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Yamareco

記録ID: 1598581
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雪山ハイキング
八幡平・岩手山・秋田駒

鎌倉森・犬倉山周回

2015年03月29日(日) [日帰り]
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体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:18
距離
7.0km
登り
705m
下り
687m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:39
休憩
0:18
合計
3:57
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
網張温泉別館隣のビジターセンターに車を停められる。窓口が開いている時間なら入山届を出すことも可能。トイレ有り。
コース状況/
危険箇所等
鎌倉森山頂直下の雪庇地帯と犬倉〜網張スキー場間の道迷いに注意。
その他周辺情報 網張温泉の他に麓には温泉施設多数あり。
登山口を出発
青い空、白い雪、樹間の木漏れ日。
やたら暑い以外は気持ちのいい山の空気だ。
青い空、白い雪、樹間の木漏れ日。
やたら暑い以外は気持ちのいい山の空気だ。
ツートンに置いていかれて焦る。
ツートンに置いていかれて焦る。
大雪庇地帯に到達
大雪庇地帯に到達
鎌倉森山頂には1時間30分程で到着
鎌倉森山頂には1時間30分程で到着
記念写真
犬倉へと向かう。
ここからは初めての道のりとなる。
犬倉へと向かう。
ここからは初めての道のりとなる。
東側の斜面を軽く巻くようにして、鎌倉森を下る。
東側の斜面を軽く巻くようにして、鎌倉森を下る。
鞍部のちょっとした樹林帯を抜け、犬倉山の斜面にとりつく。
鞍部のちょっとした樹林帯を抜け、犬倉山の斜面にとりつく。
まるでスキー場のような綺麗な雪の斜面だ。
まるでスキー場のような綺麗な雪の斜面だ。
この斜面を登り切ると犬倉山山頂…付近である。
この斜面を登り切ると犬倉山山頂…付近である。
意外とピークがわかりにくい茫洋とした山頂である。
意外とピークがわかりにくい茫洋とした山頂である。
犬倉の山頂に立つと、八幡平方面がよく見える。
犬倉の山頂に立つと、八幡平方面がよく見える。
網張元湯がある谷を見下ろす。
網張元湯がある谷を見下ろす。
大松倉・三ツ石・源太など裏岩手の山々も綺麗に見えている。
大松倉・三ツ石・源太など裏岩手の山々も綺麗に見えている。
犬倉を振り返って。
犬倉を振り返って。
視界が悪い時は要注意区間。
視界が悪い時は要注意区間。
無事に網張スキー場に出た。
無事に網張スキー場に出た。
スキーヤーのじゃまにならないようにゲレンデの隅っこを歩いて下る。
スキーヤーのじゃまにならないようにゲレンデの隅っこを歩いて下る。
網張温泉本館と別館を繋ぐ橋のたもとに下山。
網張温泉本館と別館を繋ぐ橋のたもとに下山。

感想

2015年3月29日、晴れ。
朝から異様に暖かい。
鞍掛山登山口近くの温度計の表示は7℃だった。
朝の7時の話である。

例年ならば、残雪ハイクのシーズンまっただ中のはずなのだが、なんだかこのまま一気に春がやってきそうな陽気である。
町中はもちろん、山もみるみるうちに雪が少なくなっていくのが分かる。
今のうちに残雪期限定コースを歩いておかねば…という焦りを抱え山に向かった。

本日目指すのは鎌倉森である。
そして時間や状況が許せば犬倉山に抜けて網張スキー場方面へ抜けるルートを歩くつもりだ。
スキー場に回ったところで、スノーシューだから滑走はできないのだけれども…

7時30分、登山口を出発する。
すでに太陽がジリジリと照りつけ、相当に暑い。
最初からジャケットを脱ぐ。
もちろん、足元はズブズブの腐れ雪なので最初からスノーシュー装着だ。

青い空、白い雪、樹間の木漏れ日。
やたら暑い以外は気持ちのいい山の空気だ。
遠くから微かに聞こえてくるスキー場の喧噪も
かえってこの場所の静けさを際立たせるアクセントになっているようだ。

最初、やたらと暑がりペースがあがらなかったツートンだが衣服を調節し、調子を整えたと思ったらいきなり爆速で登りだした。
私をあっという間に追い抜き、さらに前方を歩いていたスキーの登山者も追い抜き…
おい、どこまで行くつもりだ?
あとから「置いていくなよ」と文句を言ったら「いやぁ〜、スイッチがはいっちゃってさ〜」と嬉しそうに言う。
あいかわらず急斜面の登りに強いツートンであった。

そのペースに追いつかなくてはならない私は、相当きついことになったが結果的に上手く引っ張られ、想定よりだいぶ早く登ることができたようだ。
もっと時間がかかったような気がしていた大雪庇地帯にもあっさり到達。

鎌倉森山頂には1時間30分程で到着。
ちょっとオーバーペース気味で疲れたが、この景色に迎えられれば、気分は爽快というものだ。

途中、抜きつ抜かれつしてきた山スキーの登山者の方が親切にも写真を撮ってくれるというのでお言葉に甘えて二人で撮ってもらった。
その方は、何度も鎌倉森に来ているということだった。
さすがに山頂から見える山々にも詳しく、いろいろ教えてもらった。
山での出会いはありがたいものである。

おやつを食べて元気を補給し、次の行動へと移る。
時間良し、天気良し、残りの体力良し。
当然、犬倉へと向かうことにした。
ここからは初めての道のりとなる。
期待とほんの少しの不安が入り混じる。

小休止のあと犬倉山に向かう。
東側の斜面を軽く巻くようにして、鎌倉森を下る。
スキーやスノーシューのトレースがたくさんついているので不安はない。

鞍部のちょっとした樹林帯を抜け、犬倉山の斜面にとりつく。
まるでスキー場のような綺麗な雪の斜面だ。
今回は登るだけだが、スキーで下っても気持ちいいだろうなぁ。

この斜面を登り切ると犬倉山山頂…付近である。
意外とピークがわかりにくい茫洋とした山頂である。
GPSを頼りに三角点への接近を試みたがハイマツ帯にたくさんの穴ぼこ(それも底が見えないくらい深い)が空いていることに気付きそれ以上接近するのを断念した。

犬倉の山頂に立つと、八幡平方面がよく見える。
積雪期に行きたいと思いつつ、未だ行けていない山々が連なる。
今年は天気の良い週末が多く、チャンスが多かったはずだが連日の残業に疲れ果てて山に出かける気力が残っていなかった。
無念。

しばし山頂からの眺望を楽しんだあと下山する。
道標が雪から頭だけ出していたのを発見したので、ほぼ夏道に沿って下っていった…はず。

網張スキー場の第三リフトのトップ付近でランチを食べゲレンデの脇を歩いて下山した。
普段スキーで滑っているゲレンデを、脇の林の中から眺めながら歩くというちょっと不思議な視点を楽しむ。

お昼近くなり、いよいよ気温は高くなり雪解けも進んでいく。
第二リフト付近に下りてくるころには雪質も酷い状態になっていた。
歩くとバフバフとかズブズブとか、およそ雪らしい音はせずバシャバシャという、まるで水の中を歩いているような音がするのだ。
暑くて上着を脱いだが、この状態で転んだりしたら酷いことになる。
今日に限っては、雪山の爽快な下りの醍醐味は味わうことができなかった。

で、最終的にここに下山した。
あとはこの吊り橋を渡って、ビジターセンターに戻るだけである。
数年ぶりの鎌倉森、天気に恵まれて良い山行となった。
あまりにも急速に雪質が悪くなったので、最後は苦行だったが(笑

さて、今年は急激に暖かくなってきて、残雪期も短くなりそうな気配がある。
あと何回雪の山に登れるか…、時間との勝負になりそうだ。
次の機会も天気に恵まれると良いのだが…。

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