半月山（日光の山展望と日光の街観光）

2019年02月16日(土) [日帰り]

• GPS: 05:22
• 距離: 9.5km
• 登り: 656m
• 下り: 653m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:59
• 休憩: 0:23
• 合計: 5:22

8:49 中禅寺温泉バス停
8:54 茶ノ木平登山口
9:40 茶の木平
10:30 狸山
10:40 中禅寺駐車場
11:24 11:25 半月山
11:35 11:55 半月山展望台
12:18 半月峠
12:49 12:51 狸窪
13:47 歌ヶ浜駐車場
14:11 ゴール地点

天候

晴れ ときどき 曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

「まるごと日光 東武フリーパス」（冬季4150円）を利用して、都内から日帰り雪山ハイクと観光をしました。

コース状況／危険箇所等

ぎりぎり雪山としての体裁が保たれている状況でした。
めだった降雪がなければ、あと数日で登山道の大部分は雪が消え、ドライか凍結がメインになるのではないでしょうか。

登りはツボ足、下りはチェーンアイゼンでした。
狸山や半月山の頂上直下など、急斜面では雪が滑るので、アイゼン類があった方が楽だと思います。

写真

2/16 7:49

東武線をつかって日光到着。雲はあれども、なかなかの天気。だけど女峰山の雪が見るからに少ないです。

2/16 9:11

日光駅からバスで中禅寺温泉バス停へ。車道をすこし歩いて、この看板が登山口になります。

2/16 9:15

積雪とても少ないです。この写真はまだある方です。この先も、こんな植生の樹林帯歩きがほとんどとなります。

2/16 9:58

茶ノ木平。トレースはばっちり続いていきます。

2/16 10:09

すでに融雪してドライになっている区間もありました。なのでツボ足で登ります。

2/16 10:19

雪の坂をキックステップして、だいぶ標高を稼ぐと、中禅寺湖への視界がひらけるポイントに出ました。

2/16 10:41

風のある日でしたが、樹林帯ではよく防風がきいていました。太陽に照らされての登り坂では暑いぐらい。

2/16 10:43

途中、はるか東に筑波山の山影を視認しました。

2/16 10:49

狸山に到着。この程度の積雪だと、この週末が雪山ハイキングをする最後のチャンスなのかもしれません。異常な冬。

2/16 11:32

日陰の雪はサクサクと登れます。日向はちょっと腐り気味なので。

2/16 11:41

地道に歩き続け、半月山に登頂しました。
山頂は展望なし。あと少し足を延ばして展望台をめざします。

2/16 11:51

半月山展望台にゴール。
山々に囲まれている、好スポットです！

2/16 11:36

半月山展望台からのいちばんの絶景。
男体山、中禅寺湖、八丁出島。空と水の青。晴れてよかった！

2/16 11:55

男体山の勇姿。すばらしい。
ただし南面はあまりにも雪が目立たなく、驚いてしまいます。

2/16 12:06

『ヤマノススメ』雪村あおいもご満悦。

2/16 12:19

山王帽子山や太郎山。日本三百名山の太郎山には、ぜひ行ってみたいと思ってます。

2/16 12:20

2週間前に歩いたばかりの、戦場ヶ原方面。

2/16 11:36

白根山方面。高層は晴れ渡っています。

2/16 12:19

日光白根山には雲が被さっていました。山頂は微妙に見えていません。

2/16 12:21

社山。あっちまで一気に縦走してもよかったのですが、今回は仕事の後遺症で足腰がちょっと痛いため、午後は観光するプラン。

2/16 11:39

皇海山、鋸山と足尾山塊。

2/16 12:30

では下山します！
爽やかな青空をありがとう！

2/16 12:37

下山途中、一箇所だけですがテカテカ路面がありました。下山時は念のためにとチェーンアイゼンを履いていたので、大丈夫です。

2/16 12:38

北面樹林帯はいくらか残雪量が多めでしょうか。

2/16 12:43

こんな感じの吹き溜まりも。

2/16 13:06

中禅寺湖に降り立ちました。
ここからは、冬の風物詩といわれるしぶき氷を探しながら、湖畔の周遊道路を北上します。

2/16 13:10

とても小さなしぶき氷、発見。

2/16 13:20

だいぶ溶け落ちたのか、かなり小規模でした。それでも形状が面白いです。

2/16 13:06

枝が張り出しているポイントが美しいので、時折斜面を下って岸辺に近づきます。

2/16 13:22

イタリア大使館別荘公園を通過します。中禅寺湖東岸〜南岸は、アーネスト・サトウらが開拓した、黎明期の外国人避暑地でした。

2/16 13:22

建築家アントニン・レーモンドの設計を、うまく修復しています。

2/16 14:10

フランス大使館別荘は冬期閉園中なので、塀の外から覗き込みました。

2/16 13:23

何かの楽器のような並びのしぶき氷。

2/16 14:02

ゴール間近の歌ヶ浜にて。男体山の雄大さ。

2/16 14:22

氷の妖精のようにちっぽけなしぶき氷。その向こうの日光白根山は、ついに山頂を現すことがありませんでした。

2/16 14:13

中禅寺温泉で登山終了。
レークサイドホテルの跡地にリッツカールトンがホテル建設中。星野リゾートの進出もあり、この地も変化しています。

2/16 15:27

フリーパスは、バスの乗り降り自由。なので、田母沢御用邸を観光しました。皇族の別荘です。広大な屋敷と庭園でした。拝観料510円也。

2/16 15:40

天皇陛下との謁見の間。和洋折衷による格調高さ。

2/16 15:16

ビリヤード場もありました。江戸・明治・大正と増築され、現在の技術で一部復元された建築と調度品。

2/16 15:43

歴史浪漫を感じさせる観光スポットでした。日本庭園には樹齢400年の巨大なシダレザクラもありました。

2/16 16:03

東照宮の方向に歩くと、金谷ホテル歴史館。別名、金谷侍屋敷。日本における近代リゾート開発の要衝の史跡です。本日はもう閉館なので外観のみ。

2/16 16:12

日光真光教会。栃木産の大谷石造りによる聖堂。

2/16 16:17

内観も、石がひんやりとして静謐です。

2/16 16:18

献金箱にささやかながら捧げて、退堂しました。日光に来るとつい立ち寄ってしまう建築です。

2/16 16:33

教会の近くに話題のカフェがあったので。コーヒーもスイーツもガチだとの噂。参ります！

2/16 16:33

古民家カフェです。レトロ趣味。

2/16 16:57

落ち着いた雰囲気です。

2/16 16:44

特製の味噌とともに焼き上げたガトーショコラに、男体山ブレンドを合わせてみました。間違いなく美味でした。

2/16 17:13

店内BGMはほんのり神秘系のラウンジミュージックなど。

2/16 17:13

ご馳走様でした。

東照宮や二荒山神社のエリアは、実は洋館や和モダン建築などの宝庫なのかもしれません。

2/16 17:34

日が沈み、金谷ホテルに照明が灯されだしました。

2/16 17:37

神橋のライトアップも。

2/16 17:53

神橋近くのバス停で乗車して、日光駅に帰りました。フリーパス便利。

2/16 17:55

駅前で便利な日光ステーションホテルクラシックで、日帰り入浴しました。

2/16 18:16

登山と観光、どちらも楽しめました。普通列車でゆっくりと帰宅しました。

撮影機器：

DSC-WX500 SONY

iPhone 7 Plus Apple

感想

sprout

冬にはいってから3度目の日光でした。
飽きないの？ 好きなの！？

飽きないし、好きです。
今回は、お手軽タイプの雪山ハイク。
電車とバスで日帰りできる、親しみやすいコースにしました。
午後の浮いた時間は、日光市内の観光を楽しむために使えました。

異様なレベルで雪の少ない冬。
日光も例外ではない、というか、冬型配置による降雪からも南岸低気圧による降雪からも、空白エリアになっているような・・・？

ともあれ、ギリギリ半月山では雪を踏むことに間に合ったようです。
湖畔のしぶき氷も縮小して、もしかしたらこのまま春を迎えてしまうのかもしれませんね。

そんなちょっと淋しい2019年の冬ですが、これもまた記録としてヤマレコにまとめてみました。
日光にはまだまだ行きたい山があるので、季節やコンディションを見極めて、工夫して通いつづけていきたいものです！