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記録ID: 1639115
全員に公開
雪山ハイキング
白山

白山(平瀬道)

2018年11月03日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 石川県 岐阜県
 - 拍手
GPS
--:--
距離
13.8km
登り
1,520m
下り
1,518m

コースタイム

日帰り
山行
7:55
休憩
0:48
合計
8:43
5:45
140
8:05
8:06
3
8:09
8:16
115
10:11
10:20
45
11:05
11:15
21
11:36
11:50
73
13:03
13:10
5
13:15
73
天候 晴れ、午前中標高2000mより上は強風、濃霧
過去天気図(気象庁) 2018年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
富山県からだと国道156号を岐阜方面へ。道の駅飛騨白山を過ぎて1卍先を右折して岐阜県道451号白山公園線に入り終点が平瀬道登山口です。
白山公園線はもうすぐ冬季閉鎖なので通行可能かどうか事前に岐阜県高山土木事務所 飛騨合同庁舎に問い合わせると良いと思います。0577-33-1111です。
コース状況/
危険箇所等
当日の状況です。
シーズン中だと登山届は登山口休憩所のボックスに提出できますが、現在は休憩所が閉鎖されれているため提出できません。

登山口〜2夘乎
とてもよく整備されています。注意点としては注意散漫で脚にもダメージがある下山の終盤に木の根に足を引っかけたり、階段の横木に足をかけてスリップ転倒することだと思われます。

2夘乎譟3夘乎
登山道脇に雪が出始めます。刈り込まれた笹茎が足元を邪魔するところところが2か所ほど、鎖場が1か所あります(下山時注意)。この区間は下山時に雪が融けてぬかるみになっているところが結構あります。

3夘乎譟疎臍匯拡鯑饐屋
標柱を過ぎて尾根の北側(山頂が見えてベンチが設置されているところ)になると同時にほぼ雪道になります。トレースがついているので問題ないかと思います。左側が切れ落ちている箇所がありますがこの後にある類似ポイントに比べれば大したことはないかと思います(それでも歩行注意ですが)。

大倉山避難小屋〜カンクラ雪渓(展望ポイント)
しばらく鞍部まで降ります。その後は山塊をジグザグに登るように道がつけられています。現在のところ夏道に即してコースをとることができます。ここにも左側が切れ落ちているところがありますので歩行注意です。

カンクラ雪渓(展望ポイント)〜展望歩道分岐〜室堂
カンクラ雪渓展望ポイントを過ぎると左側が切れ落ちた箇所があります。ここが一番高度感のあるところで左側が崩壊しているので歩行注意です(特に下山時は注意)。その後はまたジグザグ道になりますが最後の斜面はほぼまっすぐに登ります(雪のない季節だと階段が設置されているところ)。平坦地に差し掛かると、雪のためハイマツが両側から倒れこんできていて少しかき分けるようなコースになります。展望歩道分岐に差し掛かる前に1か所、展望歩道分岐の後に1か所、悪天候時に迷う可能性のある平地があります。視界不良でトレースが消されるような風がある場合は要注意と思われます。

室堂〜白山山頂(御前峰)
夏道準拠のトレースに従って登ります。ここも視界不良でトレースが消されるような風がある場合は要注意と思われます。
その他周辺情報 立ち寄り湯
白水湖畔の露天風呂は今年の営業を終了しています。道の駅飛騨白山に併設のしらみずの湯が良いかと思います(今回は立ち寄っていません)。
登山口から2卉賄澄序盤はふかふかの落ち葉を踏みながらの山登りです。
2018年11月03日 06:56撮影 by  N01F, DoCoMo
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11/3 6:56
登山口から2卉賄澄序盤はふかふかの落ち葉を踏みながらの山登りです。
葉を落としたダケカンバが好きです。背景は別山に至る稜線、雪がついています。
2018年11月03日 07:07撮影 by  N01F, DoCoMo
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11/3 7:07
葉を落としたダケカンバが好きです。背景は別山に至る稜線、雪がついています。
登山口から3卉賄澄雪はうっすらとあります。
2018年11月03日 07:34撮影 by  N01F, DoCoMo
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登山口から3卉賄澄雪はうっすらとあります。
そこからちょっとだけ移動すると平瀬道で最初に白山が展望できるポイントでここにもベンチが設置されています。左が御前峰、右が剣ヶ峰。ここに来ると「ああ、白山にやってきたなあ」と思います。
2018年11月03日 07:40撮影 by  N01F, DoCoMo
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11/3 7:40
そこからちょっとだけ移動すると平瀬道で最初に白山が展望できるポイントでここにもベンチが設置されています。左が御前峰、右が剣ヶ峰。ここに来ると「ああ、白山にやってきたなあ」と思います。
ここは左側が切れ落ちている箇所です。右端が大倉山、遠方は別山に至る尾根。いやな雲が出てきています。
2018年11月03日 07:51撮影 by  N01F, DoCoMo
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11/3 7:51
ここは左側が切れ落ちている箇所です。右端が大倉山、遠方は別山に至る尾根。いやな雲が出てきています。
大倉山からゾロ谷、ヤケ谷を挟んだ対面の尾根を見ています。
2018年11月03日 08:05撮影 by  N01F, DoCoMo
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11/3 8:05
大倉山からゾロ谷、ヤケ谷を挟んだ対面の尾根を見ています。
大倉山から白山方向です。とうとう山頂が隠れてしまいました。
2018年11月03日 08:05撮影 by  N01F, DoCoMo
11/3 8:05
大倉山から白山方向です。とうとう山頂が隠れてしまいました。
大倉山から2199ピークを見ています。左奥に向けて別山なのですが見えているのか見えていないのか?2199ピークの向こうに窪地があって南龍ヶ馬場があるのですが行ったことがありません。行きたいところの一つです。 
2018年11月03日 08:05撮影 by  N01F, DoCoMo
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11/3 8:05
大倉山から2199ピークを見ています。左奥に向けて別山なのですが見えているのか見えていないのか?2199ピークの向こうに窪地があって南龍ヶ馬場があるのですが行ったことがありません。行きたいところの一つです。 
大倉山から登山方向を見ています。一部藪に隠れていますが右の尾根を登っていきます。
2018年11月03日 08:05撮影 by  N01F, DoCoMo
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11/3 8:05
大倉山から登山方向を見ています。一部藪に隠れていますが右の尾根を登っていきます。
カンクラ雪渓(展望ポイント)にきています。
2018年11月03日 09:14撮影 by  N01F, DoCoMo
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カンクラ雪渓(展望ポイント)にきています。
夏道だと歩きやすい階段がある箇所です。ここを登り切れば平坦地に出ますがそこから上が視界不良でした。
2018年11月03日 09:37撮影 by  N01F, DoCoMo
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11/3 9:37
夏道だと歩きやすい階段がある箇所です。ここを登り切れば平坦地に出ますがそこから上が視界不良でした。
室堂到着時はこんな感じで、風も強かったです。
2018年11月03日 10:11撮影 by  N01F, DoCoMo
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11/3 10:11
室堂到着時はこんな感じで、風も強かったです。
社殿の脇を通って頂上を目指します。
2018年11月03日 10:20撮影 by  N01F, DoCoMo
11/3 10:20
社殿の脇を通って頂上を目指します。
山頂への道はこんな感じです。
2018年11月03日 10:41撮影 by  N01F, DoCoMo
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11/3 10:41
山頂への道はこんな感じです。
御前ヶ峰到着。強風で寒いです。眺望は全くダメでした。
2018年11月03日 11:05撮影 by  N01F, DoCoMo
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11/3 11:05
御前ヶ峰到着。強風で寒いです。眺望は全くダメでした。
雪がこびりついた山座同定盤、奥社。奥社では山スキーヤーがドロップインするかどうか協議中のようです。
2018年11月03日 11:09撮影 by  N01F, DoCoMo
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11/3 11:09
雪がこびりついた山座同定盤、奥社。奥社では山スキーヤーがドロップインするかどうか協議中のようです。
奥社の扉にこびりついた雪。奥社の石垣内は風が凌げますので一息つけます。
2018年11月03日 11:14撮影 by  N01F, DoCoMo
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11/3 11:14
奥社の扉にこびりついた雪。奥社の石垣内は風が凌げますので一息つけます。
室堂に戻ってきました。写真では他の登山者があまり写り込んでいませんが、当日は自分の予想以上に登山者がおられました(主に石川県側からの入山です)。
2018年11月03日 11:36撮影 by  N01F, DoCoMo
11/3 11:36
室堂に戻ってきました。写真では他の登山者があまり写り込んでいませんが、当日は自分の予想以上に登山者がおられました(主に石川県側からの入山です)。
室堂から下山にかかっています。プチモンスターという感じのハイマツ。
2018年11月03日 12:00撮影 by  N01F, DoCoMo
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11/3 12:00
室堂から下山にかかっています。プチモンスターという感じのハイマツ。
展望歩道分岐付近。もっと視界不良で強風でトレースが消えていたら怖いですね。
2018年11月03日 12:04撮影 by  N01F, DoCoMo
11/3 12:04
展望歩道分岐付近。もっと視界不良で強風でトレースが消えていたら怖いですね。
視界不良地帯を抜けました。雪のついている窪みがカンクラ雪渓なのでしょうかね。
2018年11月03日 12:13撮影 by  N01F, DoCoMo
11/3 12:13
視界不良地帯を抜けました。雪のついている窪みがカンクラ雪渓なのでしょうかね。
ここは下山中に最初に白水湖が見えるポイントだったと思います。
2018年11月03日 12:16撮影 by  N01F, DoCoMo
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11/3 12:16
ここは下山中に最初に白水湖が見えるポイントだったと思います。
三方崩山方向です。この山もいつか登りたい。
2018年11月03日 12:17撮影 by  N01F, DoCoMo
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11/3 12:17
三方崩山方向です。この山もいつか登りたい。
大倉山避難小屋近くまで降りてきました。登頂時は悪天候で下山すると山頂が晴れ、というのは「登山あるある」ですね。午後に山頂に着いた方々、おめでとうございます。
2018年11月03日 13:00撮影 by  N01F, DoCoMo
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11/3 13:00
大倉山避難小屋近くまで降りてきました。登頂時は悪天候で下山すると山頂が晴れ、というのは「登山あるある」ですね。午後に山頂に着いた方々、おめでとうございます。
避難小屋から帰路を見ています。大倉山まで少し登り返します。
2018年11月03日 13:03撮影 by  N01F, DoCoMo
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11/3 13:03
避難小屋から帰路を見ています。大倉山まで少し登り返します。
ダケカンバ越しに三方崩山。
2018年11月03日 13:19撮影 by  N01F, DoCoMo
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11/3 13:19
ダケカンバ越しに三方崩山。
白水湖も大きくなってきました。
2018年11月03日 13:19撮影 by  N01F, DoCoMo
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11/3 13:19
白水湖も大きくなってきました。
これで見納めの白山です(下山だと最後の白山展望ポイント)。
2018年11月03日 13:30撮影 by  N01F, DoCoMo
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11/3 13:30
これで見納めの白山です(下山だと最後の白山展望ポイント)。
よく被写体になる木です。登山口から2辧3劼隆屬砲△蠅泙后
2018年11月03日 13:38撮影 by  N01F, DoCoMo
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11/3 13:38
よく被写体になる木です。登山口から2辧3劼隆屬砲△蠅泙后
登山口から2卉賄澄J神テ擦論鼎な山行が楽しめました。
2018年11月03日 13:54撮影 by  N01F, DoCoMo
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11/3 13:54
登山口から2卉賄澄J神テ擦論鼎な山行が楽しめました。
登山口から1卉賄澄あと少しで下山です。
2018年11月03日 14:09撮影 by  N01F, DoCoMo
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11/3 14:09
登山口から1卉賄澄あと少しで下山です。
無事下山です。登山口では紅葉のピークは過ぎていますが帰途の白山公園線沿線は見ごろでした。白水の滝というスポットの存在を翌日に知ったので今度からは帰途に寄るようにしたいです。
2018年11月03日 14:28撮影 by  N01F, DoCoMo
11/3 14:28
無事下山です。登山口では紅葉のピークは過ぎていますが帰途の白山公園線沿線は見ごろでした。白水の滝というスポットの存在を翌日に知ったので今度からは帰途に寄るようにしたいです。
撮影機器:

装備

備考 最初から最後までストックにツボ足で通しました。ピッケル、アイゼンは持参しましたが未使用でした。室堂から山頂まで他の登山者をチェックしていましたが、ピッケル使用者は1名だけ確認(この方はアイゼンも装着)。アイゼン装着率は2割ぐらいでした。ストックも使用しないツボ足登山者も1名確認しました。
魔法瓶は持参しませんでしたが、今後は必要になると思われます。
ハイドレーションは凍結しませんでした。
山頂アタック中に眼鏡に霜がついて視界不良になりました。裸眼の方がマシになる場合は眼鏡をしまった方が良いようです。

感想

「そういえば今年は白山に登っていないなあ」と思ったので登ろうと思いました。その前にヤマレコで最新の記録をチェックです(雪の状態)。天気予報と自分の技量を考慮すればなんとかこなせそうなので行くことにしました。コースは砂防新道も考えたのですが吊橋の板が外されているとのことでしたので(自分にとっての)ホームコースである平瀬道にしました。岐阜県高山土木事務所 飛騨合同庁舎に問い合わせて白山公園線の冬季閉鎖がまだなされていないことを確認して臨みました。
写真のコメントに書きましたが室堂から山頂までは自分の予想を超える賑わいでした。好天予報にもかかわらず登頂時は視界不良と強風でひどい状態でした。当日は室堂で仕舞いにした人が多いのではないでしょうか。
1.好天予報
2.登頂時は視界不良と強風で凍えそう
3.下山途中で山頂は晴れているのを確認
この3連コンボをくらったのは2回目です(初回は2012の白馬岳、10月)。初回ではなかったので「こういうこともあるさ」で済ませることができますがそれにしても10月、11月の高山は要注意だと思いました。

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技術レベル
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体力レベル
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