大森山

2011年05月08日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 1.9km
• 登り: 146m
• 下り: 137m

天候

薄曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

感想

ちゃってぃ

大森山へのアプローチはさほど難しくなく、県道からの入り口には大きな看板がありますし登山口に至る林道も、舗装こそされていないものの幅広くフラットであり
普通車でも容易に走行することができると思われます。

林道を進んでいくと、東屋などが整備された場所に出ます。ここにも駐車場などがあるのですが、登山道はもう少し先。林道の峠にあたる部分に登山口があります。

防火帯を兼ねた登山道…なのか、登山道を兼ねた防火帯なのかよくわかりませんが幅広く木が伐採されたその間をまっすぐ山頂方面に向かって歩いていきます。
このあたりも年始めのドカ雪にやられたのか、倒木が目立ちます。

開けた場所まで来ると…山頂まで一直線に防火帯が伸びているのが見えます。
ということは登山道も山頂まで一直線？？？
なんつー豪快な登山道だ(^^;

あ、いや、違いました。
登山道は右に逸れるようです。
登山道っていうか「遊歩道」とありますな。

さて、大森山といえば「つづじ」の山であります。
すぐ隣の徳仙丈山がさらに著名なつつじの山なので目立ちませんが逆に言えば、その分穴場であるとも言えます。

つつじにはまだ早いのですが、春の花はたくさん咲いていました。
…たくさんすぎて足の踏み場がないくらい(^^;
春の花の山としても、大森山は穴場かもしれません。

カタクリは登山道脇にぎっしり！
場所によっては登山道の真ん中にも咲き乱れていました。

わずかな距離ですが、ジグザグの急坂を登ると山頂に出ます。
登山道から1時間もかからないので気楽に登ってくることができます。
山頂はつつじと天然芝に覆われた雰囲気の良い場所でした。

北を見れば室根山がシルエットになってそびえていました。
天気はそこそこなのですが、春霞で遠望は望めません。
以前登った矢越山もどれなのかよくわかりませんでした。

東側には気仙沼があり、太平洋が広がっている…ハズ(^^;
こちらも春霞でよくわかりません。
白い波頭が立っている場所が海岸線でしょうか。

ちなみに、山頂には数カ所、展望台が設けられています。もちろんこの上から撮影したのですが、今日はあまり意味を成しませんでした。

山頂でのんびりしながらお昼…とか思ったのですが、だんだん風が強くなってきて、遠くからは雷の音が聞こえてきました。
そして気がつくと真夏の入道雲のような大きな雲が接近してきていました。
うあ、これは夕立が来るような気がする…。

いくら登山口まで1時間もかからない山とは言え、山中で雷雨に遭遇するのはごめんです。
山頂でお昼計画はあっさりと白紙撤回され、逃げるように下山しました。

下山後、しばらくすると案の定、突風と大粒の雨が襲ってきました。
ふいぃぃ…助かった。

というわけで、大森山でした。
花も多くわりとしっかり整備されているのでハイキング感覚で手軽に登れなおかつ山頂からの景色も良い…ということで、良い山だと思います。

今度はツツジの季節に、隣の徳仙丈山とセットで訪れたいものです。
混みそうなのがネックですが…。