赤岳・阿弥陀岳(登り:文三郎道、下り:御小屋尾根)
- GPS
- --:--
- 距離
- 14.7km
- 登り
- 1,620m
- 下り
- 1,619m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・美濃戸口〜赤岳山荘 省略。 ・赤岳山荘〜行者小屋 アイゼン無くても行けるけど工事箇所でやや滑る。 ・文三郎尾根 トレースバッチリ。 ・文三郎分岐〜赤岳山頂 登りの鎖場の序盤で、鎖場から離れて上方向に登るトレースがあるが、途中で行き場が無くなる。戻るのにだいぶ体力を消耗した。鎖に沿って進むほうがいい。と思う。 吹き溜まりではあっという間にトレースが消える。しかもズルズル滑り落ちるので要注意。 ・文三郎尾根〜中岳 トレースはある。 ・中岳〜中岳のコル 当時トレースなし。雪庇が最初左、後右側にできてる。それほど大きくは無い。 雪の深さは膝くらい。たまに太ももまではまる。コル→中岳だと登りなのでなかなかしんどいと思う。 中岳沢方面はトレースあり。 ※赤岳鉱泉の情報によると、中岳辺り雪崩の危険性があるので近寄らないように、だそうです。 ・中岳のコル〜阿弥陀岳山頂 前半はとにかく急登。トレースは風に消されて部分的にしか残ってない。 四つんばいで登る。 後半は登りやすい。 北稜からのトレースの方がしっかりしている。 ・御小屋尾根 トレースバッチリ。摩利支天周辺もそれほど危険はない。 思ったほど急でもなく、トレースさえあれば何の苦も無く下れる。 御小屋山から美濃戸口まではトレースが無いと迷いやすいかも。しかもガチガチに凍っているので最後までアイゼンは付けといた方がいい。 別荘地内の道路もコッチコチで、アイゼン無しで歩いて何度も滑った。 |
写真
感想
唐松岳か谷川岳に行くつもりだったけど、天気がイマイチっぽいので、若干の冬型でも好天が期待できる八ヶ岳へ。前回登れなかった阿弥陀岳にリベンジしよう。
前回同様夕方北沢を歩いて赤岳鉱泉に泊まる予定が、色々あって出発が送れ、美濃戸口の八ヶ岳山荘泊まりに。でもここの仮眠室が快適でなかなか良かった。
6時に出発。いつもの林道を歩き、南沢へ。
南沢は初めてで楽しみだったけど、たいして面白くも無い。
今回メガネが凍らないように、防曇処理したニューメガネで挑んだのだが、南沢に入って速攻凍った。ノーマルメガネよりもよく凍る。
何じゃこりゃ。全然だめだ。
途中の森の中でコンタクトに変える。
どうもメガネが凍るのと曇るのとではメカニズムが違うっぽい。
曇ったものが凍結するってわけじゃなさそうだ。
やはり冬山にメガネはだめだ。
そんなこともあって、思ったより時間がかかって行者小屋へ。
地蔵尾根を登りたかったけど、予定よりやや遅れ気味なので文三郎尾根へ。
こっちは18日前にも登ったので余裕。
コンディションもそれほど変わってない。
と思いきや、文三郎分岐を過ぎて序盤の鎖場で、鎖から離れる方向に向かうトレースに導かれて変なところに出てしまう。どうにかクライムダウンで降りて元の場所に戻るも、どっと疲れた。
その後は鎖に沿って進み、山頂へ。
前回は真っ白だったけど、今回は快晴!
いやー、素晴らしい。小海側に雲が出てるのが気になるけどいい眺めだ。
でものんびりしてらんないので3分で退却。
下り始めの埋もれた梯子の所は前回同様嫌らしい。
文三郎分岐に戻り、ここから今回のメイン、阿弥陀岳へ向かう。
まずはうすいトレースをたどって中岳へ。山頂は何故か南側の急斜面を巻いてしまったが、普通に尾根沿いに歩けばいいだけだった。
トレースはここで消える。
ここから中岳のコルまで雪庇状になっていて、しかも雪が深い。
ずぼずぼはまりつつずり落ちつつ下る。登りじゃなくてよかった。
途中何故か雪庇の向きが逆になったりしつつも中岳のコルへ。
ここからが噂に聞く阿弥陀への急登だ。
確かに急だ。
ばててるのもあって四つんばいでないと登れない。
ちなみにコルから上はトレースは半分くらいある。
中岳沢から登ってくる人が多いようだ。
傾斜がやや緩くなり、小さな雪庇を乗り越えると突然山頂に躍り出る。
振り返ると八ヶ岳の全てが見渡せる。
雲がかかりつつあったが、大感動の景色だ。
誰もいないので久々にセルフタイマー+連写で逆立ちショットを撮ったりして遊ぶ。
赤岳山頂から見られてないことを願う。
しかし、そうのんびりもしてられない。
最終バスまであと3時間。標準コースタイムは4時間だ。
ま、間に合わなかったらそのとき考えよう。
予定通り御小屋尾根を下る。
ここは予想ではトレースがなく、深雪に備えてワカンを準備してきたのだが、なんのなんの、重厚なトレースがバッチリ付いてるじゃないか。摩利支天越えと下り始めが怖いと聞いていたが、全く問題ない。ルンルンで下る。
が、長い!
北沢南沢と林道をまた歩きたくないっていうのも御小屋尾根を選んだ理由の一つなんだけども、こっちもなかなか単調で飽きる。つまらないのでガンガン飛ばす。
途中アイゼン外してまたつけたりしたけど、阿弥陀岳山頂から美濃戸口までちょうど2時間で着いた。
やった!風呂に入れる!
昨日からお世話になっている八ヶ岳山荘の風呂だ。
風呂からあがれば、ちょうど茅野駅行きの最終バスだ。
お疲れ様。
同宿の親父です。
阿弥陀、行きたかったけどトレース無かったので辞めました。
また、どこかの山でお逢いいたしましょう。
阿弥陀、僕も中岳の先がトレース無かったんで迷ったんですけど、阿弥陀そのものには半分くらいトレースあったんで登りました。
またお会いしましょう!
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する