ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1630573
全員に公開
ハイキング
四国

東赤石山の深まる秋

2018年10月28日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:20
距離
11.4km
登り
1,335m
下り
1,350m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:16
休憩
2:01
合計
8:17
距離 11.4km 登り 1,335m 下り 1,350m
6:46
188
9:54
10:11
37
10:48
12:31
150
15:01
15:02
1
15:03
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2018年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
岡山より瀬戸中央道,松山道経由で三島川之江I.C.を下りたら,国道319号で筏津の登山口まで。
コース状況/
危険箇所等
筏津からは渓谷に沿って登山道が伸びています。谷が深く険しいので転倒すると大変です。登山道の道々に丸太の橋がありますが,多くが朽ちていて不安なものが多いです。岩づたいに渡渉できるとこは橋を使いませんでした。
その他周辺情報 別子温泉などもありますが,使わず。
筏津登山口からスタート。バス停の横の路側帯に自動車を停めた。バスの本数はかなり少ない。バス停の横には,たっぷり水場。トイレあります(ぽっトンだけど...)。
1
筏津登山口からスタート。バス停の横の路側帯に自動車を停めた。バスの本数はかなり少ない。バス停の横には,たっぷり水場。トイレあります(ぽっトンだけど...)。
山の中に集落の後。石鎚に行ったとき西之川に廃村があったが,このあたりもそうだったのか。石積みや屋敷の跡地などに往事の人々のくらしが偲ばれる。登山道脇には,炭焼き窯の跡もあり。今週もピーカン。ありがたや〜。
2
山の中に集落の後。石鎚に行ったとき西之川に廃村があったが,このあたりもそうだったのか。石積みや屋敷の跡地などに往事の人々のくらしが偲ばれる。登山道脇には,炭焼き窯の跡もあり。今週もピーカン。ありがたや〜。
沢なりの響く渓谷沿いの道を進む。☀が出ると,秋の山らしい雰囲気が漂う。台風の後の出水のせいか,道に木が倒れていたり,崩れていたりする場所ちらほら。
1
沢なりの響く渓谷沿いの道を進む。☀が出ると,秋の山らしい雰囲気が漂う。台風の後の出水のせいか,道に木が倒れていたり,崩れていたりする場所ちらほら。
前の方のレコでも見たが,木の橋がえらいことに!と言っても,橋の下の岩づたいに簡単に渡れる。
1
前の方のレコでも見たが,木の橋がえらいことに!と言っても,橋の下の岩づたいに簡単に渡れる。
先ほどの橋を過ぎたところに分岐があります。一方は東赤石山山頂へ。もう一方は,東赤石山荘へのルートです。雲が湧いちゃうともったいないので,今日は左の山頂ルートへ。
先ほどの橋を過ぎたところに分岐があります。一方は東赤石山山頂へ。もう一方は,東赤石山荘へのルートです。雲が湧いちゃうともったいないので,今日は左の山頂ルートへ。
この時期のお約束。リンドウ。眠いのか,まだ開いてません。
1
この時期のお約束。リンドウ。眠いのか,まだ開いてません。
木の間から山頂が見えた。まだまだ遠い。
2
木の間から山頂が見えた。まだまだ遠い。
山頂への直登ルートもずっと沢を辿ります。それにしてもなんと滝の多いこと!無数の白い水の流れが見えます。水の音もずっと途切れず続きます。水辺の大好きな紅葉が華やかに色を添えます。
1
山頂への直登ルートもずっと沢を辿ります。それにしてもなんと滝の多いこと!無数の白い水の流れが見えます。水の音もずっと途切れず続きます。水辺の大好きな紅葉が華やかに色を添えます。
だんだん青空が近づいてきました。沢を離れても登山道自体が小さな沢になっているところが多いです。赤っぽい岩がごろごろ続いて,太ももに堪えます。
赤い岩は橄欖(かんらん)岩だそうな。火成岩の一種。この岩がずっと続きます。赤石山の名前の由来はこの石の色にアリ。
2
だんだん青空が近づいてきました。沢を離れても登山道自体が小さな沢になっているところが多いです。赤っぽい岩がごろごろ続いて,太ももに堪えます。
赤い岩は橄欖(かんらん)岩だそうな。火成岩の一種。この岩がずっと続きます。赤石山の名前の由来はこの石の色にアリ。
青い空が見えるのが一番。どんどん登る。
1
青い空が見えるのが一番。どんどん登る。
木も茂ってなく,岩の多い登山道。テープとか見てないと斜面沿いにあらぬ方へ行ってしまうような道。ガスってたら迷いそう...。
1
木も茂ってなく,岩の多い登山道。テープとか見てないと斜面沿いにあらぬ方へ行ってしまうような道。ガスってたら迷いそう...。
稜線に平行して東西を結ぶ道に出ました。地図で見ると上の稜線まで,後10分ほど。
稜線に平行して東西を結ぶ道に出ました。地図で見ると上の稜線まで,後10分ほど。
青い空へ向かって道が伸びていると,心も晴れ晴れ!赤い岩の尾根が近づいてきました。
2
青い空へ向かって道が伸びていると,心も晴れ晴れ!赤い岩の尾根が近づいてきました。
縦走路に出て東赤石山に進路を取る。山頂直下の岩岩ポイント。太ももに来るなあと思っていたら,まだまだ序の口だった...。先行者の方が下りてこられた。もうすぐですよと。
縦走路に出て東赤石山に進路を取る。山頂直下の岩岩ポイント。太ももに来るなあと思っていたら,まだまだ序の口だった...。先行者の方が下りてこられた。もうすぐですよと。
東赤石山山頂に到着。振り返ると岩の山並みが続いている。
3
東赤石山山頂に到着。振り返ると岩の山並みが続いている。
南の方にも四国山地の山並みが続く。はるか彼方に,室戸岬へと伸びる海岸線と土佐湾が見えた。
2
南の方にも四国山地の山並みが続く。はるか彼方に,室戸岬へと伸びる海岸線と土佐湾が見えた。
手前の岩山が八巻山1698m。その向こうに三角が三つ。一番左笹ヶ峰あたり?真ん中に西赤石山への稜線が伸びる。西赤石へ行こうかなと思いつつ,今日は筏津へピストン予定。(ヘタレ)
1
手前の岩山が八巻山1698m。その向こうに三角が三つ。一番左笹ヶ峰あたり?真ん中に西赤石山への稜線が伸びる。西赤石へ行こうかなと思いつつ,今日は筏津へピストン予定。(ヘタレ)
雲の湧く方向には,瓶が森や石鎚山が見えると思うが。
1
雲の湧く方向には,瓶が森や石鎚山が見えると思うが。
北側には瀬戸内海の燧灘。瀬戸内海の大パノラマです。
2
北側には瀬戸内海の燧灘。瀬戸内海の大パノラマです。
山頂の赤い石の上に山頂標。後からいらした方に伺うと,山頂はもう一つ東とのこと。で,さっそくそっちへ移動。
1
山頂の赤い石の上に山頂標。後からいらした方に伺うと,山頂はもう一つ東とのこと。で,さっそくそっちへ移動。
こちらが三角点山頂なんだそう。こちらからだと東の方が丸見え。
2
こちらが三角点山頂なんだそう。こちらからだと東の方が丸見え。
東には,権現岳,エビラ山,二ツ岳と赤石山系の山並みが連なる。道中が一緒だった方に伺うと,二ツ岳は,相当ハードな山だそう。上がギザギザ。
3
東には,権現岳,エビラ山,二ツ岳と赤石山系の山並みが連なる。道中が一緒だった方に伺うと,二ツ岳は,相当ハードな山だそう。上がギザギザ。
南側は,切れ落ちた崖。
1
南側は,切れ落ちた崖。
再び,最初のピークへ。石鎚山,ちょっとずつ見えてきた。八巻山へ向かう。
1
再び,最初のピークへ。石鎚山,ちょっとずつ見えてきた。八巻山へ向かう。
八巻山への稜線歩き。マークがないのでとんでもない岩の上に登ってしまった。せっかくなので写真を撮るもひやひや。岩だらけでルートを間違えてしまう。
1
八巻山への稜線歩き。マークがないのでとんでもない岩の上に登ってしまった。せっかくなので写真を撮るもひやひや。岩だらけでルートを間違えてしまう。
先ほどまでいた,東赤石を振り返る。なるほど,南側は落ちてるが,きれいな山らしい形。
2
先ほどまでいた,東赤石を振り返る。なるほど,南側は落ちてるが,きれいな山らしい形。
八巻山のてっぺんにだいぶ近づいた。後で気付いたが,こちら側はゆるやか。
1
八巻山のてっぺんにだいぶ近づいた。後で気付いたが,こちら側はゆるやか。
八巻山山頂。ほこらが祀ってある。なぜか避雷針が立っていた。道々ご一緒した方から,カステラをおよばれする。おいしくいただきました。ありがとうございました。
1
八巻山山頂。ほこらが祀ってある。なぜか避雷針が立っていた。道々ご一緒した方から,カステラをおよばれする。おいしくいただきました。ありがとうございました。
八巻山でもまったりと過ごしさらに西側に。向こう側は岩の切れ落ちゾーン。マークがなく,踏み跡もはっきりしてないとこが多い。
1
八巻山でもまったりと過ごしさらに西側に。向こう側は岩の切れ落ちゾーン。マークがなく,踏み跡もはっきりしてないとこが多い。
東赤石山荘が見えた。どこを下りるのか?はて?
2
東赤石山荘が見えた。どこを下りるのか?はて?
ここは違うだろう〜あぶね〜なと思って下りたとこを上り返し,別のところから下りたら,また同じところ!写真では高度感出ませんが,結構な落ち具合。岩にへばりついて下りた。登るのより下りる方が苦手。(ヘタレ)
1
ここは違うだろう〜あぶね〜なと思って下りたとこを上り返し,別のところから下りたら,また同じところ!写真では高度感出ませんが,結構な落ち具合。岩にへばりついて下りた。登るのより下りる方が苦手。(ヘタレ)
八巻山の西,ロックガーデンの手前でお昼ご飯。八巻山から下りてくる皆さん,ルートが見つからずに手こずっている方が結構いた。上る方が楽そう。
1
八巻山の西,ロックガーデンの手前でお昼ご飯。八巻山から下りてくる皆さん,ルートが見つからずに手こずっている方が結構いた。上る方が楽そう。
ロックガーデン,楽しそうですが,今日は見るだけにしとく。それにしてもいい天気。景色を見飽きません。
2
ロックガーデン,楽しそうですが,今日は見るだけにしとく。それにしてもいい天気。景色を見飽きません。
八巻山は大きな岩の塊。まわりの崩れた岩もすごい!
1
八巻山は大きな岩の塊。まわりの崩れた岩もすごい!
直下の大岩。今にも落ちそうで,これに指をあてて写真を撮る人が多いとか。本当に落ちてきたらぺしゃんこ。
1
直下の大岩。今にも落ちそうで,これに指をあてて写真を撮る人が多いとか。本当に落ちてきたらぺしゃんこ。
いよいよ下山。大岩を振り返ると,真っ青な空に鎮座。
2
いよいよ下山。大岩を振り返ると,真っ青な空に鎮座。
東赤石山荘への下り。赤石山系の稜線が空に伸びる。
1
東赤石山荘への下り。赤石山系の稜線が空に伸びる。
ロックガーデン,今度は遊びに行きます。
1
ロックガーデン,今度は遊びに行きます。
東赤石山荘前。無人の山荘で素泊まり3000円だとか。「床が抜けるんで,静かに歩くように」と,注意書きが貼ってあった。
4
東赤石山荘前。無人の山荘で素泊まり3000円だとか。「床が抜けるんで,静かに歩くように」と,注意書きが貼ってあった。
樹林帯に下りてきた。このあたりから,足下に水が流れているところがいっぱいある。紅葉がきれい。
1
樹林帯に下りてきた。このあたりから,足下に水が流れているところがいっぱいある。紅葉がきれい。
下る道々に豊かな湧き水。こけからしたたり落ちる水。
2
下る道々に豊かな湧き水。こけからしたたり落ちる水。
いろんな落ち葉が,足下を華やかに彩る。
2
いろんな落ち葉が,足下を華やかに彩る。
下りの道(東赤石山荘への道)は長い道。ところどころに朽ちた橋が架けてある。乗るとしなるのがこわい。
1
下りの道(東赤石山荘への道)は長い道。ところどころに朽ちた橋が架けてある。乗るとしなるのがこわい。
どこもかしこも滝,滝,滝。
1
どこもかしこも滝,滝,滝。
補強はしてあるけど,今にも落ちそう!川をじかに渡れるところは橋をエスケープする。
1
補強はしてあるけど,今にも落ちそう!川をじかに渡れるところは橋をエスケープする。
ダイモンジソウの仲間で,モミジバセンダイソウというらしい。
1
ダイモンジソウの仲間で,モミジバセンダイソウというらしい。
下の方に,おなじみアキノキリンソウみっけ。花も終わり。
1
下の方に,おなじみアキノキリンソウみっけ。花も終わり。
登山口へ戻ってきた。休憩タイムをたっぷりとって,山頂でまったりと過ごした東赤石山,よいところ。
1
登山口へ戻ってきた。休憩タイムをたっぷりとって,山頂でまったりと過ごした東赤石山,よいところ。

感想

最初は東赤石山から西赤石山へ向かい,ピストンして筏津へ戻ろうかと思いましたが距離的に長く八巻山から下りました。無数の滝があり水の豊かな山でした。山で出会った方が,「アケボノツツジがきれいですよ。」と言われていたので,春のシーズンに訪れてみたいものです。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:819人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 四国 [日帰り]
瀬場から東赤石と八巻山を廻る
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら