底谷〜美女谷温泉〜堂所山(北高尾山稜)〜八王子城跡

2012年01月14日(土) [日帰り]

• GPS: 06:18
• 距離: 14.2km
• 登り: 1,008m
• 下り: 1,021m

コースタイム

7:11相模湖駅-7:26相模湖駅BS出発-7:32底沢BS-7:48美女谷温泉-7:50登山道入口-8:43底沢峠-8:59堂所山-9:26開場峠-9:58大嵐山-10:21黒ドッケ-10:29杉の丸-10:56狐塚峠-11:39杉沢ノ頭-11:50富士見台-12:04八王子城天守閣跡(これ以後八王子城跡見学)-12:23松木曲輪-12:30本丸跡-12:50金子丸-13:09御主殿の滝-13:14御主殿跡-13:50霊園前BS-13:58高尾駅　

割とチンタラ歩いています

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

八王子城跡の駐車場で工事をしていました。拡張中?

コース状況／危険箇所等

アイゼンが必要な凍結等は全くありませんでした。
杉の丸〜八王子城跡間は倒木が、しばしばありますが問題はありません。
道は木の根やゴロ石の多いアップダウンの激しい道が多いので、隣の陣馬〜高尾ルートと比べると時間がかかります。

写真

1/14 7:20

朝の相模湖駅

1/14 7:21

三ツ木行きのバスに乗るのですが、経由地違いで2台止まっていました。こちらのバスに乗ったのは自分1人です。

1/14 7:32

底谷BS下車。美女谷温泉を目指します。

1/14 7:32

照手姫と美女谷温泉のいわれ

1/14 7:37

この標識を左に曲がり、JRをくぐります。

1/14 7:48

美女谷温泉は立ち寄り湯を行っていません

1/14 7:50

登山道はこの標識を左へ曲り

1/14 7:50

民家の間を入っていきます

1/14 8:09

この辺には珍しい竹林の中を進んでいきます

1/14 8:43

底沢峠到着

1/14 8:45

御前山と大岳山

1/14 8:52

1/14 8:59

1/14 8:59

堂所山からの眺め

1/14 9:26

1/14 10:15

景信山が近づいてきます

1/14 10:29

杉の丸からの眺め

1/14 10:30

東京方面がよく見えます

1/14 10:42

この辺から倒木が多くなります

1/14 10:50

営林関係の方が倒木を片づけていました

1/14 10:52

直径20cmくらいの杉の年輪を数えてみたら35年

1/14 11:03

一度、林道に飛び出して、すぐに右の山道に戻ります

1/14 12:04

八王子城天守閣跡

1/14 12:05

石が積まれていました

1/14 12:21

井戸がありました。コップがあるので飲めるのでしょうか。

1/14 12:25

松本曲輪より。とても眺めがよいです。攻防時の激戦地だったようです。

1/14 12:23

松木曲輪の解説

1/14 12:29

本丸跡。意外と狭いです。

1/14 12:30

1/14 12:35

本丸から降りる途中。八王子方面の眺めがとても良いです

1/14 12:35

都心も見えました

1/14 12:37

高丸。写真では分かりませんが道を見下ろす高台になっています。重要な防衛拠点だったのでしょう。

1/14 12:50

1/14 13:10

御主殿の滝。水があまり流れていませんでした。

1/14 13:09

この滝の上流で北条方の女性・子供が自害したとされています。

1/14 13:50

霊園BS。高速の下にあります。

撮影機器：

HX-WA10 Panasonic

感想

BUNNY25

　八王子城跡へ行ってみたくなり、北高尾山稜を歩いてきました。
底沢峠へは陣馬高原下から入るケースが多いようですが、この時期は明るい南斜面を歩きたいと思い、底沢〜美女谷温泉から登ってみました。途中、バスも登山道も自分1人だけでした。登山道は良く整備されており、全く問題なく歩けました。

　堂所山から先の北高尾山稜は、道が木の根やゴロ石などで歩きにくく、アップダウンが激しいので、結構歩きごたえがありました。高尾〜陣馬、笹尾根、金比羅尾根等のこの近辺の他の尾根道より時間がかかる気がします。

　八王子城跡では解説をみながらいろいろと歩き回ってみました。この城は、豊臣秀吉が北条・小田原攻めの際、支城つぶしのために大軍勢で攻勢をしかけ、激しい戦があった場所です。非常に堅固な山城でしたが、あまりの戦力差の前に1日で落城したとのことです。
　何も知らなければただの山ですが、改めて見てみると各所に戦のための工夫がされており、関東でも有数の堅固な山城要塞の面影が分かります。また、合戦当時の状況や、追いつめられた女性や子供の悲劇などの様子も説明されており、今自分がいるこの場で激戦が繰り広げられたのだと、しばし想いを巡らせました。
　歴史好きは一度訪れてみると良いと思います。