禅頂行者道(明智平BS〜古峯神社BS)
- GPS
- --:--
- 距離
- 18.4km
- 登り
- 937m
- 下り
- 1,605m
過去天気図(気象庁) | 2018年10月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
写真
感想
この時期、平日でないととても行けたものではない日光。天気予報ともにらめっこした結果、地味なルートを歩くことにした。
JR日光駅前からは臨時のバスも出ていたが、それでも通路まで満員となる車内。いろは坂は渋滞もなく、快調に流れていたが、土日ともなれば相当な覚悟が必要だろう。
定員16人と、小さな明智平ロープウェイは約20分待ち。3分ほどで結ばれる展望台は初めて訪れた。華厳の滝と中禅寺湖の眺めが優美。滝の音が聞こえてくる。
茶ノ木平へと向かう道は、少しは観光地化されているかと思っていたが、予想に反してヤブの濃い、日光らしい登山道。とても観光客に歩けるような道ではなかった。途中の観瀑台は、樹木が伸びていて眺めは今一つ。茶ノ木平までロープウェイが通じていた頃は絶景が見られたのだろうか。
分岐から細尾峠までの道も、最初はヤブが濃いが、篭石を過ぎれば、次第に歩きやすくなってくる。車道が通る細尾峠には、5〜6台の車が止まっていた。峠から急な登り返しを経れば、薬師岳の山頂。西から冷たい風が吹きよせ、小雨すらぱらつく天気。当然、眺めは期待できない。
細かなアップダウンが続く道を歩いて、三ツ目と呼ばれるポイントに来ても、相変わらずガスっぽい。夕日岳へは向かわず、そのまま直進し、その名のとおり地蔵が祀られている地蔵岳に着く。
地蔵岳から、尾根を巻きながら急坂を下ればハガタテ平。ここから古峯神社にも下りられるが、もう少し、山での時間を過ごすことにして、更に直進。ゆるやかに登れば、平坦な山頂を持つ唐梨子山に至る。このあたりの稜線は紅葉も美しい。
さらにいくつかのピークを越えて歩けば、大天狗大神の社が祀られた峠に着く。社までは未舗装の林道が通じており、それを下り舗装路にぶつかれば、古峯ヶ原の湿原。かつて強盗事件があったという避難小屋が寂しく建つ。
古峯ヶ原からは、関東ふれあいの道を辿る。木段が整備された道を下り、途中からは舗装林道を歩いて4kmほどで、古峯神社にたどり着く。夕刻の境内は静けさの中。参拝し、30分ほどバスを待って、鹿沼駅から豪華な内装のいろは号に乗車した。
思った以上に天候に恵まれず、トレーニング的な色合いの濃い山行となったが、色づいた樹林の中を静かに歩くには良いコースだった。
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