駅に着きました
自然園まで少しだけ歩きます

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栂池ヒュッテの前
アイスクリームか、帰りに絶対に買って食べよう
歩く前から食欲のスイッチが入りそう

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ここから登山道
県条例で登山計画書の提出が義務付けられているエリアに入ります

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雨にもかかわらず沢の水がキレイ

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ナナカマドがすっかり紅葉しています
道は岩ゴロゴロ道、とても歩きにくい

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天狗原に着きました
ここまでで足にかなりキてます

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足元はフラフラだし、天気はあまりよくないけど、白馬乗鞍岳を目にするとテンションが上がります

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こんな道がずーーっと続くのかと思っていました💦

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赤く色づいたナナカマド越しに、山の中腹で登山者がとても小さく見えます。
相当距離があるのかな

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青空が見えてきました
これは良いね！

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この景色良いですね、来て良かった

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アギョ💦
木道天国から岩地獄めぐりに

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ナ〜ナカ〜マド、ナナカマド♪

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チングルマの実、もうすぐ見納めかな

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息を切らして登りきると、ご褒美の！
雨です…

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白馬乗鞍岳山頂は、とても広くなだらか

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目的地の白馬大池が見えてきました

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箱庭のような風景に、真っ赤な白馬大池山荘、何とも映えますね

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すぐに戻らなきゃいけないのがもったいない

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ザックの中に入れてきた飲み物の容器がパンパンで置くことができません

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山荘でドライカレーと味噌汁を頂きました

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のんびりしてはいられません
16：40までに行かないとどうなってしまうことやら

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白馬大池山荘、今度はゆっくりと過ごしてみたい
そして、天気の良い日に

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岩場の歩きが辛いけど、景色見て気を紛らわそう

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白馬乗鞍岳山頂のケルン

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天狗原への下り、結構あるなあ

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クロマメノキ？クロウズコ？
食べたら甘酸っぱくて美味しかった

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秋の装い着々と進んでいますね

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来月になれば、紅葉のパッチワークになるのかな

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ゴールの自然園前にあるヒュッテが見えてきました

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ビジターセンターの前には洗い場があります
ありがたい！

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さるなしのソフトクリーム、うまーでした！

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栂の湯で汗を流します

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風呂場、脱衣場含めて貸し切りでした

感想

shirayama

三連休は秋雨前線が居直りっぱなしで、山行計画がことごとくお流れに。
最終日、一矢報いるワケではないけれど、
「北アルプスをちょっとだけかじってみよう」と思い白馬大池に行くことにした。
白馬大池へは、小谷村・栂池高原からゴンドラリフトとロープウエイを乗り継いで自然園まで行き、そこから白馬乗鞍岳を越えて行くルートを辿った。
白馬大池は標高2379m、北アルプスの雪解け水を湛え、ホームページなどを見るとまるで箱庭のよう。
自然園の標高が1800mちょっと、そこから3時間とある。
自然園へは船窪小屋のスノーシューの集いに何度か参加させてもらった時に訪れたことがあるが、無雪期は全くの初めて。
ちょっとワクワクしながら、栂池高原へ向かった。

コースはなかなかの悪路続き。
天狗原の木道は、雲上の楽園を思わせる感じであったが、後の区間は、木道の階段、大小の岩ゴロゴロ道の登り、土は泥土でぬかるんでいて滑るとあって、終始気が抜けない歩きを強いられた。

時折雨にパラパラっと降られる、あいにくの天気ながら、景色はとても良かった。
これであと半月もして、天気がパーッと晴れてくれれば、絶景になることは容易に想像できる。

帰りのロープウエイの時刻を気にして、白馬大池では山荘でササっとドライカレーと味噌汁と頂いて、早々に出たが、じっくりと佇んでみたいと思えるような景色。
トンボ帰りのピストンはもったいなかったかも。

今度はじっくりと、天気の良い日に。