硫黄山(函館市)と感動の熊泊鉱山遺構

2019年01月06日(日) [日帰り]

• GPS: 03:52
• 距離: 9.7km
• 登り: 377m
• 下り: 373m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:38
• 休憩: 0:13
• 合計: 3:51

距離 9.7km 登り 377m 下り 374m

9:21 スタート地点
11:28 11:41 硫黄山
13:12 ゴール地点

天候

曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

国道278号 函館市旧南茅部町双見地区、商店併設の双見簡易郵便局横を入り、約1.8キロ先の林道入口が今回のスタート地点（夏であればもっと先まで車で入れると思います）

コース状況／危険箇所等

行程の約9割が林道歩きです。林道はいくつか分岐があり、地図に載っていない作業道などもありました。また、崩壊している危険箇所もあり注意が必要です。
スタート地点から山頂までは、スノーシューで足首から脹脛くらいまでのラッセルでした。
途中、熊泊鉱山の遺構を見ることができます。

その他周辺情報

ホテル函館ひろめ荘 日帰り入浴400円 シャンプー、ボディーソープあり

写真

1/6 9:19

ここが今回のスタート地点。左側の林道に入ります
そのまままっすぐ進むと磯谷第一水力発電所があるようです

1/6 9:30

静かな林道を黙々と歩きます

1/6 9:38

くねくねした林道なので、所々ショートカットしました

1/6 9:55

いくつか分岐があり、GPS、地図とにらめっこ。ここは右に入ります。
写真の足跡は鹿か馬か熊か分かりませんが全てアニマルトレースです(笑)

1/6 9:59

途中、噴火湾を眺めながらホッと一息

1/6 10:06

先ほどの分岐を過ぎた辺りからは廃道状態。
道が笹や灌木で覆われ始めますが、想定の範囲内です

1/6 10:07

沢を渡るところは悉く道が崩壊していました。
慎重に進みます

1/6 10:48

暫く進むと突然平坦な場所に出ました。熊泊鉱山の最盛期には小学校もあったそうなので、ここが生活の場だったのかも知れません

1/6 10:50

平坦地を過ぎた辺りから、いよいよ遺構が姿を現しました

1/6 10:57

すぐにでも見学したいところですが、まずは山頂を目指します

1/6 11:04

急に硫黄の臭いもして来ました
帰りの温泉が楽しみ！

1/6 11:15

林道終点辺りまで来ると目指す硫黄山はすぐです

1/6 11:22

なだらかな所を選んで山頂へ向けて直登します

1/6 11:34

硫黄山に登頂しました
嬉しい！

1/6 11:35

展望はありませんが昨年の3月に登った熊泊山がすぐ近くに見えました

1/6 11:38

その反対側には泣面山もなかなかの迫力です。
バニャニャを食べて下山します

1/6 12:02

下山時に鉱山遺構をじっくりと見学

1/6 12:03

ここまで歩いて来ないと見ることが出来ません

1/6 12:09

とても感動しましたが、大雪で崩壊し31名の犠牲者が出た悲しい場所でもあるようです

1/6 12:10

煉瓦はイギリス積みですね！
（うんちく）

1/6 12:36

帰路途中、この丸い大岩が崩れてこないかとても怖かった(笑)

1/6 12:47

天気も良かったし、貴重な遺構も見れたし大満足の山行でした

1/6 13:37

下山後はひろめ荘で。
鼻がツーンとするほどの硫黄泉の露天風呂がこれまた最高なんです！

今回の地図です

撮影機器：

iPhone 6s Apple

感想

makko

函館市旧南茅部町にある硫黄山に登って来ました！
と言っても約9割が林道歩きです・・
今回は単に硫黄山に登ることだけではなく、1904年（明治37年）から1953年（昭和28年）まで硫黄の採掘のため操業された熊泊鉱山の遺構を見ることも目的の一つでした。奥深い山中に静かに佇む遺構、ここまで歩いてこないと見ることが出来ないだけに感動ものでした。
硫黄山は地形図の林道終点辺りから10分ほどで登ることが出来ました。樹々の合間からですが、西に熊泊山、その反対側には泣面山を間近に見ることが出来ます。山頂には古いピンクテープも結ばれていました。

インターネット上でも記録の少ない硫黄山、今回はsakagさんのHP(冬)、JYUN-さんのブログ(夏)を参考に歩かせていただきました。いつもありがとうございます^^

コメント

myu

ウンチ君
あけおめでっす！
ツーツーツートントントンのイギリス積みにトンツートンツーのフランス積みですね。
あと、オランダ積みとかドイツ積みとかもあるし、なにより角っこの積み方がややこしい。
ってか、山の話はどこいった？

makko

Re: ウンチ君
myuさん、明けましておめでとうございます！

オランダ積み？ドイツ積み？知りませんでした！さすがmyuさん！奥が深いです😅
って言うか、頑張って歩いたのでお山を褒めてくださいよ〜(しくしく)