富士山(5合目) ラッセル隊は頑張った
- GPS
- 32:00
- 距離
- 17.7km
- 登り
- 1,219m
- 下り
- 1,219m
コースタイム
中の茶屋の手前の交差点7:00-7:30中の茶屋8:05-10:45馬返し-16:50佐藤小屋
<2日目>
佐藤小屋11:30-13:20馬返し14:15-14:55中の茶屋
天候 | 21日:曇り時々雪 22日:曇り時々太陽 気温が高くて暑かった(この日朝6:30で佐藤小屋の外の温度計は-4℃でした) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
との事で手前の交差点から歩きました |
コース状況/ 危険箇所等 |
<吉田口登山道=中の茶屋〜佐藤小屋(5合目)> 新雪中の新雪で歩きにくかった 公式(?)には5合目でcmの積雪との事ですが吹き溜まりなどではもっと深い 道自体はメジャーコースで目印も有りましたが、この雪道を初めて1人で行けと言われたら私は自信ないかも 湿気を含んで、新雪でしたが重い雪でした。 |
予約できる山小屋 |
里見平★星観荘
|
写真
感想
某山岳会の雪山講習会で、富士山の5合目まで行って来ました。
ほんの数日前までは、「こんなに雪が無くては雪山講習会(実地訓練)はどうなるのだ??」とかなり心配していたのですが、
御存知のとおり雪が沢山降りました。
完全な新雪でしたが湿気を含んだ重めの雪で、一番深くても腿の付け根くらいまででしたが、
ラッセルがほんとに大変でした( > - < )
この吉田口登山道は登山口から5合目の佐藤小屋までは、夏道でしたら3〜4時間程度で行けるところなのですが、
休憩を含めてですが私達は9時間近くかかりました。
想像以上に時間がかかり過ぎたため大休憩は取っていません。
「このままでは明るいうちに着かない」と本気で心配されたため、急遽ラッセル隊が結成されました。
20代、30代の若者および志願者十数名によるこのラッセル隊
自分も少しは役に立たねばと志願して加わりましたが、この日の雪の重いこと!!
全く圧雪されていないのに、ピッケルの支点になるほど固めで。。
結局2回先頭に立っただけで後はラッセル隊に任せました。
ラッセルが大変なのは解っているつもりでしたが、ここまで大変だと思ったのは初めてでした。
新雪でゆるい登りだから勿論アイゼン無しですが、埋まった脚が全然抜けない
若い男性陣が、1人、また1人と、息を弾ませながら座り込んで休むのも至極納得という感じでした。
ラッセル隊の皆はほんとに頑張ってくたな〜〜と今も思います。
こういう時は大人数は本当に有り難いですね^^
それに中には、「テント泊を想定しての練習だから、小屋泊だけどテント装備を担いできた」と、
その装備のままラッセルしていた人も居て。
すごいなあ〜〜
テント装備であのラッセルって、やっぱり雪山は体力がモノを言うな〜〜と改めて思わされたりして。
それにしても私達の後から登って来た少人数のパーティーは、どんなにか楽だったでしょうね<笑
何十人もに踏み固められて、それはそれは見事なトレースが出来ていましたから^-^
本当に明るいうちに着かない心配が頭をよぎりもしましたが、17時前には無事佐藤小屋に着きました。
本当は午後にも雪上訓練をする事になっていたのですが、こうなってはそんな時間があるはずもなく
夕食の後にロープワークを習って歓談(飲酒?)して就寝です。
2日目は滑落停止訓練だったのですが、新雪のため滑らず(笑)
仕方ないので皆で滑り台して雪面を均し、なんとか滑るようにしたのですが。。
まあ、結局あんまり(というかほとんど)滑らなかったですね〜〜
本来なら今の時期の富士山5合目はつるつるのアイスバーン状態も出来るところなのだそうです
相手は自然ですので人間の都合の良いようにはなりませんね^-^
そんなこんなで下山なのですが、前日9時間近くかかって登って来た道を、3時間足らずで降りました(- ▽ -)
雪は降りましたが基本的に気温は高く、特に2日目は暑かったくらい
訓練中も風がほとんど無くて、個人的にはそう悪い気象条件でもなかったな〜と思っています。
ところでどうして雪山講習会を受けようかと思ったのか
正直受けなくても、それなりに雪山を楽しめると思っていましたし、今も思っているのですが
自分の場合はそれでは足りないと、内なる声が言うのですよね
天候や条件の悪いときには行かないというのは、講習を受けようが受けまいが基本的に同じ事ですし、
講習会を受けたからと言って、それで難しい山に行ける資格が得られるわけじゃない
只、受けてみたかったんです。その方が自分の為になるのは間違いないですし。
それにこの講習会は今年の5月まで続くのですが、雪洞を作って泊ったりもするのでそのへんかなり楽しみです。
そういう訳で、富士山5合目で雪上訓練でした ^-^
ittiさん
こんにちは
講習会お疲れ様でした
おっしゃる通りですね〜
こういう会で技術を教わることは大切ですよね〜
山の雑学みたいのも沢山聞けて楽しいですよね
私もいつか冬富士の山頂にたってみたいッス
こんばんは
冬の富士山。。Utunduさんなら明日にでも山頂に立てそうですが。。
>こういう会で技術を教わることは大切ですよね〜
私の場合はこれが一番手っ取り早いかなと
正直不要かなとも思って迷ったのですが、
受けておけば自分が安心というメリットが^^
夕飯の後はいつも「懇親会」という名の飲酒会になるのですが(笑)、
山の雑談はまだあんまり聞けてないかも。
次回からはもっと積極的に山の雑談収集してみます
冬の富士 ですか〜。
雪上訓練・・・私も今度ちゃんと勉強してみたいです
今年はピークハントにこだわらずittiさんを見習って
山での宴会を中心に考えます
いつか御一緒しましょうね
fall
こんばんはです〜〜
冬の富士山でした〜〜
本当は風がとっても強いみたいです
佐藤小屋までしか行ってませんが、今回の天候はかなり穏やかだったみたいです。
雪上訓練。。でやる事が役に立つような山行きが、
出来るようになれればなあ〜〜と
そんな事を思ったりしています。
あっでも勿論、滑落はしない方向で臨んでいます^−^
宴会山行きは、たま〜〜にやるのが丁度いいかも
だって摂取カロリー多過ぎるんだもの(笑)
いつにします、いつにします??(笑)
ittiさん、こんばんは。
雪上講習とは、頭が下がりまくりです。
大雪だったと思うので、ラッセルも大変だったのではないかと思います。
そして、ラッセル隊志願とは!! すごいですね。
しかし、こういう訓練うけておくと、気持ちに余裕ができますよね。
うけようかな〜、講習。
ソロなんで状況に不安な時は山に入りませんが、状況グレーのときは、けっこう心配でドキドキするんですよね〜。
こんにちは^▽^
ラッセル、ほんとに大変でした。 新雪なのに重くって
講習会は、受けなくてもいいかな〜とも思ったのですが
「これからもこのままでいいのか?」って
不安に思いながらやっていくのも精神的に良くないし
登山としての雪山暦は長くないので、受けるなら今年かなと思いました。
>状況グレーのときは、けっこう心配でドキドキするんです
そこまで行ってみないと、結局は解らないですものね
人はある程度少なくてもいいから、トレースは付いていてほしいなあ
ittiさん
こんばんは
先日の甲府の地震で
噴火する前に富士山に登らねば!!
って真剣に考えてしまったkennkenです。
単独行の多い小生
雪山時のラッセル要員の多さは本当に嬉しく
頼もしいもんですよね♪
新雪なのに重い雪・・・・
きっと想像以上に大変なラッセルであったと思います
お疲れ様でした。
おおおお久し振りです〜〜??(笑)^▽^
今回のラッセルはほんとに大変で、楽しむドコロじゃなかったです
kennkenさんはいつも1人でラッセルって、どんだけ体力あるんだろ??って思い出してました
(ここだけの話。。あれだけの人数が居なかったら、
ほんとに暗くなってたと思うんですよね。まぢで )
まだまだ雪山楽しめそうですが、私もラッセル泥棒だけにはなるまいと、
真剣に考えた1日でした^▽^
富士山雪上総合訓練、お疲れさまでした。
ラッセルに時間を取られて本来予定していた訓練が短縮されたようですね。
あれだけ雪が多いと滑落停止訓練をするにしても滑りが悪くてスピードが出ないですね。
くるっとうつ伏せになっただけで止まってしまいそう・・・
雪山の生活編も含めて色々と吸収して下さい。
こんばんは。
仰るとおり、きちんとした滑落停止訓練にはなりませんでしたね〜〜
だって滑らないんだもの(笑)
うつぶせになる前に止まってしまう状態だったので、
わざと走って、自らすっころんだりしていました。
次はいよいよ雪洞です〜〜
これが一番楽しみでした^▽^
崩れないように頑張って作ってきますね^−^
だいぶ遅いですが、拝見しました〜。
ラッセルおつかれさまです!!
単独や気の知れた友達とだと、ラッセル疲れたから帰ろっか…って弱音吐けるけど、講習だと諦めるわけにいかないから頑張るのみ、って感じですね。
最後の写真、すごいですね!
あんな雲、見られるなんていいなぁ…
普通に撮った写真なんですか??
あはっ、ご訪問有難うございます
巨大レンズ雲は、みたまんまあのとおりの雲だったのですが、
そのままいつも使ってるコンデジで普通に撮っただけです
多分、私達に近いところにあったんでしょうね
すごく大きくてすごい迫力で、皆で「おお、あれを見ろ!!」みたいな感じでした(笑)
ラッセル〜〜は、途中から男性陣に任せました^^
時間が許せば私ももっとやってもよかったんだけれど、
ほんとに明るいうちに着かない可能性があったんですよ〜〜
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