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Yamareco

記録ID: 1668057
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ハイキング
甲斐駒・北岳

荒倉山 〜円らな山〜 C16

2018年12月02日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
04:24
距離
15.2km
登り
902m
下り
970m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:30
休憩
0:34
合計
5:04
距離 15.2km 登り 992m 下り 1,029m
9:02
27
穴山橋バス停
9:29
31
10:00
23
平川峠
10:23
23
10:46
3
10:49
11:12
4
11:16
11:27
20
11:47
23
12:10
116
平川峠
14:06
穴山橋バス停
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
(あずさ1号接続)韮崎駅発8:45(山梨交通バス、470円)穴山橋BS着9:01
穴山橋発14:06、韮崎駅着14:22、発14:38(高尾行)、甲府駅乗り換え。
車でのアクセスは、牛頭島公園駐車場利用。
コース状況/
危険箇所等
急坂無く、危険箇所も無く、道は整備されていますが、復路、林道から登山道に入る場所、通り過ぎないよう注意が必要です。(ちょっと怖いかかしが目印)
普通に歩けば往復10匐、およそ4時間のコースです。
かかしの里コースhttp://www.nirasaki-kankou.jp/?page_id=5559
韮崎駅から17分、穴山橋バス停には9時に到着。車中、乗客は独りだった。
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韮崎駅から17分、穴山橋バス停には9時に到着。車中、乗客は独りだった。
地蔵岳が顔を覗かす。
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地蔵岳が顔を覗かす。
かかし道標に導かれる。
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かかし道標に導かれる。
砦の遺構だろうか。(この時、分岐を行き過ぎていた)
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砦の遺構だろうか。(この時、分岐を行き過ぎていた)
ここを左折だった。
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ここを左折だった。
ほどなく龍珠院。
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ほどなく龍珠院。
熊と紅葉。ちゃんとツキノワグマだ。
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熊と紅葉。ちゃんとツキノワグマだ。
祠で安全祈願。
平川峠には出発後1時間で着いた。
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平川峠には出発後1時間で着いた。
林道と分かれて登山道へ。
3
林道と分かれて登山道へ。
再び林道。
林道終点。カカシくんが山頂まで40分と案内している。
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林道終点。カカシくんが山頂まで40分と案内している。
明るく気持ちの良い道。
5
明るく気持ちの良い道。
八ヶ岳は雲の中。
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八ヶ岳は雲の中。
10時49分、荒倉山山頂到達。木々に囲まれ、眺望は無いが、
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10時49分、荒倉山山頂到達。木々に囲まれ、眺望は無いが、
富士山方向だけは伐採されている。でも、空はこんなに青いのに、富士山は雲の中。
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富士山方向だけは伐採されている。でも、空はこんなに青いのに、富士山は雲の中。
仕方ない。コーヒー飲もーっと。
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仕方ない。コーヒー飲もーっと。
かかしくん、バイバイ。
7
かかしくん、バイバイ。
つぶらの松(地元小学生が名付け親)と八ヶ岳。
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つぶらの松(地元小学生が名付け親)と八ヶ岳。
つぶらの松さん、いつまでも皆を見守っていてね。
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つぶらの松さん、いつまでも皆を見守っていてね。
途中、登山道入口を通り過ぎて慌てて引返す、いつもながらの失敗を乗り越え、林道終点に戻った。ここまで車で来る人がいるんだ。
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途中、登山道入口を通り過ぎて慌てて引返す、いつもながらの失敗を乗り越え、林道終点に戻った。ここまで車で来る人がいるんだ。
晩秋、霞む釜無川を望む。
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晩秋、霞む釜無川を望む。
平川峠に戻ってきた。ここから、とあるビューポイントを目指し、林道をそのまま歩く。
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平川峠に戻ってきた。ここから、とあるビューポイントを目指し、林道をそのまま歩く。
気持のよい道を行く。
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気持のよい道を行く。
まだかなあ。
地蔵岳。オベリスクが見える。(この時ビューポイントを過ぎてしまっていたよう)
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地蔵岳。オベリスクが見える。(この時ビューポイントを過ぎてしまっていたよう)
甲斐駒。摩利支天もはっきりわかる。大分霞んでしまっていた。
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甲斐駒。摩利支天もはっきりわかる。大分霞んでしまっていた。
どうやらこちらからも登れるらしい。
2
どうやらこちらからも登れるらしい。
宗泉院前のかかしくん。ちょっと年季入っている。
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宗泉院前のかかしくん。ちょっと年季入っている。
里山の紅葉を見上げる。
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里山の紅葉を見上げる。
良い天気に恵まれた。
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良い天気に恵まれた。
茅ヶ岳を望む。
七里岩を望む。新府城跡はどのあたりだろう。
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七里岩を望む。新府城跡はどのあたりだろう。
穴山橋に戻ってきた。待合所があったので、助かった。下山報告のスタンプを送って、身なりを整える。爽やかな山歩きだった。
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穴山橋に戻ってきた。待合所があったので、助かった。下山報告のスタンプを送って、身なりを整える。爽やかな山歩きだった。

感想

 眺望の良い山、そんなイメージが強く、間違いなく快晴であろう日を選んで出かけることにしていた。移動性高気圧にすっぽり覆われた晩秋の一日、何のためらいもなく、西に向かった。午前8時37分、韮崎駅で下りて、空を見上げる。うろこ雲が広がっていた。
 下教来石行バスの乗客は独りだった。ほぼ15分で穴山橋のバス停に到着、運転手に礼を言い降りた。国道20号線ゆえ車の往来は多く、バスが去ったあとの、一抹の寂しさを覚えることはない。

 かかしの里コース、所々にかかしの道標が立っている。集落を抜け、龍珠院を過ぎると、登山道が始まった。穏やかにゆっくりと時間は流れ、晩秋の柔らかな陽射しに映し出された影を追う。街の音が遠ざかり、風にそよぐ木々の下、熊鈴だけが響いていた。
 平河峠で林道に出合い、再び登山道へ。緩やかに高度を増してゆく。樹間から覗く青空はどこまでも高く、富士の姿を久々に望む期待に自然と歩が早まる。

 林道の終点からは、かかしくんが山頂までの1キロメートルを案内し始めた。途中、「つぶらの松」からは八ヶ岳が見渡せるようだったが、残念ながら雲に覆われその姿を見ることは叶わなかった。およそ25分で山頂に到達する。
 木々に囲まれ眺望は無いが、かかしくんの存在が和ませてくれる。富士山の方角のみ切り払われていたが、残念ながら雲に覆われ富士山の姿は見えなかった。少し傷心、コーヒーを淹れる。何だかパンもコーヒーも美味かった。
 
 往路を引き返す。平川峠まであっさりと戻れるはずだったが、例によって考え事に没頭、林道から登山道への入り口を通り過ぎてしまう。いつもなら意地になって林道歩きを続けるところだが、不思議とためらうことなく引き返すことができた。往復15分程度の寄り道となった。
 平川峠からは、第3の眺望を得るためにそのまま荒倉山林道を進む。舗装路ではなく、明るく気持ちの良い道だった。年末に備え、長い林道歩きに慣れる必要もあるのだ。
 残念ながら三度眺望は得られなかった。注意して進んだはずなのに、それらしきビューポイントに出会えなかった。深く傷心、どうも甲斐駒を近くから見ることは叶わないようだ。ならば、残りの道程を、時間など気にせず、のんびりと進もう。俄かに紅葉の眩しさを感じた。

 眼前に七里岩。何の気負いも無く、何も考えずに眺めた。小春日和、やがて訪れる慌ただしき日々を前に、少しだけ優しくなれた一日だった。

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コメント

きっとお会いした方ですね
こんばんは、kmichin2さま。
きっと行き過ぎて帰ってこられたとお話ししていた方ですよね?
意外に団体さんがいて、こんなに人気の山なんだと?
驚いておりましたが、私が山頂にいる頃は、
皆さん降りてしまって、だれ一人登ってこなかったです。
眺望も期待したほどでなく、
多分、この先、ここだけに訪れることはないかな?
ただ、富士山がはっきり見えるときは別格なのでしょうね。
ねばって、この程度でした。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1669116.html
2018/12/4 21:26
Re: きっとお会いした方ですね
aonuma1000様
こんばんは。
ちょっと怖いかかしの前でお会いしました。
私も、山頂の眺望が得られないのが残念でした。
とあるレコには、「眺望秀逸」とあったので。
でも、地元の方には大切な山のようです。
緩やかで静かでのんびり歩くのに適した山なので、
いつかまた訪れるかもしれません。
その時には富士山が見られれば、と思います。
2018/12/4 21:41
プロフィール画像
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