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Yamareco

記録ID: 171795
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

赤岳・阿弥陀岳(登り:文三郎道、下り:御小屋尾根)

2012年02月27日(月) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
GPS
--:--
距離
14.7km
登り
1,620m
下り
1,619m

コースタイム

美濃戸口(5:59)〜赤岳山荘(6:35)〜南沢〜行者小屋(8:11-8:40)〜文三郎分岐(9:34)〜赤岳山頂(10:05-10:08)〜文三郎分岐(10:40)〜中岳(10:50)〜阿弥陀岳山頂(11:42-11:55)〜不動清水(12:28)〜御小屋山(13:01)〜美濃戸口(13:54)
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
美濃戸口・八ヶ岳山荘、仮眠2000円、風呂500円
コース状況/
危険箇所等
・美濃戸口〜赤岳山荘
省略。

・赤岳山荘〜行者小屋
アイゼン無くても行けるけど工事箇所でやや滑る。

・文三郎尾根
トレースバッチリ。

・文三郎分岐〜赤岳山頂
登りの鎖場の序盤で、鎖場から離れて上方向に登るトレースがあるが、途中で行き場が無くなる。戻るのにだいぶ体力を消耗した。鎖に沿って進むほうがいい。と思う。
吹き溜まりではあっという間にトレースが消える。しかもズルズル滑り落ちるので要注意。

・文三郎尾根〜中岳
トレースはある。

・中岳〜中岳のコル
当時トレースなし。雪庇が最初左、後右側にできてる。それほど大きくは無い。
雪の深さは膝くらい。たまに太ももまではまる。コル→中岳だと登りなのでなかなかしんどいと思う。
中岳沢方面はトレースあり。
※赤岳鉱泉の情報によると、中岳辺り雪崩の危険性があるので近寄らないように、だそうです。

・中岳のコル〜阿弥陀岳山頂
前半はとにかく急登。トレースは風に消されて部分的にしか残ってない。
四つんばいで登る。
後半は登りやすい。
北稜からのトレースの方がしっかりしている。

・御小屋尾根
トレースバッチリ。摩利支天周辺もそれほど危険はない。
思ったほど急でもなく、トレースさえあれば何の苦も無く下れる。
御小屋山から美濃戸口まではトレースが無いと迷いやすいかも。しかもガチガチに凍っているので最後までアイゼンは付けといた方がいい。
別荘地内の道路もコッチコチで、アイゼン無しで歩いて何度も滑った。
今日は天気が良さそうだ!
2012年02月27日 20:25撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
2/27 20:25
今日は天気が良さそうだ!
南沢にて。横岳が見えてきた。
2012年02月27日 20:26撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
2/27 20:26
南沢にて。横岳が見えてきた。
阿弥陀も見えてきた。
2012年02月27日 20:26撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
2/27 20:26
阿弥陀も見えてきた。
やっぱ阿弥陀かっけー!
2012年02月27日 20:27撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
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2/27 20:27
やっぱ阿弥陀かっけー!
文三郎の登り。
2012年02月27日 20:28撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
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2/27 20:28
文三郎の登り。
中岳と阿弥陀。
2012年02月27日 20:28撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
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2/27 20:28
中岳と阿弥陀。
文三郎を振り返る。
2012年02月27日 09:25撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
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2/27 9:25
文三郎を振り返る。
稜線までもうちょい。
2012年02月27日 20:29撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
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2/27 20:29
稜線までもうちょい。
横岳、風強そう。
2012年02月27日 20:29撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
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2/27 20:29
横岳、風強そう。
文三郎分岐。
2012年02月27日 20:05撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
2/27 20:05
文三郎分岐。
赤岳山頂へ。
2012年02月27日 20:29撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
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2/27 20:29
赤岳山頂へ。
いやー、前回とはえらい違いだ。
2012年02月27日 10:02撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
2/27 10:02
いやー、前回とはえらい違いだ。
山頂の少し下。
2012年02月27日 20:31撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
2/27 20:31
山頂の少し下。
この冬三度目の赤岳登頂!
やっぱ晴れがいいよ。
2012年02月27日 20:30撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
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2/27 20:30
この冬三度目の赤岳登頂!
やっぱ晴れがいいよ。
前回は真っ白すぎてこれが何だかよくわかんなかったもんなぁ。
2012年02月27日 10:06撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
2/27 10:06
前回は真っ白すぎてこれが何だかよくわかんなかったもんなぁ。
前回は「赤」も「岳」も氷に覆われて見えなかった。
2012年02月27日 20:31撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
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2/27 20:31
前回は「赤」も「岳」も氷に覆われて見えなかった。
ちゃんと硫黄まで見える。
2012年02月27日 20:31撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
2/27 20:31
ちゃんと硫黄まで見える。
阿弥陀、今から行くよー。
2012年02月27日 20:31撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
2/27 20:31
阿弥陀、今から行くよー。
キレット、権現方面。
2012年02月27日 20:31撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
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2/27 20:31
キレット、権現方面。
えびの尻尾。
2012年02月27日 20:32撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
2/27 20:32
えびの尻尾。
鎖は大体使える。
2012年02月27日 20:30撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
2/27 20:30
鎖は大体使える。
鎖はありがたい。
2012年02月27日 20:32撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
2/27 20:32
鎖はありがたい。
中岳を見上げる。
2012年02月27日 20:32撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
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2/27 20:32
中岳を見上げる。
中岳から阿弥陀を見上げる。
ここからトレースなし。うひょー!
2012年02月27日 20:16撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
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2/27 20:16
中岳から阿弥陀を見上げる。
ここからトレースなし。うひょー!
どこ歩こうかねー。
2012年02月27日 20:16撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
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2/27 20:16
どこ歩こうかねー。
振り向けば赤岳。
2012年02月27日 20:09撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
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2/27 20:09
振り向けば赤岳。
さー、ここから阿弥陀の急登!
一体どこを登るって言うんだ?
2012年02月27日 20:33撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
2/27 20:33
さー、ここから阿弥陀の急登!
一体どこを登るって言うんだ?
トレース復活。
2012年02月27日 20:34撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
2/27 20:34
トレース復活。
念願の阿弥陀岳登頂!
2012年02月27日 20:34撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
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2/27 20:34
念願の阿弥陀岳登頂!
「阿弥」しか見えないけど一応登頂の証。
2012年02月27日 11:47撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
2/27 11:47
「阿弥」しか見えないけど一応登頂の証。
阿弥陀山頂で久々の逆立ちショット!
2012年02月27日 11:54撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
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2/27 11:54
阿弥陀山頂で久々の逆立ちショット!
赤岳。
2012年02月27日 20:34撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
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2/27 20:34
赤岳。
硫黄岳、横岳。
2012年02月27日 20:34撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
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2/27 20:34
硫黄岳、横岳。
さー、下ろう。御小屋尾根。
まずあれを越える。
2012年02月27日 20:35撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
2/27 20:35
さー、下ろう。御小屋尾根。
まずあれを越える。
越えてから山頂を振り返る。トレースバッチリなので楽に越えられた。
2012年02月27日 20:36撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
2/27 20:36
越えてから山頂を振り返る。トレースバッチリなので楽に越えられた。
わかりやすい尾根だねぇ。
2012年02月27日 20:36撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
2/27 20:36
わかりやすい尾根だねぇ。
舟山十字路に行くトレースの方が厚い。
2012年02月27日 13:03撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
2/27 13:03
舟山十字路に行くトレースの方が厚い。
撮影機器:

感想

唐松岳か谷川岳に行くつもりだったけど、天気がイマイチっぽいので、若干の冬型でも好天が期待できる八ヶ岳へ。前回登れなかった阿弥陀岳にリベンジしよう。

前回同様夕方北沢を歩いて赤岳鉱泉に泊まる予定が、色々あって出発が送れ、美濃戸口の八ヶ岳山荘泊まりに。でもここの仮眠室が快適でなかなか良かった。

6時に出発。いつもの林道を歩き、南沢へ。
南沢は初めてで楽しみだったけど、たいして面白くも無い。

今回メガネが凍らないように、防曇処理したニューメガネで挑んだのだが、南沢に入って速攻凍った。ノーマルメガネよりもよく凍る。
何じゃこりゃ。全然だめだ。
途中の森の中でコンタクトに変える。

どうもメガネが凍るのと曇るのとではメカニズムが違うっぽい。
曇ったものが凍結するってわけじゃなさそうだ。

やはり冬山にメガネはだめだ。


そんなこともあって、思ったより時間がかかって行者小屋へ。
地蔵尾根を登りたかったけど、予定よりやや遅れ気味なので文三郎尾根へ。

こっちは18日前にも登ったので余裕。
コンディションもそれほど変わってない。

と思いきや、文三郎分岐を過ぎて序盤の鎖場で、鎖から離れる方向に向かうトレースに導かれて変なところに出てしまう。どうにかクライムダウンで降りて元の場所に戻るも、どっと疲れた。

その後は鎖に沿って進み、山頂へ。
前回は真っ白だったけど、今回は快晴!
いやー、素晴らしい。小海側に雲が出てるのが気になるけどいい眺めだ。

でものんびりしてらんないので3分で退却。
下り始めの埋もれた梯子の所は前回同様嫌らしい。

文三郎分岐に戻り、ここから今回のメイン、阿弥陀岳へ向かう。
まずはうすいトレースをたどって中岳へ。山頂は何故か南側の急斜面を巻いてしまったが、普通に尾根沿いに歩けばいいだけだった。

トレースはここで消える。
ここから中岳のコルまで雪庇状になっていて、しかも雪が深い。
ずぼずぼはまりつつずり落ちつつ下る。登りじゃなくてよかった。

途中何故か雪庇の向きが逆になったりしつつも中岳のコルへ。
ここからが噂に聞く阿弥陀への急登だ。
確かに急だ。
ばててるのもあって四つんばいでないと登れない。
ちなみにコルから上はトレースは半分くらいある。
中岳沢から登ってくる人が多いようだ。

傾斜がやや緩くなり、小さな雪庇を乗り越えると突然山頂に躍り出る。

振り返ると八ヶ岳の全てが見渡せる。
雲がかかりつつあったが、大感動の景色だ。

誰もいないので久々にセルフタイマー+連写で逆立ちショットを撮ったりして遊ぶ。
赤岳山頂から見られてないことを願う。

しかし、そうのんびりもしてられない。

最終バスまであと3時間。標準コースタイムは4時間だ。
ま、間に合わなかったらそのとき考えよう。
予定通り御小屋尾根を下る。
ここは予想ではトレースがなく、深雪に備えてワカンを準備してきたのだが、なんのなんの、重厚なトレースがバッチリ付いてるじゃないか。摩利支天越えと下り始めが怖いと聞いていたが、全く問題ない。ルンルンで下る。

が、長い!

北沢南沢と林道をまた歩きたくないっていうのも御小屋尾根を選んだ理由の一つなんだけども、こっちもなかなか単調で飽きる。つまらないのでガンガン飛ばす。
途中アイゼン外してまたつけたりしたけど、阿弥陀岳山頂から美濃戸口までちょうど2時間で着いた。

やった!風呂に入れる!
昨日からお世話になっている八ヶ岳山荘の風呂だ。

風呂からあがれば、ちょうど茅野駅行きの最終バスだ。

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コメント

お疲れ様
お疲れ様。

同宿の親父です。

阿弥陀、行きたかったけどトレース無かったので辞めました。

また、どこかの山でお逢いいたしましょう。
2012/3/2 20:11
お疲れ様です
阿弥陀、僕も中岳の先がトレース無かったんで迷ったんですけど、阿弥陀そのものには半分くらいトレースあったんで登りました。

またお会いしましょう!
2012/3/3 10:34
プロフィール画像
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3/5
体力レベル
4/5
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3/5
体力レベル
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