ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 170163
全員に公開
雪山ハイキング
奥多摩・高尾

秀麗富嶽十二景巡り(扇山・百蔵山)

2012年02月19日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
07:00
距離
15.9km
登り
984m
下り
1,154m

コースタイム

鳥沢駅(7:50)→タクシー→恋塚(8:00)→君恋温泉(8:20)→白馬不動尊(8:40)→扇山(9:45)→大久保山(10:10)→宮谷分岐(10:50)→百蔵山(11:30)→百蔵山登山口バス停(12:30)→猿橋(13:20)→三嶋大明神(14:00)→大月駅(15:00)
天候
過去天気図(気象庁) 2012年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 タクシー
行き:JR中央線 鳥沢駅
 鳥沢駅からタクシーで君恋温泉登山口(1500円くらい)
帰り:JR中央線 大月駅
コース状況/
危険箇所等
・君恋温泉の登山口は少々分かりにくいです。温泉の建物の横を入り、畑の間を抜けると登山道が現れます。
・さらにその先は、地形図に描かれている道は荒れていて不明瞭なため、地図に無い階段を降り、細い桟橋を渡った先の白馬不動尊(白瀧山神社)から一本東の登山道に抜けました。扇山から君恋温泉へ行く場合は、君恋温泉の看板に沿って進んでいけば迷うことはありません。
・日陰では最大5センチ程度の積雪がありました。
・扇山山頂付近では新雪の下が凍結している場所もありました。アイゼンは使いませんでした。
・扇山の山頂は霜柱が解けてぬかるんでいました。登山道はそれほどひどくありません。
・旧甲州街道は全く道標がないため、歩く方はルート図をご覧ください。
中央線鳥沢駅です。他に降りた人は一人だけ。待機していたタクシーに乗って恋塚へ。
2012年02月19日 22:24撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
2/19 22:24
中央線鳥沢駅です。他に降りた人は一人だけ。待機していたタクシーに乗って恋塚へ。
今日はこの中途半端な位置から歩き始め。旧甲州街道では貴重な江戸時代の石畳が残されています。
2012年02月19日 22:24撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
2/19 22:24
今日はこの中途半端な位置から歩き始め。旧甲州街道では貴重な江戸時代の石畳が残されています。
少し歩いた場所にある恋塚一里塚。雪化粧していました。
2012年02月19日 22:24撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
2/19 22:24
少し歩いた場所にある恋塚一里塚。雪化粧していました。
登山口が分からづらくて少し迷いました。君恋温泉から真っ白な富士山が見えました。
2012年02月19日 22:24撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
1
2/19 22:24
登山口が分からづらくて少し迷いました。君恋温泉から真っ白な富士山が見えました。
登山道に入ってすぐ、地図に書いてある道が不明瞭で戸惑いました。右に下りる階段に踏み跡が続いていたので、階段を降りて桟橋を渡ります。階段が錆び錆びで抜けそう・・・
2012年02月19日 22:24撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
2/19 22:24
登山道に入ってすぐ、地図に書いてある道が不明瞭で戸惑いました。右に下りる階段に踏み跡が続いていたので、階段を降りて桟橋を渡ります。階段が錆び錆びで抜けそう・・・
白馬不動の滝を渡ると白馬不動尊です。標識も立っていて一安心。上の建物は白瀧山神社。
2012年02月19日 22:24撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
1
2/19 22:24
白馬不動の滝を渡ると白馬不動尊です。標識も立っていて一安心。上の建物は白瀧山神社。
雪の中に庚申塔や野仏が立っていました。物音一つしません。
2012年02月19日 22:24撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
2/19 22:24
雪の中に庚申塔や野仏が立っていました。物音一つしません。
ウサギ?
2012年02月19日 22:24撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
2
2/19 22:24
ウサギ?
少し雪が深くなりました。踏み跡はそれほど多くありません。
2012年02月19日 22:24撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
2/19 22:24
少し雪が深くなりました。踏み跡はそれほど多くありません。
三境です。君恋温泉の方から登ってきました。先ほどの不明瞭な道の反対側の入口です。鳥沢駅方面の案内板がありましたが、全く踏み跡がなく笹が生茂っていました。
2012年02月19日 22:25撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
2/19 22:25
三境です。君恋温泉の方から登ってきました。先ほどの不明瞭な道の反対側の入口です。鳥沢駅方面の案内板がありましたが、全く踏み跡がなく笹が生茂っていました。
自然林の明るい斜面を登って行きます。そして・・・
2012年02月19日 22:25撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
2/19 22:25
自然林の明るい斜面を登って行きます。そして・・・
誰もいない頂上へ!
2012年02月19日 22:25撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
1
2/19 22:25
誰もいない頂上へ!
秀麗富嶽十二景 六番-扇山(1138m)
余りにも素晴らしく、言葉が出ませんでした。
2012年02月19日 22:25撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
8
2/19 22:25
秀麗富嶽十二景 六番-扇山(1138m)
余りにも素晴らしく、言葉が出ませんでした。
扇山から急な斜面を下りて大久保のコル。ザックが二つ、持ち主の姿が見えませんが・・・?
2012年02月19日 22:25撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
2/19 22:25
扇山から急な斜面を下りて大久保のコル。ザックが二つ、持ち主の姿が見えませんが・・・?
標識はありませんが、大久保山の三角点です(1109m)
高度計の数値を補正しました。
2012年02月19日 22:25撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
2/19 22:25
標識はありませんが、大久保山の三角点です(1109m)
高度計の数値を補正しました。
静かな雪の尾根道です。丸っこいエナガの群れに遭遇しました。
2012年02月19日 22:25撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
2/19 22:25
静かな雪の尾根道です。丸っこいエナガの群れに遭遇しました。
宮谷分岐。このあたりからまた登り始めます。
2012年02月19日 22:25撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
2/19 22:25
宮谷分岐。このあたりからまた登り始めます。
百蔵山山頂の標識。なんだかすごいことになっています・・・。
2012年02月19日 22:25撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
1
2/19 22:25
百蔵山山頂の標識。なんだかすごいことになっています・・・。
山頂の手前は急でしんどかったです。こちらも無人でした。
2012年02月19日 22:25撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
2/19 22:25
山頂の手前は急でしんどかったです。こちらも無人でした。
秀麗富嶽十二景 七番-百蔵山(1003m)
富士山の中腹に雲がかかってしまいましたが、頂上はしっかり見えました。奥行きのある眺めです。
2012年02月19日 22:25撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
4
2/19 22:25
秀麗富嶽十二景 七番-百蔵山(1003m)
富士山の中腹に雲がかかってしまいましたが、頂上はしっかり見えました。奥行きのある眺めです。
百蔵山から下る途中、遠くに見えた小さな集落。
2012年02月19日 22:25撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
2/19 22:25
百蔵山から下る途中、遠くに見えた小さな集落。
見晴らしのいい広場で休憩します。中央自動車道を走る車がミニカーのようでした。
2012年02月19日 22:25撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
2/19 22:25
見晴らしのいい広場で休憩します。中央自動車道を走る車がミニカーのようでした。
植樹林の急斜面を下りて行きます。ガレ場は苦手(ー"ー;
2012年02月19日 22:25撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
2/19 22:25
植樹林の急斜面を下りて行きます。ガレ場は苦手(ー"ー;
登山口まで下りてきました。妖怪ポストのような登山ポスト。
2012年02月19日 22:25撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
1
2/19 22:25
登山口まで下りてきました。妖怪ポストのような登山ポスト。
舗装道に出ました。午後の日差しが眩しい(><)
2012年02月19日 22:25撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
2/19 22:25
舗装道に出ました。午後の日差しが眩しい(><)
百蔵山登山口のバス停。正面の道を歩いてきました。後ろに見えるのが百蔵山、右端が扇山です。
2012年02月19日 22:25撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
2/19 22:25
百蔵山登山口のバス停。正面の道を歩いてきました。後ろに見えるのが百蔵山、右端が扇山です。
さらに下りたところにある春日宮。
2012年02月19日 22:25撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
2/19 22:25
さらに下りたところにある春日宮。
猿橋へショートカットする道が見つからず、中央自動車道にぶつかってしまいました。このバス停で乗り降りする人は一日どれくらいいるのだろうか・・・
2012年02月19日 22:25撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
2/19 22:25
猿橋へショートカットする道が見つからず、中央自動車道にぶつかってしまいました。このバス停で乗り降りする人は一日どれくらいいるのだろうか・・・
猿橋の集落を歩いて行きます。こんな道をのんびり歩くのも大好きです。
2012年02月19日 22:25撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
1
2/19 22:25
猿橋の集落を歩いて行きます。こんな道をのんびり歩くのも大好きです。
奇橋・甲斐の猿橋。15世紀の終わりごろに架橋され、以来何度も架け替えられてきました。釘を一本も使わない木組みの橋です。
2012年02月19日 22:25撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
3
2/19 22:25
奇橋・甲斐の猿橋。15世紀の終わりごろに架橋され、以来何度も架け替えられてきました。釘を一本も使わない木組みの橋です。
猿橋だけに三猿のトーテムポールがありました。
1
猿橋だけに三猿のトーテムポールがありました。
猿橋の下は深い渓谷です。向こうに見えるのは八ツ橋発電所の水路橋で、明治43年着工、大正3年に竣工しました。現在も轟々と水が流れています。
4
猿橋の下は深い渓谷です。向こうに見えるのは八ツ橋発電所の水路橋で、明治43年着工、大正3年に竣工しました。現在も轟々と水が流れています。
旧甲州街道を西に進みます。猿橋駅の近くにあった三嶋大明神。
2012年02月19日 22:25撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
2/19 22:25
旧甲州街道を西に進みます。猿橋駅の近くにあった三嶋大明神。
この小さな踏切も甲州街道です。向こうに見えるガードレールは国道20号線。
2012年02月19日 22:25撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
2/19 22:25
この小さな踏切も甲州街道です。向こうに見えるガードレールは国道20号線。
旧道に残る駒橋宿の街並み。左の建物は旅籠のようですね。
2012年02月19日 22:25撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
2/19 22:25
旧道に残る駒橋宿の街並み。左の建物は旅籠のようですね。
間もなく本日の旅も終わりです。厄王大権現でお礼参りをしました。
2012年02月19日 22:25撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
1
2/19 22:25
間もなく本日の旅も終わりです。厄王大権現でお礼参りをしました。
大月宿に入りました。国道の両側に旅籠造りの大きな建物が並び、五街道の貫録十分です。
2012年02月19日 22:25撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
2/19 22:25
大月宿に入りました。国道の両側に旅籠造りの大きな建物が並び、五街道の貫録十分です。
三嶋神社から岩殿山城跡(岩殿山)を正面に見据えます。剥き出しの岩山は迫力がありますね。いつか登らねば。
2012年02月19日 22:25撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
2
2/19 22:25
三嶋神社から岩殿山城跡(岩殿山)を正面に見据えます。剥き出しの岩山は迫力がありますね。いつか登らねば。
大月駅に着きました。富士山がいっぱい(笑)
2012年02月19日 22:25撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
3
2/19 22:25
大月駅に着きました。富士山がいっぱい(笑)
30000歩まであと少しでした。おつかれさまでした!
2012年02月19日 22:25撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
2/19 22:25
30000歩まであと少しでした。おつかれさまでした!
撮影機器:

感想

秀麗富嶽十二景を見たいと思い、六番の扇山と七番の百蔵山に登ってきました。猿橋も見たかったので百蔵山を後にしたのですが、鳥沢駅から扇山の登山口まで歩くと1時間もかかるため、時間を短縮するためにタクシーを使いました。

君恋温泉の登山口は標識も少なく、1/25000地形図も現地の状況と異なるため少々迷いました。扇山山頂までの登山道に人の姿はなく、百蔵山へ向かうところで数人とすれ違いました。

扇山からの富士山は感動でした。早起きは三文の得ですね(笑)

百蔵山までの道も静かで、踏み跡が無かったら迷いそうでした。新雪の下が凍結している個所もあり、アイゼンを着けようか迷いましたが、雪と土が交互に現れるので結局使いませんでした。

百蔵山からの富士山には雲がかかり始めていましたが、ギリギリ山頂が見えていました。出発する頃に20名くらいの団体さんが登ってきましたが、すでに山頂が雲隠れしていたので残念そうでした。

かつての甲州街道には、猿橋のような木橋がいくつも架けられていたそうです。深い渓谷を流れる水はエメラルドグリーンで、なかなか見応えがありました。

大月駅までの甲州街道は幸い旧道が多く残っていて、情緒ある街道歩きができました。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2020人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら