月山富田城(がっさんとだじょう)
- GPS
- --:--
- 距離
- 2.3km
- 登り
- 160m
- 下り
- 149m
コースタイム
- 山行
- 1:10
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 1:20
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
日本の歴史では戦国時代が好きで、ゲーム「信長の野望」にはまっていた時期もあります。
そのなかで山陰地方を中心に統治していた「尼子氏」は何か興味が惹かれていました。
尼子経久の時代に中国地方の11国を治めるまで勢力を拡大。
しかし、その息子の晴久の代に毛利元就の台頭により次第に勢力を削がれ、その息子の義久でいったん滅ぼされます。
しかし、織田信長の中国遠征の際に、山中鹿之介を中心として再興を目指し、尼子勝久を担いで播磨の上月城を守護。
毛利家や宇喜多家と戦いますが敗れ、滅亡します。
山中鹿之介も捕らえられて、備中松山で首を斬られます。
父方の田舎がまさにその上月城の正面にあり、いろいろ調べるうちに興味を持つようになりました。
その尼子氏の本拠地であったのが出雲(島根県)の月山富田(がっさんとだ)城。
大学生のころから訪れてみたいと思っていたのですが、なかなかその機会に恵まれませんでした。
今回、山陰の旅を計画するにあたり、安来駅からバスが出ていることを知って、行ってみることにしました。
岡山から特急「やくも」に乗って2時間半ほどで安来駅に到着。
安来駅から循環バスが出ており、これに乗って月山富田城の麓の道の駅まで30分ほど。
道の駅で地図などの情報を集めようと思っていましたが、あいにくこの日はお休みでした。
月山富田城は標高183.9mの月山に築かれています。
麓からは石垣が見えます。
標高が200mにも満たないのですぐに登れるだろうということで本丸への矢印に沿って進みます。
ちょっと登ると広い千畳平に出ます。
なかなかよい景色。
さらに進むと月に祈る山中鹿之助の像があります。
そのまま平坦な道を行くと、山中御殿というおそらく家臣の屋敷がいっぱい建っていたであろう広い平地に出ます。
そこから本丸に向かって険しい登りが。
この急斜面をつづら折りに登っていくと、三ノ丸があり、二ノ丸、本丸に至ります。
本丸までゆっくり歩いて1時間ぐらいかかりました。
本丸には神社があります。
本丸からの景色もとても良いです。
城下を見下ろすと殿様になった気分。
ただ、毛利の軍勢に取り囲まれてしまったときは絶望的な気分になったことと思います。
月山富田城。
まさに山城らしい雰囲気でした。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する