霧氷、絶景の石鎚山頂
- GPS
- 32:00
- 距離
- 8.4km
- 登り
- 980m
- 下り
- 963m
コースタイム
天候 | 曇りとガス、翌日は晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
鎖場は、途中で引き返せないので、十分に自覚の上、挑戦してください。二ノ鎖が一番長く、三ノ鎖は短いですが、途中に宙ぶらりんになる所があり、腕力で乗り越えなければいけません。鎖は冷たく、手袋はあった方が良いと思います。迂回コースも寒気の入り込みで、特に丸木や落ち葉の上が滑りやすかったです。これからは、防寒具は必要です。(地図のコースは手書きです。) |
その他周辺情報 | 山頂小屋は11月3日で営業を終えるようです。 |
写真
感想
今年は、アルプスへは一度も出かけず、もっぱら近畿と西日本の山と温泉、お寺を歩いています。10月は大山に行きました。
今回は、初めての四国の山へ遠征です。自宅から石鎚山の登山口まで車で約380km余り。深夜に出発して、2時頃に登山口に到着。星がものすごく綺麗な夜でした。暫く仮眠後、8:20発のロープウェイで出発。
成就社で安全登山の祈願と御朱印をいただきました。石鎚山は白く霧氷がついているようです。神社の門を抜けていよいよ登山の始まりです。
程なく試しの鎖があらわれます。岩が濡れていたため滑りやすく途中で引き返しました。一の鎖は乾いており、ここからは一二三の鎖全てを使って登りました。二の鎖は長く、三ノ鎖は途中宙ぶらりんになる所があって腕力を必要とする気がします。
北アルプス剱岳カニの縦バイや不帰、大キレットなどの鎖は持ち上げられますが、ここ修験者様の鎖は岩に固定されて重く、だからどうしても体が岩に引っ付いてしまうような形になるので、一般の鎖場とはちょっと違って恐怖感がありました。
しかし、取りつけば後には戻るのは更に危険です。神様に祈りながら、重いからだを持ち上げて上がりました。最後弥山の鳥居の肩に出たときは感動でした。
山頂はガスっており明朝に期待です。運転疲れと車中泊疲れ、そして登山の疲れで、第一日目は予約しておいた山頂小屋でゆっくり身体を休めました。
夜通し風の音が聞こえていました。寒気の影響なのでしょう。しかし、ゆっくり休めました。
翌日は曇ったガラス越しに外を見ると青空が出ています。慌てて外に出ると、絶景がひろがっていました。一面の雲海です。そして天狗岳の向こうを滝雲が流れていきます。素晴らしい景色です。朝食の時間も忘れてゆっくりと自然のドラマを楽しみました。初めて来たのに、まさにビギナーズラックの石鎚山でした。
この後、霧氷と紅葉を楽しみながら、ゆっくり下山しました。
石鎚の神様、ありがとうございました。道後の温泉にゆっくり浸かって、次は徳島の剣山へ向かいます。
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