雲取山(奥多摩小屋最後のテン泊)
- GPS
- 09:27
- 距離
- 21.7km
- 登り
- 1,622m
- 下り
- 1,612m
コースタイム
10:03 小袖乗越駐車場出発
10:08 雲取山登山道入口
10:25 廃屋
11:11 水場(未確認)
11:33 堂所
12:20 ブナ坂・七ツ石小屋分岐(七ツ石小屋へ)
12:33 七ツ石小屋 12:55
13:17 七ツ石神社
13:22 七ツ石山
13:38 ブナ坂
14:11 奥多摩小屋(テン泊)
■2019/02/11(月/祝)
05:32 奥多摩小屋テン場出発
05:41 ヨモギノ頭
05:57 雲取山・富田新道分岐(雲取山へ)
06:12 小雲取山(富田新道分岐)
06:16 雲取山荘巻き道
06:31 雲取山避難小屋
06:33 雲取山 06:35
06:37 雲取山避難小屋
06:51 雲取山荘巻き道
06:54 富田新道・石尾根分岐
07:16 ヨモギノ頭
07:20 雲取山荘巻き道
07:22 奥多摩小屋テン場帰着(テント撤収)
08:08 奥多摩小屋出発
08:38 ブナ坂
09:09 七ツ石小屋分岐
09:45 堂所
10:41 雲取山登山道入口
10:45 小袖乗越駐車場帰着
天候 | ■2019/02/10(日) 都内を出発した7時頃から青空が広がり快晴でした。小袖乗越駐車場から七ツ石小屋もほぼ快晴、七ツ石山を下ったブナ坂辺りから少し雲が出ましたが、奥多摩小屋まで晴れ基調でした。 17時少し前頃から気温が下がり、雪が降り出しましたが、ほとんど無風でした。テント内の水は翌朝シャリシャリに凍っていました。 ■2019/02/11(月/祝) 前夜からの雪が未明も降り続いていました。雲取山ピストンは雪の中、テントに戻って撤収をしている7時半頃に雪は止みました。その後は青空も少し見えましたが、ほぼ曇り空でした。 |
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過去天気図(気象庁) | 2019年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
■復路:小袖乗越駐車場(10:54)−国道411号−県道184号−県道45号−国道411号−県道45号−国道411号−永田橋通り−日の出IC−県央自動車道−中央自動車道−首都高速−都内(13:44/253km) ■駐車場 駐車場名:丹波山村営 小袖乗越駐車場 駐車台数:45台 駐車料金:無料 マップコード:348 702 830*23 注意:駐車場のトイレと水道が使用できません。12月から3月のようですが、詳しくは丹波村役場にお問い合わせください。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道はよく整備されていて、未処理の倒木などはありますが、無雪期であれば危険箇所はないと思います。 積雪期に関しては、尾根に出るまでは山腹のトラバース道で、片側は急峻に落ちています。手がかりはないので、チョットした滑りが大きな事故に繋がります。 今回は新雪で踏み固められていなかったのでスパイクやアイゼンを使用しませんでしたが、雪積状況によってはスパイクやアイゼンを使用した方が安全でしょう。 奥多摩小屋から水場へ下ってみましたが、凍っていて水は流れていません。 水場の次の沢まで行こうと思いましたが、ヨモギ尾根への登山道は、トラバース道の斜面が崩壊していますので、大きく高巻くなどの回避が必要です。急斜面ですので、冬期はかなり厳しいと思います。 |
写真
感想
奥多摩小屋が2019年3月31日をもって閉鎖・解体されるという情報はインターネットで知っていた。
その昔、小屋泊をしたことはないがテン泊で忘年会、何回か飲むためだけにテン場を利用させてもらった。なんと言っても広々としたテン場、混んだことも記憶にないし、閉鎖される前に最後のテン泊を...雪が降るのを待っていた。
2月9日土曜日、朝目覚めると都内は真っ白だった。山間部は10センチ以上積もったというテレビ情報も...
ならば行かねばなるまい。丹沢を予定していた装備を冬山に替えた。
もちろんテン泊装備、今期初めて冬用の外張りに替えた。
急ぐ事はない、テン場に15時頃に着けばいい。7時頃ゆっくりと都内を出発した。中央自動車道、快晴で富士山や高尾の山並みがきれい。
小袖乗越の駐車場に着いたのは10時少し前、そこそこ車があり数人がテン泊装備で登山口へ向って行った。
行きは七ツ石小屋で昼食を摂り、七ツ石山経由でブナ坂へ。
ところが期待していた雪がほとんどない。奥多摩小屋までの石尾根にもほとんど雪はなかった。昨日、山間部は雪が降っていないのでは...チョットがっかり。
とりあえずテントを設営する。土の上にスカートの外張りを張っても何か様にならない。
それほど寒くないのでテントの外で一人宴会。17時少し前、急に気温が下がってきて雪が降り始めた。
翌朝4時頃、テントの周りは真っ白。雪は降り続いている。
朝食を摂り、熱いコーヒーをポットに詰めて5時半頃山頂へ出発する。
まだ、真っ暗。雪が降り続いているので月明かりもない。
小雲取山を過ぎた頃から少し白んできた。
周りの木々が真っ白、とくにカラマツの霧氷がきれい。
山頂には同じテン場から先行していた若者が3人いた。
雪は止みそうにないし、ご来光は期待できないので、山頂の写真を撮って下山する。
一晩雪が降ってくれたお陰で、がっかりのハイキングがスノーハイクに昇格した。
雪の奥多摩小屋の写真も撮れた。
次ぎに訪れるとき、奥多摩小屋はどうなっているか判らないが、最後の奥多摩小屋、雪のお陰でいい思い出になった。
hotten さん こんばんは。
いつもレコ拝見させていただいております beeline と言います。
雪を狙って雲取 テン泊 とは・・・流石です!
更に雪を降らせてしまう念力もお見事です\(^o^)/
奥多摩小屋、私も解体される前に行きたいと思っているのですが
締め切りが迫ってきており・・・ 行けるかな?
でも私は根性なしですから雪が降らない時に
雪の雲取と奥多摩小屋いい思い出ができて良かったです。
大変お疲れさまでした。
★びーらいん (^^♪
おはようございます、びーらいんさん!
コメントありがとうございます。
私も、びーらいんさんのレコ、よく拝見さていただいています。
雲取山というよりも、奥多摩小屋のテン場にいろいろと思い出がありまして、閉鎖前までには絶対行くという思いがあり雪の降るのを待っていました。
都内は真っ白になったのに、テン場には全く雪がなくガッカリだっだのですが、思いが通じたのか一晩で銀世界になってくれてうれしかったです。
を担ぎ上げた甲斐がありました
登山道は日当たりがいいので、暖かい日が2、3日続けば雪はなくなると思います。
南岸低気圧が来る前に、是非お出かけ下さい。
激しく同感
何しにここまで来たと思とんじゃ〜〜〜
重いの我慢して背負って来たんは、
おめえに呑ませるためじゃねえんだ〜〜〜 ってね
しかし一人であんなに並べてたら「売ってるの?」って思うかも〜〜〜
ビール紙コップに一杯にベーコン3切れつけて1000円位で売ればいい商売かもね 私は買うよ
(売らねえって言ってるじゃんってな )
私も雪もふもふの雲取山狙っているのですが、なかなか積もりませんねえ。
今年はこのまま終わってしまうのかしら・・・
雪で寒々した二日目の景色キレイです。
消えゆく奥多摩小屋に最後のどか雪をプレゼントしたい。
そう、せめてテン場は残してほしいものです
おはようございます、テク姐さん!
一万円...ご賛同頂きありがとうございます。
テク姐さんでしたら、だまって1本差し上げたのに
決して並べていたのではなく、雪がないので外気で冷やしていただけです
もふもふの雲取山は、南岸低気圧の来る3月初旬辺りが狙い目だと思っていたのですが、東京に雪が降ったので、待てずに出掛けてしまいました。
このテン場は、若い頃によく利用させて頂き、いろいろな思い出があります。
テン場は広くありませんが、西側に開けた開放感は最高の場所です。
奥多摩町にもいろいろな事情があるでしょうが、せめてテン場とトイレだけは残して欲しいものです。
hottenさん、おはようございます!
奥多摩小屋も解体間近ですか
一度だけ拝見しただけですが、昭和の香り漂う小屋でした。
思い出が詰まった場所(単に宴会場だったようですが )
が消滅してしまうのは、本当に残念でしょう
そんな小屋に別れを告げに登られるとは、帰還兵のロマンですね〜
I AM A CATのシルエットに、哀愁が見て取れます
しかし、あまりのビール缶の本数に、ただ飲みに行っただけ?
または、七ツ石小屋のお姉さん目当て?
そんな疑念が湧いてきますね〜
2日目の雪、別れのなごり雪でしょう。
hottenさんの思いが伝わり、小屋からの最後のプレゼント
平成最後の年に、良き山業となりましたね
おはようございます、tailwindさん!
東京に雪が降りました
居ても立っても居られずに出撃してしまいました
本当は3月初旬頃の南岸低気圧を期待していたのですが、来るかどうかも判らないし
奥多摩小屋には泊まったことはありませんが、テン場にはいろいろな思い出があります。
仰る通り宴会場としての利用でしたが...
昔は小屋番さんもいてビールなども買えたし
その当時は、混雑する雲取山荘を敬遠して、雲取避難小屋(当時は吹き曝し)や奥多摩小屋のテン場で忘年会や宴会をやっていました。
若い頃の雲取山は登山というより北アへ行くための予備訓練の場所でした。
小屋解体前にテン泊が出来たし、思いが叶い銀世界になったし、本当に良き山業でした。
やはり普段の行いですな
hottenさん、こんばんは。
毎度遅コメでしんづれい〜
10日の朝同じ時間帯に奥多摩街道を青梅から御岳までランニングしてましたのでもしかするとすれ違ってるかも
それはともかく、珍しく奥多摩なんてどういう風の吹き回しかと思えば、なるほど奥多摩小屋テン場のラスト狙いでしたか。
ワタシは石尾根-長沢背稜の馬蹄形縦走でここを使う計画をたてたことがありましたが、計画は流れこのまま利用しないままになりそう。
ここは何度か通ってますが、そのたびにいいテン場だなと思ってましたので残念です。
テン場だけでも残してほしいというのはワタシも同じ気持ちですが、管理上の問題でそうもいかないのでしょう。
しかし、昨年歩いた大雪山系のテン場はほとんど無人でしたし、海外の国立公園もそういう場所が多いと聞くので無理な話ではないと思います。
誰が決めるのかはわかりませんが英断してほしいですね〜。
しかし人が担いだビールを金で買おうだなんてふてえ野郎もいたもんですね!
えっ1万円!? ...うーん、ちょっと考えさせてね〜
おはようございます、kanosukeさん!
この日は青梅マラソンが近いこともあり、何人ものランナーが沿道を走っていました
この中にkanosukeさんも居たのですネ
前もって分かっていれば を差し入れしたのに
青梅マラソンはいかがでしたか
奥多摩小屋のテン場については、何とか残して欲しいと思うのですが、行政が絡んでいるだけに難しいかも知れませんネ。
希望としては若いご夫婦の小屋番さんがいる七ツ石小屋のテン場となれば万々歳なのですが、七ツ石小屋は山梨県、奥多摩小屋は東京都。
今あるテン場は石尾根の東京都側、すんなり行きそうもないですネ。
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