浅間山(車坂峠から往復)黄金と白銀のハーモニー♪そして人多!
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 1,245m
- 下り
- 1,237m
コースタイム
天候 | 快晴! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
大混雑!広い駐車場ですが、朝5時過ぎ着であと2台しか空いてませんでした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・草すべりで急斜面の登山道の一部が凍結していて危険でした。 ・前掛山山頂部に至るガレ場の急斜面に積雪があり、特に下山時が危険でした。 |
その他周辺情報 | ・グレイスランドホテル(素泊まり)4,700円 近くにコンビニ、台湾料理店があり便利。とても感じがよかったです。 |
写真
感想
8月30日に噴火警戒レベルが2から1「活火山であることに留意」に下がった浅間山に登ってきました。
前日に小諸市まで移動し、ビジネスホテルで宿泊。翌朝5時過ぎに車坂峠にある高峰高原ビジターセンターに着きましたが、駐車場は既に満車状態。真っ暗な中、目を凝らして空きスペースを探すと、ぎりぎり2台分だけ空いていました。混雑を予想し、浅間山荘に比べて駐車スペースに余裕があるこちらからのルートを選択しましたが、考えが甘かったです。
気温がかなり低く、登り出しは長く発達した霜柱をザクザクと踏みしめながらの歩行。風も強く、冬の訪れを実感しました。途中、表面が凍った木の階段で滑って転倒しました。
日の出に近づくにつれて雲海がはっきりと見え、雲海に浮かぶ八ヶ岳、妙高山、火打山、そして富士山を望むことができました。
槍ヶ鞘に着くと目指す前掛山が目の前に現れます。そこから少し歩いてトーミの頭へ。とても良い前掛山の眺望スポットです。人で混雑してました。その後は難所の激下り、草すべりの始まりです。ただでさえ狭くて急なのに、所々凍っていて、かなり危険。滑らないように注意が必要でした。ノーストックでしたが、これからの時期はあった方がいいと思います。チェーンスパイクの人もちらほら。この辺りから見る、朝日で黄金に輝くカラマツと前掛山の茶色、そして山頂に積もった新雪の白銀のハーモニーがとてもきれいでした。
湯の平口で浅間山荘からの登山道と合流し、登山者はさらに増加。カラマツ林を抜けると、火山らしいガレ場の道となります。登山道が北斜面にあるため、雪が融けずに残っていて、つるつる滑りながらもフラットフットで登りました。登りよりも下りのことが心配でした。すぐ近くに四阿山と草津白根山、そして苗場山を望むことができました。
釜山への立ち入り禁止看板まで来ると、目指す前掛山山頂がすぐ近くに見えます。最高のお天気の中、展望の良い道を進むと、前掛山山頂に到着!写真撮影の列に並び、百名山60座目をゲットしました。すぐ前に釜山が見えるので、登れそうで登れないのが残念でした。
帰りのこともあるので、山頂には長居せず、さっと下山。下山なのに登らないといけない草すべりでは皆ヒーヒー言ってました。でも朝と違って見える前掛山の風景はとてもきれいで、それ何に使うねんというくらい何枚も写真を撮ってしまいました。
とても穏やかで気持ちの良い山行となりましたが、この山は活火山。御嶽山は自分が登ったひと月後に、草津白根山と霧島山はそれぞれ1年後に噴火しました。長い地球の歴史で考えると、ほんの数秒前、ニアミスだと思います。自分を守る意味でも、ヘルメットは持参したいものです(私は持参しました)。
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