娘(8歳)と一緒にセブンサミッツ(1/7) コジオスコ
- GPS
- 12:15
- 距離
- 51.1km
- 登り
- 1,436m
- 下り
- 2,411m
コースタイム
- 山行
- 5:33
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 6:05
歩いた距離は1日目20kmほど、2日目3kmほどです
(ログでは思い出保存のため、下山後、ガーミンのカーナビの誘導に騙されて大回りした部分も残してます)
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
飛行機
|
コース状況/ 危険箇所等 |
天気が良かったので道を間違える心配はありません。 途中何もないので注意が必要です。 |
その他周辺情報 | 登山口に使った付近には売店などもありませんでした。 水、食料は事前の調達が必須。 今回のルートの場合には、ジンダビンのビジターセンターに隣接のショッピングセンターが良。 |
写真
感想
今年1年間の締めくくり。
春休みにはキナバル山に登り、夏休みには1合目から富士山にも登り、百名山もなかなかのペースで楽しめました。
いろんな思い出いっぱいの1年でしたが、締めくくりは南半球にある世界七大陸の最高峰の1つ、コジオスコ山に行ってみました。
一番簡単に登れるセブンサミットですが、リフトで登ってサンダルで登れるというルートは遠慮させていただこうということで、大回りルートを選択。
今回もお得意の行き当たりばったりですが、飛行機と宿、レンタカーを予約して大した下調べもなく羽田を出発〜。のはずが、早速、アクシデント1発目。出発当日、カンタス航空から出発便が2時間半ほど遅れるよとのメールが届き、出鼻をくじかれる。
まあ仕方ないので、娘が学校が終わって帰ってくるのを待って、ゆったりと出発。
カンタス航空なら少しは到着までに遅れを取り戻すかと思っていたが、出発の遅れそのままでシドニー空港着陸!
仕方ないね。 ところが遅れの関係からか使用予定の着陸ターミナルにはまだ別に飛行機が荷物の積み込み中だそうで、誘導路に停まって20分ほど待機。 その間に他の便が到着しては追い越していく。。。 シドニー空港ってカンタス航空のおひざ元なんじゃないの??? 出発遅れの上に、ミールサービスの時間の関係で寝不足。。。 こりゃむしろミールのないLCCのほうがよいのかも。。。
どうにか飛行機から下りられたのは予定の何時間遅れ??? 時差もあってわけがわからん。。。
おかげで入国審査窓口辺りは、アジア大陸からの大量の人々であふれかえっており、さらに遅れが遅れを呼んでいる。 しかし、そこは行き当たりばったりの旅。 静かに受け入れるしかない。。。
荷物も持ってようやく入国。 豪ドルを少々買って空港ターミナルのマクドナルドでハンバーガーを買ってみる。
さあレンタカーは? 予約したエクスペディアの予約表にはレンタカーの会社名の記載がない。。。
到着した国際線ターミナルでウロウロした後、国内線ターミナルへ移動してどうにかレンタカー会社を見つけ出した。
山道を走る予定なので、ちょっと高かったけど三菱の大きな車を予約しておいたのですが、なぜかヒュンダイ。。。 ガッカリしつつも、しかたない。。。
カーナビはガーミン。。。 GPSとしてはよいのだが、カーナビとしてはダメダメな予感。 まあオーストラリアだし細い道を通るわけじゃないし大丈夫かなぁ。。。
どうにか今日の目的地を設定し、いよいよ出発。 すぐに大通りからそのまま高速道路を走る。 制限速度は時速110km。 日本との違いも少なく違和感はない。
ガーミンのGPSでは到着予定時刻が20時過ぎ。 湖畔のホテルということなので明るいうちに着いて景色も楽しみたかったが、これも仕方ない。。。
しかし、これは嬉しい誤算があってサマータイムと高緯度のため(もちろん南緯だが)日没が遅く、20時であればまだ明るいことがわかった。
どうにかホテルを発見し到着。 んんん受付窓口が閉まっている。。。 レストランで尋ねると、酒屋に行けとのこと。 どうやらこの時間帯は酒屋がチェックイン窓口になっている様子。 鍵を受け取って部屋に入り一安心。 車から荷物を降ろそうと部屋を出たとたん、お約束通り部屋の鍵を部屋に閉じ込めてしまって、再び酒屋へ。
かなーりのドタバタで1日目を終えようとしつつ、今日のご褒美、お夕飯を食べましょう。 明るかったので油断していたのだがレストランは終了だそうなので近所のレストランへ行ってみる。 開いている店がないので選択肢もなく、伝統的オーストラリア料理のレストラン。 お支払いにはカードが使えませんとのこと。 オーストラリアドルは60ドル。メニューには31ドル〜36ドルほどのメニューが並んでいている。しかもご丁寧に1人20ドル以上食べてね。の説明付き。
お金が足りない旨、説明したら2つで60ドルにしてくれるとのことで、ありがたくご厚意を受け、ビーフとラムをいただく。というわけで乾杯はなし。。。
会計を済ませて店を出ると、キャッシングできるATMがあった。 そう言ってくれればお金出してきたのに。。。 また酒屋に行って乾杯用のお酒を買って部屋で3人で乾杯。
夜が明けると目の前に湖が広がっていて朝日もきれい。
まずは湖畔をお散歩。
7時からレストランで朝食。
サラダがないのが残念。
食事を終えて、ビジターセンターで情報収集。
簡単なのはスレドボからリフトに乗って行けばいいそうだが、そのルートには興味がない。天気が悪ければその選択肢もあるが、日本からわざわざリフトに乗りに来たのではないのである。
道は迷わない一本道、川を渡る、水を持って行きなさいなどの情報をいただいて地図をもらって、入山フィー1日17ドルのチケットを購入。
車1台に17ドルがかかる。2日分買っても同額。ここで購入しても、ゲートで支払ってもよい。
チケットは車のフロントウィンドウに貼って、隣のスーパーで水、パン、チーズ、コーヒーなどいろいろ買いこむ。
リュックに詰めて車で30分ほどの登山口へ向かう。
登山口のロータリー周辺は駐車禁止のようで、少しだけ離れた場所に50台くらいは車が停まっているので、同じように停めて出発。
天気が良い。
目的地のコジオスコ山、7大陸最高峰なので当然オーストラリア最高峰。ただ尖っていない山なのでどれがコジオスコ山なのか分からない。
あの山かな? この山かな?と思いを巡らせながら歩いて行く。
というか、まずは川を渡るために下っていく。
出発地点との高低差も200m〜300mほど。
のんびりと登ったり下ったりしながらのハイキングコース。
日本のような緑色の草ではないのでちょっと雰囲気が違うが、せせらぎがあって、花が咲いていて、非常に歩きやすく整備されたルート。
日本でいえば、霧ヶ峰のようなイメージ。
夏のハイシーズンのはずだが、人が少なく静かでよい。
ゴミも全く落ちていない。
赤ちゃんを背負ったシドニーに住んでいるというご夫婦を追い越したり追い越されたりしながら進んでいく。 どこの国も一緒だね。
途中の湖を見て、しばらく進むと、どうやらついにコジオスコらしき山を発見。
静かな山歩きをしたいので、静かなうちにお昼ごはん。
チーズサンドとコーヒー、フルーツゼリー。 最高の景色。 至福のひととき。
座れる場所の関係で道を挟む形になってしまっていたのだが、私たちは道をふさがないようにとの気持ちで道路をあけて座ったつもりでいても、皆さんは、3人のグループのお邪魔をしないようにと、わざわざ道から外れて大回りして通って下さる。
この辺が日本人と欧米人のパーソナルスペースの感じ方の違いだ。
逆をやるとズカズカと踏み込んだ印象になるのだろう。 要注意!
皆さん、山で声を掛け合うのはここでも共通のようで、気楽に過ごせる。
ランチを食べて、山頂へ向けて出発。
スレドボからのお手軽コースとの合流地点が見えてきた。
だいぶ多くの観光客。 乳母車を押してきている人さえいる。
海外からわざわざ登りにきたというより、オーストラリアに住んでいるのだろうと思うが、欧米人の顔だけでなく、インド系、東南アジア系、中国系、韓国系、いろいろな顔が見える。 日本人はいないようだがさすがオーストラリア、移民の国だ。
ほどなくして山頂に到着。
どの点が最高点なのかもよくわからない。 雄大すぎる山頂。
まあ皆さんがよじ登って写真を撮っている台があるので、これなのでしょう。
列に並んで記念撮影。
お約束通り、世界第2位の経済大国となった国の一員が列を乱して、ややこしい。
順番が回ってきて、オーストラリア最高峰 コジオスコ山山頂ゲット!
山頂近くで休憩。
登山中に何度も話しをした歩き始めたばかりのお子さん連れと再会。
言葉は通じなくても心は通じるでしょう。きっと。 ということで、娘に挨拶に行かせてみる。 一緒に手を取り合って歩いている。 いいね!
しばらく山頂で遊びながら、Bプランを検討。
お母さんは駐車場へ戻り、私と娘はスレドボへ下りてみる。というプラン。
諸々検討の上、下山開始〜。
分岐点まで下りて、お母さんは予定通りのルートへ、父と娘はスレドボへのルートへ。
うまく再開できるのかなぁ。。。
スレドボへは乳母車がくるくらいだからゆるーいルートなんでしょう。きっと。
鉄の網がずーっと敷かれていてこれなら安心。
ただ、景色が少し残念な印象。
コジオスコビューという展望所を通ってリフト降り場に到着。
ちょうどリフト終了の5分前だったので、リフトに乗って下りました。
荷物は前に抱えて乗ります。
下り料金はかかりませんでした。
ここには自転車で上がってくることもでき、マウンテンバイクで豪快に下って行けるようです。ルートもいろいろあるようで、楽しそう。
上から見下ろすスレドボの街はコンパクトでかわいらしい。
白馬村をずっとコンパクトにした山岳リゾート村っていう感じ。
下山後、小川を挟んだところのハイネケンのフラッグが目立つレストランでハンバーガー&ビールとスプライトでお夕飯。
予定より少し遅れてお母さんも到着し、ホテルに戻る。
翌日、再びスレドボの街に戻り、何十年ぶりかのテニスをしてから昨日リフトで下山してしまった続きのためリフトで上がって、下山。
マウンテンバイクのコースと交差する点では轢かれないように注意。
ボブスレーを何度も乗って満喫し、次の目的地キャンベラへ。
例のガーミンのカーナビは、何度設定しても200km以上も遠回りして2時間以上も余計にかかるルートしか案内しない。 いったんカーナビ通りに進んでみたが、自分の勘を信じてUターン。 20分ほどロスしたが、無事にメルボルンに到着。
クリスマスイブはオージービーフとワインで締めくくり。
コジオスコに行かれるのであれば、距離は長いですが天国のようなロングルートがぜったいお勧めです。
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