秋田県大館市:達子森、大巻太平山、長者森、比内の薬師森(迷走撤退)、二森薬師神社?
- GPS
- 40:00
- 距離
- 16.3km
- 登り
- 611m
- 下り
- 575m
コースタイム
07:12大館市街地出発
07:50扇田橋の先で右折
07:56達子森登山口(西舘神社鳥居)
08:16山頂
08:30下山開始
08:35 Y字路を右へ〜不明の空の社
08:38元の道へ戻り左へ
08:48自転車回収〜達子森公園巡り
(大巻太平山)
09:03再出発〜Y字路を右折
09:12国道285号線を右折
09:16県道111号線へ右折
09:20養牛寺先のY字分岐で右折
09:35大巻バス停近くで右折
09:38大巻太平山登山口
09:55山頂
10:07下山開始
10:15自転車回収
(長者森)
10:21再出発
10:37小鞍部通過(眺望有)
10:43溜池通過
10:59八幡神社に寄る
11:04再出発し右折→T字路右折
11:15駐輪しかんじき装着
11:23再出発
11:29T字路左折
11:34溜池Y字路左折
11:37鳥居通過
11:52小ピーク
11:57山頂
12:11下山開始
12:20鳥居通過
12:22溜池通過
12:25 T字路右折
12:32自転車回収
12:24再出発
12:42元の道(八幡神社脇)に戻る
(薬師森迷走〜二森薬師神社?)
12:49再出発し大巻方面へ引き返す
13:14大巻太平山で落とし物捜し
13:22再出発〜農免農道北上
13:31国道285号線で左折〜T字路右折〜Y字路左折
13:44十字路左折〜八木橋右折〜町内会案内板脇を左折
13:53 T字路を(誤って)右折
14:09轍消失
14:23撤退し引き返す
14:34 T字路右折〜T字路右折
(二森薬師神社?〜)
14:42不明の青い鳥居
14:47小ピーク
14:50山頂の社
14:58自転車回収
15:12薬師森への道撤退〜T字路右折〜T字路右折
15:32国道285号線へ左折〜県道111号線へ左折
15:45右折し扇田方面へ〜多少回り道しつつ北上
16:21「東台温泉 東の湯」
天候 | 小雪〜曇り時々晴れ〜雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自転車
今回のテーマは、積雪時でも比較的登り易い低山を試すことと、まだカメラを持ち歩いていなかった頃に登った山の撮影。私も遭難は怖いので、成る可く無理無く冬期の山歩きを楽しめるようにしたい。 この日は朝は少々雪が降っていたが予報では昼頃には晴れるそうだったので出発。前夜中にまた雪が積もっていたが少しだけだ。先ずは大町の通りを南下して扇田の先の橋の先で、案内看板に従って右折。達子森は目の前に見えているので迷うことは無いだろう。達子森公園の有る辺りを目指せば良い。 (以降はコース状況の項目に纏める。) |
コース状況/ 危険箇所等 |
(達子森) 達子森の様子は地理院地図の記載とは食い違っている様だし、『大館トレイルガイド』の概念図や説明を見ても何だか良く解らない(これも食い違っている?)ので、最終的には現地の視認情報が頼り。取り敢えず一番大きな西舘神社の鳥居から入り、恐らくは(途中から?)地図に記載の無い、右へずーっと巻く道を登って恐らく北東まで回り込み、尾根に沿って何度かジグザグに曲がる道を登って山頂へ。積雪は大したことは無いのでかんじきは必要無い。至る所に兎の足跡が付いている。電波塔と薬師神社の社と鳥居が迎えてくれる。電波塔脇からは十ノ瀬山(?)等が見え、鳥居の向こうには比内の疎らな市街地が広がる。お堂には遺影の数々。熊対策の為に食べ物は備えてはいけないらしい。 下山時は鳥居の先の参詣道(未舗装車道)を下りてみる。Y字分岐を試しに右へ行ってみると不明の社が有る。周囲も中もがらんとしているが、これが「稲荷堂」だろうか? 元の道へ戻って左の道を下る。送電線鉄塔の近くで何か作業をしている様だが、その近くからは極く低い眺望が得られる。 (作成したルート図は大分勘違いが混じっているかも知れない。) 下山後、達子森公園を少し回ってみたのだが、トイレに寄ろうとしたら冬期間は使用中止になるらしく入れなかった。仕方無いので達子森の鳥居脇のトイレを借りる。こちらは閉鎖されていない。 (大巻太平山) 達子森から来た道を少し逆走し、Y字分岐を右折して南南東方向へ進む。国道285号線へ出たら左折し、その先でまた左折して県道111号線に入る。養牛寺の先のY字分岐は右折し、引欠川と糸柄(おがら)沢川を続けて渡り、暫し道なりに南下。大巻のバス停まで来たら右折し、糸柄沢川とその支流を2つ続けて渡り(小さい方は地図に記載が無い)、道なりに進むと、左手に案内看板が見えて来る。登山口は右手。道端に側溝が走っているので注意。 ここも小動物の足跡が多い。登山口を見下ろす鳥居の向こうはザラメ雪の直登道。ここもかんじきは使用しなかったが、標高200m位から足首まで雪に埋まる様になる。面倒なのでその儘登頂。山頂には社。眺望は大して無い。下山時はヒップソリを使用。 (長者森) 大巻太平山下山後、元の道の先を西進し、山間を縫って板戸方面に向かう。途中男性一人と行き会って短い会話。雪は深いが一応車1〜2台分の轍が続いているので、そこを何とか自転車でなぞって進む。坂を上り切った辺りで多少北東の眺望が得られるが、そこから先は下り。轍が狭くなってペダルが漕げなくなってしまったので(漕ごうとするとペダルがいちいち雪に突っ込む)、キックスケーターの様に足で雪を蹴って進み、それでも進めない所は仕方無いので降りて押す。途中小さな溜池を通過し、そこから1匱綽覆爐函∈玄蠅鉾幡神社(2つの鳥居と社)、右手に長者森が見えて来る。 八幡神社の反対側、道の右側に、田んぼに下りて行く未舗装車道が延びているのでそこに入る。最初はトラクターの轍を辿って行けば良いが、どうやら轍は田んぼの方へ延びている様なので途中で盛り上がった土手道に攀じ登る。200m程先のT字路は右へ。積雪が深いので谷間が始まる辺りで自転車は置き、かんじきを装着。ここでウェストポーチを紛失していることに気が付く。何処かで落としたらしく頭を抱えるが、取り敢えず回収は後回しにすることにして先に進む。 地理院地図では徒歩道が左にカーヴしているだけだが、実際にはT字分岐になっている(右の直進路は若干薮化している)。山は左手に見えているので左折。谷間を進み、地図に記載の無い溜め池に行き当たって道はY字に分かれるが、左の道を150m程進むと右手に鳥居が見えて来る。登山道はその先で、大体直登。 湿り雪が大分重い。杉林に遮られている所為か、途中までは全く雪が無かったのだが、途中から積もって来る。こう云う場所ではかんじきを脱ぐべきか履き続けるべきか判断に迷う。斜面はやや急だが特筆すべきことも無く、一度小ピークを過ぎてから山頂に到着。三角点は見当たらない。 下山時はヒップソリを使用。傾斜角は十分だが、雪の無い場所では難しい。おまけに土や落ち葉の上を滑ると底面に大分傷も付いてしまう。ヒップソリは便利だが使う時と場所は慎重に選ばないといけない様だ。 (比内の薬師森〜二森薬師神社?) 元の道に戻り、ウェストポーチ回収の為に今来た2km強の雪に埋もれた道を大巻まで引き返す。大巻太平山の入口鳥居から少し先で幸いにも無事に回収。やはりヒップソリで滑り降りる時に外れてしまったものらしい。 その後また同じ道を3度も通って板戸方面まで引き返すのも面倒になって来たので、大巻太平山から南ではなく北に向かい、農免農道から国道285号線に出た所で左折し西進。直ぐ先の森が始まる手前で右折して北上し、300m程先のY字分岐では左折。「八木橋」の標識の立っている十字路で左折して八木橋方面へ向かい、板戸川に下りて行く手前のT字路で右折。八木橋の町内会の案内板の立っている十字路で左折して少し下り、短い橋で板戸川を渡る。 さてその先のT字路を本当は左折して、次のT字路を右折しなければならなかったのだが、勘違いして最初のT字路を右折してしまった。似た様な地形が隣り合っている故の初歩的なミスだが、ここから先はずっと勘違いして地図を読み違えた儘進むことになる。 ぬかるんだ未舗装路を進むが、やがて新しい轍は無くなり古い轍しか無くなると自転車のタイヤが雪に取られるので降りて押す。地図の記載と微妙に地形が食い違っている様だが、それでもまだ間違いに気付かず、頭の中に「?」マークを浮かべた儘何とか雪に埋もれた道を進む。が、余りに大変なので森が始まる手前で撤退。この頃には雲が次第に厚くなって来ており、この日はもうこれ以上は日光は望めず、薬師森が幾ら低山とは云え、雪でも降り出したら面倒なことになると判断してのことだ。 (ここも一応ルート図を作成しておいたが、引き返した地点は多少誤差が有るかも知れない。) さてこの後は国道285号線の方へ出る積もりで(依然地図を読み間違えた儘)先程のT字路まで戻って右折(行きの道から見れば左折)。道なりに森の中の緩い上り坂を南西方向に進み、T字路(の様に見えたが後でGoogleの航空写真で確認したところ、左の道は数軒の家に突き当たって直ぐ終了していた様だ)を右折。「一通」の標識を見て首を傾げる。一通の住宅地を抜けて左の分岐路を無視して直進。これが畑沢から板戸方面へ抜けられる道だと勘違いしていたのだが、これが薬師森へ通じる正しい道だったのだ。道の前方に見える綺麗な三角形の山は何処のピークだろうと思っていたのだが、これが実は薬師森。いやもう前回( https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1540878.html )来た時のことなんてもううろ憶えなので、道がどうだったかなぞサッパリだ。 左分岐路を無視して右にカーヴした先に青い鳥居を発見。地図を見るとこの辺の神社は畑沢のものしか記載されていないが、地形が余りにも違うので頭の中には依然「?」マーク。何れにしろ全く未知の道だが歩けそうだし、この辺りにはそれ程高い山は無い筈なので、天気はぐずついていたが取り敢えず鳥居の向こうに続く参詣道を登ってみる。 (二森薬師神社?) 参詣道は良く整備されていて歩き易い。緩やかなジグザグ道で、2〜3m幅で綺麗に刈り払われている。ここでも小動物の足跡を見付ける。一度小ピークから下って登り返し、山頂と呼ぶべきか小ピークと呼ぶべきか、まぁとにかく社の建っているピークに到着。眺望は基本的に無いが南側から一ヶ所だけ、近隣の低山が覗ける。そこから綺麗な三角形の山が見えるが、後で知ったところ、これが薬師森だったのだ。 (作成したルート図はアバウトである。) (二森薬師神社?〜) 不明の神社から下山して自転車を回収し、ペンを紛失して探し回って車に轢かれて破損したのを発見した後、国道285号線に真っ直ぐ出る積もりでその儘道先の道を南下。青屋根の養鶏場の先で轍は消滅し、重い雪が積もっていて自転車と一緒では進めそうにない(この時点で、前方には薬師森の三角の山頂が見えている)ので、撤退し引き返す。鳥居の先で、先程無視した右(行きの時には左だった)の分岐路に進み、森と田んぼに挟まれた道を進んで「農業集落排水処理施設」の脇からT字路に出て右折。南下してようやっと国道285号線に出て左折。そこから笹館で県道111号線から扇田方面へ曲がり、県道103号線の高架下で右折して職業短大脇を過ぎ、鳳鳴高校手前の通りに出たりなどして、最終的に「大館東台温泉 東の湯」へ。 |
その他周辺情報 | (「大館東台温泉 東の湯」) 入浴料350円。42.5℃と44℃の湯、ぬるい湯の掛け湯と水の掛け湯。浴場の外に足湯も有る。煎茶、ほうじ茶、水は無料。 |
写真
感想
(達子森)
『大館トレイルガイド』の記述はどうも解り難く、また地理院地図の記載も現時点で整備されている道とは違っている気がする。今回は極く大雑把に登り下りしてみたが、もう少し時間を掛けて位置と方角を正確に特定してみるべきかも知れない。
また達子森にはスキー場も整備されている筈だが、基本的にインドア派の私は一度も利用したことが無い上に、ネットには公式の情報も上げられていない様なので、何処から行けば良いのかさっぱり判らない(これもまた「知っている人は知っているけれども不特定多数の人に向けての情報発信が全く、或いは殆どされていない為、知らない人は全く知らない」と云うケースだ)。恐らく『ハチ公荘』の辺りから入るのだと思うが、登山道/参詣道とはどの辺りで繋がっているのかいまいち不明。地図を何処まで信用して良いのか判らないのは困ったものだ。
(大巻太平山)
急な直登の道は私は好きだが、眺望は無いし直ぐに登れてしまう山だしで、わざわざまた来たくなる様な山かと訊かれると微妙。
航空写真を見ると北側が伐採場になっている様だ。東か南の方から道が延びていそうな感じがするので、若し伐採が終わって安全になっていたら、何時かそちらの方の道を試してみるのも良いかも知れない。
(長者森)
急な直登は私好みだが、直ぐに登れてしまうし、登山口に辿り着くまでがやや面倒。遠くから見て取り立てて特徴の有る山ではないので、ここに来る時には地図は必ず忘れないようにしなければならない。
(二森薬師神社?)
後で地図の読み間違いに気が付いて正解が判明してからも、この辺りには神社の記載は無かった。大館文化財マップの比内地区( http://odate-city.jp/museum/wp-content/uploads/cul_bunka_map_hinai_02.pdf )でこれに該当しそうなのは、位置的に微妙にずれている気もするのだが、「二森薬師神社」しか見当たらない。これが正解なのかは不明。
短く直ぐ登れてしまう道だが、地図に全く記載が無く、完全に現地情報だけで見付けた道なので、そこは若干気分が良い。
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