2019-02-10 荒島岳 初めてのBCは無謀な挑戦だった…
- GPS
- 09:37
- 距離
- 9.6km
- 登り
- 1,343m
- 下り
- 1,341m
コースタイム
天候 | 曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2019年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
国道158に、駐車場についての案内看板などが無く一度通り過ぎてしまいました。 ナビがなかったらわからなかったかも。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
前日にまとまった降雪があり新雪に覆われていました。 ラッセルはさほど大変というほどではないように見えました。 樹林帯ではトレースが消えていて少し迷いました。木々が密集していてシール登行は難航しました。(初めてでしたし汗)トトロの木の辺りでアイゼンを履きました。 もちが壁以高はガスで視界が無くトレースを外れると危険だと思いました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
アウター手袋
防寒着
ネックウォーマー
毛帽子
着替え
ブーツ
ザック
スコップ
ゾンデ
地図(地形図)
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
ガムテープ
保険証
スマホ(GPSと地図兼用)
腕時計(高度計)
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
ビンディング
スキー板
シール
モバイルバッテリー(スマホとカメラ用)
ヘルメット
ゴーグル
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感想
去年の3月10日に同じコースから挑戦しようとしましたが、雪崩による国道寸断により登山口に到達できず未遂のままでした。
11か月後、BCスキー装備をそろえそのデビュー登山という形で再挑戦することになりました。
結論から言えば、荒島岳はBCコースとしては一定の経験と応用力が必要だったように思いました。
ガイドツアーすら未経験の生粋のド素人が一人でスキー履いて行っちゃいけない所でした。
シャクナゲ平前後の斜面は傾斜もそこそこある中で、木々が非常に多く樹間が狭いので自分には滑走するには厳し過ぎました。ツボ足で下る方が全然早いです。
尾根筋のコースを外れて尾根の左斜面に出た時も木々の多さに行く手を阻まれる形で下へ下へと降りざるを得ませんでした。尾根の左斜面は斜度がキツく、スキーを脱いで元の稜線に戻る2時間も常に強い緊張を強いられました。焦燥感、不安感、疲労感との戦いでした。
今後の自分の為に各分野の感想を以下に残します。
●シール登行 : ある程度雪のある状況では最強の登行用具。スノーシューすら軽く凌駕する。ただ、凍っていたり雪が少なかったり斜度がきつかったりするとダメ。条件がかなりシビアである。シールは意外と剥がれやすく、貼り付けるときにもっとしっかり加圧するべきだったか。
●ツアー用スキーブーツ : ウォークモードにしてアイゼンを着ければ普通の登山靴と全く変わらないかそれ以上。今回は靴ヅレもまったくなし。ツボ足歩行の登りも下りもキックステップも普通に出来る。
●スキーを背負っての登山 : 樹林帯では低い木の枝に板の上部がひっかかってしまう。急な下りでは板の下部が斜面にぶつかり不意にバランスを崩され非常に危険。
●スキー滑走 : 自分はパウダーの経験が圧倒的に不足しているようだ。ゲレンデでパウダーの経験を積まないとBCは厳しそうだ。
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