11/3【荒島岳(福井・1523m)】勝原コース、しもやまコースで周回、錦秋の荒島岳を訪ねる
- GPS
- 07:11
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 1,405m
- 下り
- 1,281m
コースタイム
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2018年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
・大野市西勝原にあるJR越美北線の駅 ・中部縦貫自動車道・大野インターから国道158号線・岐阜方面へ向かい、 ・県道173号線・上小池方面へ折れ数百メートルのところにある ・駅前に、荒島岳登山口へは案内図がある 駐車台数:5台ほど 設備:トイレ、自販機あり 登山ポスト:荒島岳登山口にあり <下山口>JR越前下山駅(下山コース登山口) ・大野市下山にあるJR越美北線の駅 ・勝原よりさらに岐阜方面にある ・駅前に荒島岳・下山コースの案内図がある 駐車台数:5台ほど 設備:とくになし ※下山口から登山口へは、JR越美北線を利用 ・運賃は210円 ・福井方面は、6時4分、11時2分、14時39分、18時38分、21時17分の5本 |
コース状況/ 危険箇所等 |
<勝原コース> 最初はゲレンデの直登、リフト終点跡地からは滑りやすい泥土の登りとなり、しゃくなげ平まで続く。しゃくなげ平からは一旦鞍部に下り、しばらくしてから、「もちが壁」の滑りやすい急登となる。登りきると笹原が広がり景色が広がり、やがて山頂。 ・「もちが壁」が危険箇所ではあるが、鎖やロープが適宜ある ・「トトロの木」と呼ばれるブナの大木が倒れていたのがショックだった <新しもやまコース> 旧和泉村を辿る唯一のコースで、2012年に整備された。山頂から1km区間は笹原の緩急のアップダウン。以降、尾根伝いの急な傾斜、ロープはあるが、足元は岩や泥土の傾斜で気が抜けない。4kmごろから杉林の中の大きくくねった道となり、やがて、集落が見える。 ・山頂から2.3km地点付近で、高さ5mにわたって斜面の崩落がある。もともとロープが張られていたが、中途半端になっている。迂回するにしても、そのまま下りるにしても注意が必要。 ・崩落地点以外も、岩稜や泥土の傾斜で滑りやすい。 |
その他周辺情報 | 九頭竜温泉「平成の湯」 料金:中学生以上/600円、 4歳以上/300円、 65歳以上の大野市民/500円 休業日:毎週火曜日と1月1日(※祝日の時は翌日) 営業時間:午前10時〜午後9時まで(※午後8時までにお入りください。) 〒912-0207 福井県大野市下山63-2-24 tel 0779-78-2910 fax 0779-78-2557 |
写真
装備
共同装備 |
Tシャツ ◎綿製品は避ける
ズボン ◎綿製品は避ける
靴下 ◎登山用ソックスもしくは厚手のもの
グローブ ◎ロープや鎖がわずかにあるため
雨具 ◎防寒着替わりにもなる
日よけ帽子 〇
靴 ◎登山靴必須
ザック ◎
昼ご飯 ◎
飲料 ◎最低2リットル
ファーストエイドキット 〇
常備薬 ◎
タオル ◎
ストック ○
行動食 ◎
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感想
<3度目の荒島岳周回登山>
白山の冠雪、紅葉が真っ盛りな山々の景色が楽しめるこの時季に荒島岳に登るようになって3年目となる。今回も、勝原コース、新しもやまコースをJR越美北線を利用して周回するルートを歩いた。
勝原駅に車を停め、夜明けまでしばし仮眠。しかし、11月に入ると明け方は特に冷え込み寝付けない。上小池方面につながっている、目の前を通る県道173号線の車の往来がやけに激しい。三ノ峰、別山へ登山か、あるいは刈込池目当てか。
気が付くと辺りは明るくなっていて、それでもしばらくボーっとしていると、勝原駅に到着したディーゼルカーのエンジン音がして、ようやく始動、身支度をして出発した。
国道に出ると、中部縦貫自動車道の工事現場に差し掛かった。昨年と同じ「工事現場女子」の看板をしっかりと確認し、反対側に目をやると、随分と工事が進んでいるようだ。カーブが多く、特に冬場は危ないと感じていたので、走りやすい道路ができると助かる。
銀嶺荘の近くにある荒島岳登山口は、クルマでいっぱいだった。公衆電話ボックスの中の登山ポストに、ヤマレコで作った登山届を投函して出発。
最初は、ゲレンデの直登道で今は「カドハラ桜坂」として整備されている。足慣らしのつもりでゆっくりゆっくりと歩く。どんどん他の登山者に追い抜かされていく。リフト終点跡で、防寒着を脱ぎ、ブナ林の登山道へ。
「トトロの木はもうすぐ」と思い歩いていたら、無残な光景が。根こそぎもってかれたようで台風の影響か、トトロの木が倒れていた。
それでも、ブナ林はキレイで、道もとても良く整備されていた。しゃくなげ平まではゆっくりながら、無給水で一気に歩いた。
しゃくなげ平からは一旦下り、もちが壁へ。新潟から来た20人ほどの団体と行き会う。「お先にどうぞ」と言われたが、既にヨレヨレでとてもとても…。そのうち、着ていた船窪Tシャツの話題になり、山頂直下までご一緒するような感じになった。
山頂はたくさんの登山者で賑わっていた。楽器を持ってきて歌を歌っている人たち、ドローンで山頂からの風景を撮影する人たちもいた。
さーて、ちょっと早い昼ご飯を、と思ったらちょっとトラブル。ライターを忘れてきてしまった。ザックにパッキングする際、スルッと落としたよう。その場に居合わせて人から火をお借りして事なきを得て、カレーめしにありつけた。
下りは、しもやまコースを辿った。ピストンで登って来た方と行き会い、しばし話した。「今度はぜひ周回で」。
最初の1キロ程度は、笹原の緩やかなアップダウン、その後険しい下りなのは予想していたが、2.3キロ地点で斜面の崩落個所があった。それ以外の箇所も、落ち葉の下に岩稜で泥土があって滑りやすく、「もちが壁」とは比にならないほど難儀した。それでも、紅葉は素晴らしく目をひいた。
3年連続のこのコースを辿ったが、やはり景色が素晴らしく、来て良かったと感じた。来年もまた行ってみたい。
こんにちは、ご無沙汰です。
そろそろブルブル寒い車中泊から引退して、炭火でポカポカの小屋にいらっしゃい〜。愉快な仲間達がヨーカンを心待ちにしてますよー
lanchidさん、こんにちは!
喫茶「くらかけ」に行こう行こうと思いつつ、なかなか行けずじまいでズルズル11月になってしまいました
ヨーカン、マムシを持って通うシーズンなんですがね
今シーズンは、富山の山仲間を誘ってみようかと思います。
荒島岳は白山と並んで何度も通ったとても懐かしい山です。山火事でもあって生え変わったのか樹齢のそろったブナの林は美しいですね。写真からも窺うことができます。
kurasamustartさん、こんにちは!
白山と周辺の山々に広がっているブナの原生林は、良いですね。
春の息吹き、夏の深緑、秋の紅葉、冬の雪上の木立ちと季節ごとに楽しめます。
荒島岳もご一緒したいです。
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