榛ノ木丸(大杉沢左岸尾根↑フトノノ屋根東尾根↑榛ノ木丸縦走路↓)
- GPS
- 07:01
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 1,087m
- 下り
- 1,087m
コースタイム
05:57 魚止橋
06:02 ヘアピン
06:15 大杉沢
06:18 大杉沢左岸尾根(仮称)取り付き
07:15 榛ノ木丸北東尾根(仮称)出合い(970m付近)
08:07 榛ノ木丸東尾根分岐(1280m付近)
08:11 大杉沢ノ頭(GPS)
08:20 榛ノ木丸(小休止) 08:28
08:36 カサギ沢分岐
08:45 カサギ沢(徒渉)
08:46 フトノノ屋根東尾根(仮称)取り付き
09:10 フトノノ屋根(ピンクテープ 1340m付近)
09:33 P1384(フトノノ屋根最高点)
09:48 姫次(昼食) 10:24
10:27 東海自然歩道最高地点(1433m)
10:32 榛ノ木丸縦走ルート分岐(鳥屋造林組合標識/破壊)
11:05 カサギ沢分岐
11:13 榛ノ木丸
11:14 榛ノ木丸縦走ルート分岐(鳥屋造林組合標識/破壊)
11:32 鹿戸
12:17 造林小屋
12:32 伝道
12:46 魚止橋
12:52 本間橋
注:尾根の名前は大半が仮称です。正式な名称をご存じでしたら、教えて頂けると有り難いです。
天候 | 晴れ、榛ノ木丸0℃、姫次10℃ 11時半頃から雪が舞いはじめ、本間橋帰着後13時頃から小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
■復路:本間橋駐車スペース(13:03)−早戸川林道−県道513号−県道510号−相模原IC−圏央道−<八王子JCT>−中央自動車道−首都高速−都内(14:57/193km) ■駐車スペース マップコード:251 305 711*22(本間橋) |
コース状況/ 危険箇所等 |
■魚止橋−榛ノ木丸(東丹沢詳細図に記載はありません) 魚止橋から林道ゲートを超えてヘアピンまで歩きます。ヘアピンから大杉沢に降り立ち、大杉沢の左岸に上がります。 地面が乾いていれば立木に掴まりながら沢底に降りられると思いますが、昨晩の雨で濡れていて、滑る崩れるで危険を感じたため、ザイルを出して懸垂で降りました。 へアピンで降りるのはお勧めしません。大杉沢の下流で早戸川を渡り、杉の植林地から大杉沢左岸尾根に取り付いたほうが安全だと思います。 左岸尾根は取り付きから急登です。今回は濡れていたこともあり、チェーンスパイクとアックスを出しました。前爪が欲しい場所もいくつかありました。 でも薮などの障害物や岩場はなく、新緑の季節は素晴らしいと思います。 標高970m付近で北東からの尾根に合流します。北東からの尾根もきれいな尾根です。この北東尾根には境界杭があり、榛ノ木丸の山頂まで続いています。 ■榛ノ木丸−フトノノ屋根−姫次(東丹沢詳細図に記載はありません) 榛ノ木丸から西側に少し下り登り上げるとカサギ沢への分岐があります。右手は榛ノ木丸縦走ルートで、カサギ沢へは左手に降りていきます。目印も付けられています。 カサギ沢は簡単に飛び石で対岸に渡れます。渡った所がフトノノ屋根東尾根(仮称)の取り付きで特に目印はありません。 見た目より急登です。手掛かりが少ないです。 右手が東尾根ですが、チョット大変なので左手の支尾根に取り付いてから東尾根に合流します。 東尾根はアセビが密集していて歩き難いですが、尾根は明瞭なので目印や踏み跡は必要ありません。 尾根を登り詰めた所にピンクテープがあります。ここからは穏やかな尾根歩きになります。(尾根というより屋根) フトノノ屋根はだだっ広いので方角が分かるコンパスやGPSは必須です。 ■姫次−榛ノ木丸−伝道(東丹沢詳細図に記載があります) 榛ノ木丸縦走ルートと呼ばれていますが、山と高原地図には記載がありません。 姫次から東海自然歩道最高地点を越え、10分ほどで榛ノ木丸縦走ルートへの分岐になります。壊れた鳥屋造林組合の標識があります。 踏み跡は薄いようですが、目印もあり普通に歩けば迷うようなことは無いと思います。途中に全く目印がない区間があり、今回薄っすらと雪が乗っていて踏み跡が不明だったので二度ほどGPSで確認をしました。 榛ノ木丸から伝道への下りは南東斜面で雪はなく、踏み跡は明瞭で目印も多く、それほど危険な箇所はないと思います。 |
写真
感想
毎年2月後半から3月は年度末で週末でもなかなか休めない。今年も忙しかったが、景気がよくなかったせいか3月中旬でほとんど片づいた。
そこで今週末はテントを担いで冬季限定の北アルプスへ行く予定でいた。
ところが天候が思わしくない。
雪のテン泊はいいが、風が強そうだ。
もう一ヶ月も山に行っていない。
日曜日も午後は崩れそうな感じ、そこで午前中ぐらいで下山できそうな丹沢に行くことにした。
以前から気になっていた大杉沢左岸尾根、榛ノ木丸北東尾根、フトノノ屋根東尾根、姫次でお昼を食べて榛ノ木丸縦走ルートで帰ってくる8ノ字周回。
フトノノ屋根東尾根は以前下ったことがある。
急坂のうえに手掛かりが少ない。
そこで今はお蔵入りになっていたアックスを2本持っていくことにした。
大杉沢左岸尾根へは、ヘアピンカーブ(榛ノ木丸東尾根登山口)から大杉沢に下って対岸に渡る。
前回覗き込んだときは簡単に降りられそうに思った。
ところが未明までの雨のせいか、滑る、崩れる...ビビった(汗)
危険だと感じ、少し戻ってザイルを取り出し懸垂で降りた。
ここは早戸川に下って、恐らく植林地にある作業経路で左岸尾根に取り付いた方が楽なように思える。
左岸尾根は急登、植林地はすぐに終わる。
急登ではあるが東側に開けた尾根、薮もなく岩場もなく歩きやすい美尾根。
濡れていて滑りやすいので、チェーンスパイクとアックスを取り出した。
970m付近で北東側からの尾根と出合う。
北東からの尾根も美尾根、マッコ沢から取り付くのかしら...
大杉沢左岸尾根には目印や踏み跡は全くない。ときどき蹄の滑ったような後はあるが、でも尾根は明瞭で登りに関しては迷うことはない。
榛ノ木丸北東尾根(仮称)にも目印はないが境界杭がある。明瞭な尾根なのでルートを外すことはないと思うが、ガスったときなどは境界杭を追えば榛ノ木丸山頂に行き着く。
フトノノ屋根東尾根は今回2回目。
前回は下ったが今回は登りで...
前回は滑るような急斜面、手掛かりが少なかったのでアックスとチェーンスパイクで。
ここで奇妙な四つん這いをカモシカにじ〜っと観察されてしまった。
フトノノ屋根には雪があったが、人が入ったような足跡はなかった。
でも古かったけれど熊さんらしき大きな足跡、シカやウサギの足跡はたくさんあった。動物天国かな...
姫次は日差しも暖かく昼食を摂りながら40分程のんびりとした。
帰りは榛ノ木丸縦走ルートで伝道まで下ってきた。
11時半頃から雪が舞い始め、13時頃から小雨が降り出した。
ほぼ天気予報は当たったようだ。
気になる榛ノ木丸北東尾根、間子小屋沢にでも行ってみるかな...
コメント
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hottenさん、こんばんは!
面白い形に歩かれましたね
∞(無限)とは洒落てます!
島津家の家紋への、対抗心からでしょうか?
地元は9:30頃から
予報から、今回も山行は中止としました。
天候の崩れる前に下山とは、相変わらず悪運が強いようで
アックスが必要とは、かなりの傾斜角ですね
あり得ない場所からホモサピエンスが現れ、カモシカも
嘸かしたまげたことでしょう
ひょっとして、同類と思われ、求愛されたりして
雪山中止は残念でしたが、秘境の探検で一ヶ月ぶりの
お山を楽しめ、何よりでした!
おはようございます、tailwindさん!
無限の軌跡とはおされですネ
余命幾許もない帰還兵は、八ノ字しか思いつきません
信州は9:30頃から でしたか...
遠征しなくてよかった
一ヶ月も空いたので、絶対に行くつもりで、少しでも晴れる可能性のある場所を探していました。
午前中だけでも天気がもってくれて、幸いでした。
やっぱ日頃の行いだわ
いきなりザイルで下降する山行って\(゜ロ\)(/ロ゜)/
兄ィの山行はすごすぎますわ。
丹沢にバリが沢山あるのはフレおじさんに教えてもらったけど、格が違いますな
ハンマーのようなアックス。まさに武器。
こんなの両手に持ったヤローが、藪の中からヌッと出てきたら・・・・
熊に会うより恐ぇぇぇ
ビビリのおばちゃんは悲鳴をあげてしまいます
北アは残念でしたけど(先週はピーカンだったのにね)
雨に打たれず下山出来て良かったです
次のバリ楽しみにしてます
おはようございます、テク姐さん!
全然、すんげ〜〜〜ぇぇぇ、ではないのです
若い頃なら、ヒョイヒョイと降りられた所が、今はヨタヨタと
面倒なのでついザイルを伸ばしてしまします
わたしチキン
先週の遠見のレコ拝見しました。
コメ書いたつもりだったけど、飲みながらだったので、ポチするのを忘れたみたい
あの辺りは雪が硬くて穴掘り難いので、西遠見の手前の池のある所なら柔らかいのに...っと書いたような
雪の雲取、超ウラヤマシイです
おはようございます。
hottenさん、相変わらずですね。
ココヘリ入ってますか?
エイトカンは同じ様にすり減ってますが、未だに現役。(主に木登り用。)
新しい物も持っていますがほとんど使いません。(使えません。)
ガビヘル、シット、エイトカン・・・・。昭和のオールドクライマー〜
おはようございます、BochiBochiさん!
ボッチさんもクロッグ世代ですネ
お店に行くと、いろいろな種類の新しいものがありますが、ほとんど持っていません(使えないので... )
アッセンダーはバネがへたったので買い換えようと思っていますが。
当時の用具は、ほとんどがシモンとミレーでした。
羽毛服とかシュラフは、パリで買ったMAIDE IN FRANCEをいまでも持っています。
かさばるので現役は無理ですが。
余談ですが、ガリビエールの赤ヘルがヤフーのオークションに出ています。
6,000円で値が付かないようですが...
半分ならポチっとするかな
hotten さん、初めまして。いつも拍手ありがとうございます。
コンコルドスーパーをここで見るとは・・・ 。クロッグも使っていました。サレワのブタっ鼻。ガリビエールもありました。ウィランスのシットハーネスは、緩くて楽でしたね。ヒマルチェリの羽毛服は普段着で使っています 。カシンのハンマーは、最近現役復帰。
とても懐かしいです 。
こんにちは、 misuzuさん!
いつもすごいなぁ〜っと思いながら拝見しています。
misuzuさんもクロッグ世代ですか...
古い物がたくさんあり、なかなか捨てられずに登山道具専用の倉庫を借りています。
ときどき持ち出してきては。酒のツマミに...
新しいものはなかなか使いこなせませんが、趣向を変えれば現役復帰できそうなものもあるので、また引っ張り出したいと思っています。
コメントありがとうございました。
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