阿蘇赤谷〜赤ガレ谷〜ダイレクト尾根
- GPS
- 05:44
- 距離
- 6.6km
- 登り
- 794m
- 下り
- 776m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
工事の邪魔になるため、道路は避けて別のルートで入る必要があります。 |
写真
感想
週末の寒波で赤谷がどうなってるのか…気になったので行ってきました。
天気は晴れ。
仙酔峡で朝の気温は-4、5度くらい。
それでも駐車場横の滝は全く凍ってない、というか水が流れてない。
これでは赤谷もムリだなぁと思いながらとりあえず向かってみることに。
今日の予定は、できれば赤谷or赤ガレ谷からダイレクト尾根へ登り稜線へ抜けたい。
でも凍ってない赤谷を詰めれるのか…。ソロでしかも初見で…笑
半分撤退の気持ちで林道に出ると、雪の上には2組の新しい足跡が。
ラッキー!先行者がいるよーと思いながら赤谷と赤ガレ谷の出合いを目指します。
出合いで赤谷を見上げると、案の定雪しか付いていません。
そして足跡は赤谷の方へ。
ここから氷が付いていなければ赤ガレ谷も考えていましたが、先行者がいるので赤谷を登ることに。
最初の滝は見た目は傾斜が緩く簡単そうに見えましたが、氷が付いていないためアックスは役に立たず、アイゼンの歯を岩の凹凸に確実にかけながら、慎重に登っていきます。
中間支点は取れないので、パーティで来てもトップの人は結局フリーソロと同じ。
最初から危険な登りとなりました。
大きな岩の下の隙間を抜けると、上の方も氷は無し。
先行者はここで境界尾根側にトラバースしていました。
上は氷が付いてないと難しいのか…しばらく考えましたがトレースをついていくことに。左へトラバースして赤ガレ谷を詰めるのは想定内でログも準備してたので、とりあえず尾根を超えて反対側の谷に降りました。
赤ガレ谷もソロで行くにはなかなか危険なコースでした。
錆びたハーケンがあったのでヌンチャクを掛けて動かしてみるとグラグラ。
細い木の根元にスリングを掛けて引っ張ってみるとボキッと…。
基本的に中間支点は使えないってことで、より慎重に登っていきました。
結局先行者はダイレクト尾根の左側のルンゼから尾根に上がり山頂に抜けるようで、ルンゼ上部の崖で追いつきました。
フォローの方が後ろを振り返って「よく一人で登ってきたねぇ」と声を掛けてくれましたが、ちょっと後ろめたい気持ちで「はぁ・・」と答え、2人が見えなくなってから登ってみましたが、ここも悪かった…。
草付きにアックスが刺さりそうな感じだったけど、下は岩で全然刺さらないし、これといってホールドもない。
左側を登り上部の乗越のとこで、ここで落ちたら下まで転げ落ちるなぁとの思いから、右側に見えた細い木で中間支点を作ろうと移動してみたら…無理な態勢になり逆に危険な状態に…。
結局左側をそのまま上がった方が確実だろうと元の位置に戻り、そのまま登りあがりました。
最初から真っすぐ上がればよかった。。
ここを抜けるとダイレクト尾根はもうすぐで、稜線へ出るとダイレクトの頭らしい岩が見えました。 一安心♪
尾根を少し上がると有名な腰かけ岩が見え、その名の通り腰かけて登りあがり、もう少し進むと看板が目に飛び込んできました。 山頂です♪
山頂には阿蘇の雄大な景色が広がっていて、雪と岩と空のコントラストが本当に綺麗でした♪
【感想】
今日のルートは登攀要素が結構詰まっていて面白いルートでした。
最初から赤ガレ谷を詰めるルートはどうなのか、あのまま赤谷を詰めていたら氷はあったのか、無くても上へ抜けることはできたのか、色々と試したかったことはありますが、とにかく無事に戻れて何よりでした♪
コメント
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面白そうですが、凍っていないとボロそうですね。
こないだ敗退しただけに、涎が出る思いです。
行きたくてうずうずして、結局行ってしまいました(* ̄∇ ̄*)
気温は低かったので岩は張り付いていて落石は心配してなかったですが、氷がなかったので登りにくかったです(^^;)
冬のバリエーションに限定すれば凄く面白いルートだと思います(^-^)
確かに❗
ルート取りも変化に富んでいて、上に抜けた後の景色も素晴らしいし、僕も天気の良い日にもう一度挑戦してみます❗
確かにルート取りは面白いし、山頂に抜けた時に飛び込んでくる景色は爽快です♪
ぜひ次回チャレンジしてください!
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