木曽駒ケ岳
- GPS
- 21:37
- 距離
- 4.5km
- 登り
- 437m
- 下り
- 425m
コースタイム
- 山行
- 4:30
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 5:40
- 山行
- 1:06
- 休憩
- 0:05
- 合計
- 1:11
過去天気図(気象庁) | 2018年12月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
その他周辺情報 | ・こまくさの湯(駐車場横) ・ご飯:https://tabelog.com/nagano/A2006/A200602/20006498/ きりの実 |
写真
感想
富士山に続き、年末山行のトレとして木曽駒・宝剣。
木曽駒は先シーズン2回天候不良で歩けていなかったお山で、今回初めての中央アルプス。
出発前予報見ているところころ変わって悩ましかったと思います。
初日朝の内は風雪。昼近くから回復傾向。2日目早朝迄もち、後は崩れていく…。
それなら、初日予定より遅めの時間に出発して木曽駒へ、2日目早朝に宝剣登り下山と言う事で。
22日
朝集合。
菅の台BCで9:15発バスに装備を詰め切れずに(笑)飛び乗り千畳敷駅へ。
身支度をして外へ出ると、一面白い…。
池の方へ下りて行きバフバフわかんトレ。「木の方へ行かない様にして下さい」と言う言葉通りにその辺を歩き回る。
今年は今の時期でもまだ積雪十分ではないようで、サギダル尾根などは植生保護の為まだ入らないよう配慮を求める張り紙がありました。
背後振り向くと視界が良くなってきた?
前方千畳敷カールも徐々に前方が見えるようになってきたので登りに行く。
ここでnoriko423さんの強さが際立つ。
ytadoさんが冗談で「ザック交換する?(8*50mロープや三脚、スノーバーなどボッカ兼ねて持ってきている)」言うのを本当に交換して先頭を歩ききる。わたし追い付けず。凄かったです…(笑)。
稜線は思った程の風はなく、風を避けられそうな所で幕営。装備デポして木曽駒山頂へ。同じく幕営の方々と山頂でお互いに写真を撮り(シャッター押して頂きありがとうございました!)
トラバーストレをしながらテントへ戻ると丁度日没時刻。宝剣の山肌に夕陽が差し、素晴らしい光景が見られました(*^^*)
水を作りつつポテサラを食べつつしている内に急激に体調不良(高山病)…。
それまで何の兆候も無かったので『今回は大丈夫そう…』と思っていたのに、、水作りと夕飯作りから離脱。お二人にはご心配とご迷惑おかけしました。。
23日
2時半頃風の音で目覚める。
カランカランカラーン…あぁ…ショベルが転がっているわぁ。。。
起床時間(5時)になっても強風はやまず、予報を見ると悪くなる傾向になっていたので、宝剣へは行かずに下山を決定。明るくなってから下山開始。
過去の強風だった山行を思い返し、下りだし、化繊インサレーションも着ておいた方が良いかしら…。ゴーグル使うのも久し振り…。
着て外に出ると、あら、一度出た時は寒いと思ったけれど、風は相変わらず強くても気温は思ったより高いかも。
稜線から一歩下りてみると風が一瞬途切れる。そのまま下降を続けるとまた風雪が断続的に吹き付けてくる。視界悪し。
黙々クライムダウン。手を付く位置が悪くて態勢が悪い?意外と腰にくる…(傾斜が緩いというのもあるか…)。そう言えば、軽装でクライムダウンはあるけど、全装では無かった…。
暑かったのでジャケットの前ファスナー開けておいたら雪の水分量が多いのかサラサラ流れず結構濡れました。千畳敷駅着いた時は全員ぐっしょりした感じに…。
数日間の縦走の場合はなるべく濡らす(結果凍らせてしまう)事は避けたい。
それでも、、今回は気温高くて助かった感。年末は寒波の予報。心せねば。色々考える事がありました。
ytadoさん、noriko423さんありがとうございました。次回も宜しくお願いします。
年末の山行のトレとして、木曽駒ケ岳へ。
天気予報はイマイチ。少しでも歩く練習はしたい。ロープウェイで上がると千畳敷はガスガス。だんだん良くなる予定なので、ホテル付近でわかん歩きの練習。
わかん初。トレースのない斜面登るのはすぐ疲れてしまう。ラッセルってこんなのずっとやるんですか。。
ガスが薄くなってきたので、乗越浄土を目指して登っていく。
八丁坂方面は雪崩の恐れがあるので冬季通行禁止と聞いていたが、そっちを歩いている人のほうが多い印象。(夏ルートだとこちらのほうがコースタイム若干短い)
雪が少ないうちは、こちらを使うことが多いのかな?
私達は池まで下りてきていたので、そのまま冬季推奨ルートで登る。
上を見上げると、先頭パーティーがラッセル頑張っているのがわかる。
傾斜が強くなるところでアイゼンに履き替え。わかんより埋まる。。
トレース残っているが、さらさらと雪がかぶり、傾斜に脚が埋まっていく。。
後半はほとんど全身使ってよじ登った。(帰宅後膝のアザがなかなか、、)
カールから乗越浄土に出ると雪質が変わり、表面が凍った状態でアイゼンがきまるし沈まないので歩きやすい。木曽駒頂上山荘にテントを張るつもりだったが、翌日天候悪化が懸念されたので撤退しやすい宝剣山荘の脇に幕営。他2組幕営していた。
荷物を置いて、木曽駒ケ岳ピークを目指す。雲の切れ目から日が差してとてもキレイだった。
岩稜にかかる雪、そこに差す光がイイ。風もなく気温も高いことから、立ち止まってたくさん写真を撮った。風の強い印象のあった中岳付近も落ち着いていて、とても歩きやすい。ピークでもお茶しておやつを食べる余裕あり。富士山といい、今回といい、冬山の寒さを体感することが出来ず、、
幕営地に戻る途中、年末参考に向けもう少し歩く練習がしたいとお願いし、トラバースや岩があるところをあえて歩く。雪があってもなくてもトラバースが一番怖い。。でも良い練習になりました。
途中から夕陽がとてもキレイで、宝剣岳がピンク色に。なんとも神秘的。
テントに入ってからは水作り。同期のIさんにもらったマッシュポテトを作って、のんびり水を作り続ける。良いツマミをありがとう〜。ポテトサラダの破壊力にN先輩ノックダウン。お腹が苦しいとのこと。夕飯は鍋。お腹いっぱいで〆まで辿り付けず。
静かだった幕営地も深夜から風の唸る音が、、
朝方にはテントのまわりに置いていた荷物がカタカタと音を立てている。
予報よりも早い天候悪化に、朝イチ下山決定。明るくなったらすぐに撤退。宝剣岳は断念。
カールは視界が悪く、3人が見える範囲で歩くように注意。強風の中、下山なので寒いと思って着込んだが、全身使ったクライムダウンは意外と暑い。
千畳敷ホテルに着いた頃にはホワイトアウト。早く下山して良かった。。
そんな中始発のロープウェイでガンガン人が上がってくる。これからもっと悪くなる予報なのに、、、
早朝下山でお風呂もオープン時間に。駒ヶ根名物ソースカツ丼を食べて帰路につく。運転中どうしようもなく鼻水が出る。そういえば今回の山でも鼻が止まらなかった。山ではそんなもんかと思っていたけど、下山してからもすごい。だんだん頭がぼーっとしてきたので運転交代。風邪なんかひかないと豪語していたけど、帰宅して熱はかったら、あれ、発熱。。。
雪訓に雪がなかったので、教わったことを実践する良い機会となりました。
雪のかぶった山は、人が少なくて静かでイイ。北アルプスとか、360度山々した雪山へもこれからもっと行ってみたい。
歩き方や水の作り方など、雪山の過ごし方行動の仕方を教えていただきありがとうございます。
年末年始にまた一緒に行けるのを楽しみにしています!
・水作りは、ジョウゴと雑巾と濾せるもの(コーヒーフィルターとか)を用意。
・いつも山で朝身体が冷えてしまっているので、今回アルコールを控えめにしてみた。朝イチの冷えをマシだったが、今回の気温が高かったからか?
・ゴーグルをおでこにのせたら、凍ってしまい使い物にならず。。気をつけよう。
・水分あまり取らなかった。下山後喉からからで缶ジュース一気飲み。こまめにとらなくては。
・冬山の天候の変化の早さは改めて怖いと思った。
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