山梨百名山 大蔵経寺山から兜山へ
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.8km
- 登り
- 1,010m
- 下り
- 719m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
自転車
兜山駐車場に下山し、春日居町駅の駐輪場に駐めた自転車を回収してから帰途につく。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
このルートで間違うような場所はありません。 |
写真
感想
この季節、天気の良い日に雪のない山に登って雪をかぶった山を眺めるのは楽しいものだ。山梨県にはこんな山が沢山ある。
先週、要害山から大蔵経寺山へ出かけたものの道を間違えて大蔵経寺山に登れなかった。といっても大蔵経寺山は、山梨百名山に選ばれてから一躍脚光を浴びるようになったものの、山というより稜線上のいち通過点のような山で、三角点や百名山の標柱がなければ何気なく通過してしまうような山だ。
しかし、登ろうと思って出かけて登れなかった山というのは気になるものだ。大蔵経寺山だけを目指して登ってもがっかりするだけなので隣の兜山とセットで登る計画を立てた。
兜山の麓の駐車場に車を置き、自転車で春日居町駅まで下って電車で隣の石和温泉駅へ行き、先週車を駐めた大蔵経寺山登山口からスタートだ。
天気は上々。御坂山地の後ろに富士山が顔を出している。風が強いのか雪煙があがっている。今歩いている尾根筋でも時折風がうなっている。
展望のきく林道を終点まで歩き、歩きやすい尾根道を順調にあるいて第一目標の大蔵経寺山に着いた。思っていたとおり、展望もなけば山頂らしい雰囲気は全くない。おまけに風の通り道になっているらしく冷たい北風が吹き抜ける。ちょっとゆっくりしたかったけ
れど記念写真を撮っただけで先に進むことにした。二等三角点があるので数あわせで百名山に選ばれたとしか考えられない山頂だった。
この稜線は、標高こそ低いものの小さなアップダウンが何度もある。結構疲れる。それでも木々の間から真っ白な南アルプスが常に見えているので歩いていて楽しい。
いい汗をかいて先日道を間違えた深草山に着いた。改めて見渡すと、正規のルートにはしっかりとリボンが付いているではないか。低い山だと侮ってはいけないなと反省しきりである。
岩堂峠でお昼にしようかと思っていたが、ここは風の通り道になっていて寒い。兜山方向へ下った林道出合のほうが南斜面の窪地なのでそちらで休むことにした。林道に出たのがちょうど12時。思っていた以上に早い到着だ。兜山は2時間もあれば往復できるだろうからこれからはゆっくり行くことにしよう。
林道出合からは時間がかかってきつそうな尾根コースを避けて楽ちんな山腹コースで登ることにした。
1時間かからずして兜山山頂に着いた。この山頂もさほど強くはないが風がある。じっとしていると汗が冷えて寒い。南側に展望台があるというので記念写真を撮ったら早々にそちらへ移動する。
ここの展望台はいい。富士山はもちろん、甲府盆地を囲む山々が一望できる。ベンチもあるので休むのに最高だ。双眼鏡を取り出して山々をひとつひとつ確認する。ほとんど登ったことのある山ばかりだ。御坂道沿いで一段と高く盛り上がっているのは春日沢の頭だろう。この山だけ登っていない。甲府盆地が桃の花でピンク色の染まる春になったら出かけるとしよう。
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