南奥駆道（前鬼〜天狗山〜地蔵岳）

2018年10月13日(土) [日帰り]

• GPS: 07:49
• 距離: 14.9km
• 登り: 1,484m
• 下り: 1,501m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:58
• 休憩: 0:48
• 合計: 7:46

距離 14.9km 登り 1,484m 下り 1,501m

7:38 前鬼林道ゲート
8:08 小仲坊
9:07 二ツ岩
9:36 水場
9:40 9:42 太古の辻
9:57 9:58 仙人舞台石
10:10 10:11 石楠花岳
10:37 10:54 天狗山
11:08 11:09 奥守岳
11:20 11:22 嫁越峠
11:33 天狗の稽古場
11:38 11:45 地蔵岳
11:51 天狗の稽古場
11:58 嫁越峠
12:20 奥守岳
12:37 12:43 天狗山
13:04 石楠花岳
13:15 13:16 仙人舞台石
13:27 13:30 太古の辻
13:34 水場
14:02 14:07 二ツ岩
14:59 15:00 小仲坊
15:23 15:24 前鬼林道ゲート
15:24 ゴール地点

天候

だいたい晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

国道169号線、前鬼橋手前の通行止めは解除され、交互通行になっています。

コース状況／危険箇所等

危険箇所はありません。

写真

10/13 7:39

前鬼のゲート前からスタート。1台、先行者（車）がありました。登山ポストに用紙なし(-_-)

10/13 8:05

小仲坊通過。

10/13 8:09

ここから登山道になります。

10/13 8:17

ここで沢を渡ります。もう一度同じ沢を渡り返すので、沢を詰めても登れます。

10/13 8:24

古い倒木はあるけど、前回の台風で倒れたらしい木はあまりないようです。

10/13 8:30

ここで渡り返す。

10/13 8:42

階段の始まり。途中途切れているので、段数の表示にあまり意味はありません・・・

10/13 8:42

振り返ると朝日が差していい感じの森。

10/13 8:43

階段の前にエネルギーを補充。

10/13 8:46

トチノキ

10/13 9:06

二つ岩（両童子岩）

山高地図は場所が間違っていると思う。

10/13 9:31

笹が出てきたのでもうすぐ稜線かなと思っていると・・・

10/13 9:33

右手に大日山岳が見えていました。

10/13 9:37

紅葉と大日岳。

10/13 9:42

太古ノ辻に到着。

10/13 9:48

小休止してからいよいよ南奥駆道に向かいます。

10/13 9:51

最初の登りの途中に振り返って大日岳。

10/13 9:56

シロヤシオの見事な紅葉がたくさんありました。

10/13 10:01

これから地蔵岳まで、名もなき小ピークをたくさん越えて行きます。これは石楠花岳？

10/13 10:09

石楠花岳と書かれた標識がありました。巻かずに、体力のある往路で登っておこう。

10/13 10:12

これはかつて山頂の標識だったのか？錆びている上に木に食い込んでしまってるぅ〜

10/13 10:12

他には苔生した杭があるのみで、山名表示はどこにも見つかりませんでした。

10/13 10:18

山頂に石楠花はなかったけど、降ったところに石楠花のトンネルがあります。

10/13 10:21

紅葉と釈迦ヶ岳のコラボ。

10/13 10:23

なお、ピーク以外の部分はこんな感じですごく気持ちのいい道。

10/13 10:33

天狗山に到着。

10/13 10:34

釈迦ヶ岳とその右は孔雀岳かな。

10/13 10:38

見晴らしがよく気持ちのいいところだったので、ちょっと早いけどランチ。

10/13 10:56

こんな景色を独り占めしながら歩きましたが、細かいピークの登り降りが地味に気力と体力を奪っていきます・・・

10/13 11:02

シロヤシオの紅葉の向こうは太尾から釈迦ヶ岳に向かう稜線。古田ノ森もあの辺かなぁ。

10/13 11:06

ポツポツ見かけるノイチゴ。もっと群生していたら一つつまんでみようかとも思うんですが・・・

10/13 11:09

10/13 11:10

奥守岳を通過。

10/13 11:21

嫁越峠。
かつては十津川村側と下北山村側で嫁の行き来があったのかなぁなどと想像しながら休憩。「悪路」という字だけが見えている方向が十津川村。ほんみち教の私有地を通るため、事前連絡が必要と聞いたことがあります。その先はよく釣りに入った滝川ですね、笹の滝のあるところ。

10/13 11:24

まだかよう〜と思いながら何度も小ピークを越えなければなりません。結構しんどい。

10/13 11:30

見た目モコモコのキノコ。

10/13 11:34

天狗の稽古場。

10/13 11:34

笹原が広がっていて、天狗の子供達が空を飛ぶ練習や剣術の稽古をしていてもおかしくはない雰囲気。

10/13 11:38

あ、

10/13 11:38

濃い緑色の植林の中に薄い色の広葉樹林が。もう少ししたらナメゴ谷の龍の背のようになるかも。

10/13 11:39

やーっと地蔵岳に到着。

10/13 11:39

靡の名前は子守岳っていうのかな。嫁とか子守とか、ここだけ他の奥駆道沿いの山名と雰囲気が違うな。地蔵も子供を守る神様やし。

10/13 11:42

南奥駆道はまだまだ続きますが今日はここまで。

10/13 11:50

鹿とか出てこないかなぁ。

10/13 11:51

雰囲気は最高でした。

10/13 12:14

ススキも見頃。でもぽつんぽつんとあるだけでススキの原っぱになっているわけではないのが残念。

10/13 12:25

ルリセンチコガネ。輝いてました。

10/13 12:31

今日イチの紅葉。緑〜黄〜橙〜赤と鮮やかでした。緑・黄はカエデ、赤はシロヤシオ。

10/13 12:39

天狗山。

10/13 12:47

帰り道もいい感じ。でも体は疲れ果てていました。

10/13 12:54

何カ所か、こういう標識が掲示されていて、すごく気になる。自分の中ではモグラやネズミは畑のイメージ。こんな山の上にもいるのか。

10/13 13:01

明らかに目印になるモノがあって

10/13 13:01

トラップのような簡単な仕掛けがありました。すぐに這い出てきそう・・・。学術調査なので触らないように気を付けます。

10/13 13:05

ようやく釈迦＆大日が見えるところまで帰ってきた。しかしまだもう一山越えねばならぬ。

10/13 13:21

ナナカマドかな？　実は真っ赤やけど、葉は赤くないなぁ。

10/13 13:27

太古の辻まで戻りました。はぁ〜疲れた。

10/13 13:31

南側は曇ってきた。早く降ろう。

10/13 13:45

前回はここで水を補給したのだが、今日は枯れてました。

10/13 13:55

キノコも紅葉。

10/13 14:27

ここから水が湧いてました。もうちょっとで下山やけど、空になったペットボトルに補給してその場でがぶ飲み。美味い。

ここね。水場から下ではまたすぐに伏流していました。

10/13 14:45

やたらとピンクテープを巻いてあるところあり。どちらかというと登りで左（南）側に行ってしまわない配慮かな。

10/13 14:48

遠目に見たら雪渓のよう。まだ伏流していて水はない。

10/13 14:53

ここは徒渉するところ。ここから水も復活。

10/13 15:00

小仲坊まで戻ってホッと一息。ご主人がワンコを散歩させていたので少しお話し。ワンコ（ちょっと目が悪いのかな？）が足元にすり寄ってきてかわいい。
なお、ここからまだ20分ほどロードを歩いて降らないといけないという・・・

10/13 15:24

駐車地に帰還。お疲れ様でした！

撮影機器：

TG-4 OLYMPUS CORPORATION

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 靴 サンダル ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 地図（地形図） コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ

感想

あめおやじ🐟

先週、国道169号線の通行止めで中止した南奥駆道でしたが、開通したらしいので行ってみることに。現場は交互通行になっていて、問題なく通過できました。

初めての南奥駆道は前鬼から入って太古ノ辻から南下、地蔵岳までピストンしました。写真もたくさん載せておきましたが、稜線は開けた部分も多く非常に気持ちの良いルートでした。が、これがなかなかしんどかった。太古ノ辻までの登りもまぁまぁしんどいと思うのですが、稜線に出てからは小ピークをいくつも登り降りしないといけないので、地味〜に疲労を蓄積していきます。時期的にももっと人が多くていいと思うのですが、太古ノ辻〜地蔵岳間では一人も会いませんでした。太尾から釈迦ヶ岳へのルートも良いところなので、ついついそっちの方に行ってしまう気持ちはわかります。稜線までのアクセスがもうちょっと楽だったら、もっとハイカーが増えるかもしれませんね。自分的には行って大満足のルートでした。

コメント

kazu5000🌲

紅葉始まってますねぇ❤
おこんばんは〜。
標高1,300m〜1,500m界隈でも紅葉が始まってますねぇ❤
天狗、地蔵となかなか良さげな稜線ですねぇ (￣∇￣)
人のいない紅葉の稜線、最高っすね！
お疲れさまでした〜 (´▽`)ノ

追伸、今度、バリヤードを譲ってください (T_T)

あめおやじ🐟

Re: 紅葉始まってますねぇ❤
kazu5000さん、まいどぉ〜(^O^")／

ここの稜線、マジでよかったです。
釈迦ヶ岳より北側はどっちかというと森のイメージが強かったので、
えらい雰囲気が違って吃驚ですわ。
さらに南へ赤線を延ばしてみようと思います。

さて、来週東京出張がありますが、どうします？

cyberdoc

紅葉もこれからでしょうか
西のお山ではこれから紅葉の季節ですねー
山高地図もマイナールートは改定されるのが遅いみたいですね
まぁスマホをつけっ放しだと電池を喰うので
自分は、お山ではほとんど通信は使ってませんけど

あめおやじ🐟

Re: 紅葉もこれからでしょうか
cybedocさん、まいど〜(^w^)／

特に大峰山系は電波が入らない（駐車地でも入らないこと多し ）ので、
機内モードにして、基本はGPSの記録だけですね。
里山のややこしいところだと山高地図も地理院地図（ジオグラフィカから利用）も
フル活用することもありますけどね。

ちなみにヤマプラ(山高地図）を使って計画を作ることがほとんどなんですが、
今回の山行だったらスタート地点の車止めに作成開始用の白丸がないとか、
六甲山のメジャーなルートが載ってないとか、
使えないなぁ・・・となることもよくあります。

地理院地図はハイカーの歩いたGPS記録（ビッグデータ！）を使って
登山道の修正をしようとしているようですが、
山高地図も読者からのフィードッバックを受け付けるようなシステムがあるといいですね。

ゲスト

トガリネズミ
amenouwoさん、こんにちは！
南奥駈の稜線もいいですね！天狗山、行ってみたいです！あのトラップはトガリネズミのやと思います。以前、稲村で宝剣から山頂へと歩いている時、仕掛け中の研究者の人にお会いしてお話しを聞きました、ネズミよりモグラに近い小さな生き物だそうです、でも毒があるとか…、森にはまだまだ未知のミステリーに溢れていますね！

あめおやじ🐟

Re: トガリネズミ
akirasさん、コメントありがとうございます。
いつも山行記録拝見させていただいています。
これからも山行の参考にさせていただきます

さて、トガリネズミ（って初めて聞いたのでググりましたが）のトラップなんですか。えらいちっちゃい瓶やし、落ち葉が詰まっててすぐに這い出してきそうな感じでしたが、かなり小さい生き物なんですね。あの尖った鼻は、確かにネズミよりモグラって感じがします。私は山歩きで生き物を見つけると嬉しくなってしまうので、今度、こっそりと覗き込んでみようかな（笑）