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Yamareco

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雪山ハイキング
白山

【荒島岳(福井・1523m)】尻セードは楽し過ぎ!荒島岳で一汗かいて、九頭竜温泉へ

2012年03月18日(日) [日帰り]
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GPS
05:20
距離
9.1km
登り
1,236m
下り
1,236m

コースタイム

カドハラスキー場10:10→リフト終点11:10→トトロの木11:35→もちが壁12:40→13:10山頂13:30→15:10カドハラスキー場
天候 曇り時々小雨
過去天気図(気象庁) 2012年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
カドハラスキー場
国道158号線沿いにある。
JR越美北線・勝原駅からは徒歩30分くらい。
コース状況/
危険箇所等
勝原コース
 ザラメ状の雪、スノーシューの必要はないが軽アイゼンはあった方が良い。
 トレースはしっかりついており、登りは迷うことはない。

危険個所
 もちが壁から先のヤセ尾根の東斜面に大きな雪庇あり。

迷いポイント
 蛍光塗料が今回はありましたが、荒島岳手前の小さなピーク付近。
 下山時、視界が悪いと迷いそうです。
スキー場
リフト終点、支柱は倒壊してます
リフト終点、支柱は倒壊してます
ブナ林、もう2か月もすれば新緑の世界が待ってます。
ブナ林、もう2か月もすれば新緑の世界が待ってます。
おなじみ、トトロの木
おなじみ、トトロの木
小荒島岳が見えました
小荒島岳が見えました
もちが壁付近、雪に埋もれてない数少ない標識
もちが壁付近、雪に埋もれてない数少ない標識
荒島岳手前の小さなピーク付近、蛍光塗料で目印がしてありました。確かに、何もないと下山時、西側の谷に迷いそうです。
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荒島岳手前の小さなピーク付近、蛍光塗料で目印がしてありました。確かに、何もないと下山時、西側の谷に迷いそうです。
幻想的な景色が背中を後押ししてくれます
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幻想的な景色が背中を後押ししてくれます
あの山へはいつ行こうかな
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あの山へはいつ行こうかな
振り返ると大野盆地
振り返ると大野盆地
雲海に浮かぶ山
幻聴と間違えた団体さん
幻聴と間違えた団体さん
山頂から
おっ、記念撮影してます。
おっ、記念撮影してます。
そのうちガスってきた。でも、眺望がなくても、これがある!
そのうちガスってきた。でも、眺望がなくても、これがある!
た、楽し過ぎる、あっという間に下りてきました。
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た、楽し過ぎる、あっという間に下りてきました。
スキー場駐車場から振り返る。今日もありがとう!
スキー場駐車場から振り返る。今日もありがとう!
平成の湯

感想

3月18日(日)


荒島岳は、福井県大野市にある標高1523mの山。
ブナ林がとてもキレイな山で、5月から6月にかけて毎年登ってます。
山容は、大野富士と呼ばれるだけあって、
「見ても良し、登っても良し」の山です。
今回、初めて積雪期に登ることにしました。

ヤマレコを見ると、この時期でも結構登ってます。
それもそのはず、国道158号線沿いにある、
カドハラスキー場(今は閉鎖された)が登山口であり、
クルマでのアプローチがとても便利なこともあるんでしょうね。

<一番遅くに出発>
スキー場に着いたのは、10時。
既に10台以上の車が停まっていて、出遅れ感満載。
一番最後の出発…、やろうな。
身支度をして、さっそく出発。

スキー場のゲレンデを登っていくが、
この日の気温が高かったのか、
それとも、体調が優れなかったのか、
ペースが全然上がらない。

すぐに息は上がってしまうし、
頭は痛いし、すこーし気持ち悪い。
背中も痛い。
そして、異常に汗が出る。
リフトの終点まで、
立ち止まっては休み、
立ち止まっては休みの繰り返し。
天気は曇りで眺望は全然期待できない。
この時は、頂上までは無理だろうから、
ある程度の時間までいったところで引き返そうと、
考えながら登る。

<登山口〜山頂へ>
登山口から1時間でリフトの終点に着いた。
ずいぶん長くかかった気がした。
閉鎖されて幾年か経っているのか、
リフトの支柱が倒れている。
登山口の標識は雪に埋まって見えない。

いよいよ登山道。
と言っても、夏道はすっかり雪に埋もれていて、
夏道をたどりながら、高度を上げていく。
毎年登っているのと違い、
ブナの木々が枝だけなので、
周囲の景色が良く見える。
それだけでも気がまぎれたのか、
登山口に入ってからはほとんど立ち止まることなく、
足を前へ前へ進めることができた。
だんだんペースがつかめてきた。

トトロの木を過ぎて、一旦下ると、
目の前にシャクナゲ平へ続く急坂に入ると、
先行者の背中が見えた!
後姿からしてかなり苦戦しているよう。
雪がなくても、果てしなく傾斜が真っ直ぐ伸びる道、
心も折れかけて苦戦するところ。

ただ、シャクナゲ平まで登りきるのかと思ったら、
シャクナゲ平を巻くようなトレースがついていた。
ブナ林が生い茂っている時期は気づかないけど、
これは助かった。
ちょうど、もちが壁の登る手前の道に合流した。

もちが壁。
無雪期には、鎖の着いた急な階段の箇所だが、
あと1.3kmの標識が顔を出していた。

もちが壁を登りきると、
やや緩やかな坂道となり、
荒島岳の手前のピークを登りになる。
この日は、赤い蛍光塗料が塗られていて、
道しるべになっていた。
この辺りから、何やら幻聴が。
大勢の男の人たちの掛け声が聞こえる…。
「エッホエッホ・・・」幻聴か?
小さなピークを越えて、左手に進むと、荒島岳頂上だ。


<山頂にて>
13時10分登頂。
登山口から3時間かかった。
頂上に着くと、ちょうど下山する人たちとすれ違った。
あと、幻聴ではなく、掛け声の主が判明した。
標識らしきものを運んでいた20名以上の団体さんだった。
山頂からは、大野盆地や一瞬だが白山を見ることができた。
雲海に浮かぶ山、何とも幻想的だ。

下山に備えて、防寒装備に着替え。
スキーウエアの下に、
ベスト、フリース、ヒートファクトのTシャツ、
普通のTシャツ、スポーツインナー。
ボトムも、穿いてきたボトムの下に、
スキー用パンツを無理無理穿いて、
スキー用グローブをはめて、
帽子をかぶると、じっとしていてもあたたかい(笑)

<下山、3分の1は尻セード>
13時30分、下山開始。
一人なので、気兼ねすることなく、
尻セード(笑)

しばらくして、もちが壁付近で、
20名の団体さんが休憩しているところを抜かして、
シャクナゲ平の巻き道付近で、
登頂と同時に下山を始めた人たちに行き会った。

一緒に尻セード(笑)

「あっ、いいの持ってるねー」と言われた。
500円もしないし、軽いんですよー。

その先も断続的に尻セードをしまくった。
リフトの頂上からの下りは、
ほとんど尻セードだった。
無雪期は、岩ゴーロで、
登りも下りも苦戦する道。

た、たのし過ぎる(笑)

15時10分、1時間40分で下山した。

携帯に歩数計がついているけど、
登りが12000歩に対し、
下りは8000歩しかカウントがなかった!
4000歩は、尻で稼いだ感じです(笑)


<帰りは九頭竜温泉>
帰りは、国道158号をさらに郡上方面へ9kmほど行ったところにある
「平成の湯」へ。
入浴料は500円。
大野市民は300円だとか。
アルカリ温泉で、つるっスベになりましたー。

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