3/30【動山(石川・604.3m)】せせらぎの郷から大杉上町へ、おくりび山、藪漕ぎ地獄を経て蓮如山、鷹落山、動山を繋ぐ
- GPS
- 06:57
- 距離
- 16.3km
- 登り
- 1,180m
- 下り
- 1,055m
コースタイム
天候 | 曇りのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
〒923-0183 石川県小松市瀬領町丁1-1 <下山口>大杉上町 旧青年の家付近 大杉上町〜せせらぎの郷 小松バス 大杉線 運賃(現金のみ)520円 平日4往復 土休日3往復だが、2019年4月から減便 http://komatsubus.jp/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
◇せせらぎの郷(宮乃谷口〜第1展望台〜葛葉台展望台〜葛葉台口) ・特に危険箇所なし ・枝の刈り払いや標識が整備されており迷うことはない ・宮乃谷口から第1展望台へ直登するハシゴがあるが急登かつ悪路、登山道を行った方が無難 ◇せせらぎの郷〜蓮如山史跡公園 ・地形図では登山道表示になっている。一部、林道の面影がある箇所もあったが、谷筋からは枝打ちはおろか廃道同然である。 ・藪漕ぎ必須、地形図読みないと危険 ・実際には、尾根伝いに割としっかりとしたトレースがある ・いずれにしても赤テープなど目印はない ・やがて舗装林道に出て、林道を歩くと公園 ◇蓮如山史跡公園〜蓮如山〜鷹落山 ・3か所ほど急坂があるがほんの少しの間だけ ・緩やかな尾根伝いの細かいアップダウンが連続する気持ちの良い道 ◇鷹落山〜動山 ・緩やかな尾根伝いの細かいアップダウンが続く ・動山直下はやや長い急な坂道となる ◇動山〜大杉上町(旧青年の家) ・動山直下は急登、ロープあるがガレて滑りやすい ・途中大杉中町の分岐あり ・大杉中町分岐〜大杉上町へは、標高462mのヤモメ山を巻く道となる |
その他周辺情報 | 情報 ◆里山健康学校「せせらぎの郷」浴場 〒923-0183 石川県小松市瀬領町丁1-1 TEL 0761-46-1919 FAX 0761-46-1818 https://www.k-seseragi.com/ ■温泉の泉質・効能等 泉 質:ナトリウム、カルシウム、硫酸塩泉(弱アルカリ性低張性温泉) 湧出温度:33.0℃(源泉かけ流し,ろ過併用) 効 能:神経痛、筋肉痛、うちみ、くじき、痔疾、冷え性、動脈硬化、慢性皮膚病 など ○設備等 男女とも露天風呂(岩風呂,檜風呂)、遠赤外線サウナ、シャンプー、ボディソープを完備しています。 ※タオル自動販売機、髭剃り自動販売機完備 ○休業日・営業時間 年末年始及び月曜日は休業。ただし月曜日が祝祭日の場合は火曜日が休業 10:00-21:30(受付は21:00まで) ○料金 大人(中学生以上)370円(回数券11枚綴り3,700円) 小学生150円(回数券11枚綴り1,500円) 小学生未満50円(回数券11枚綴り500円) *毎週金曜日「お客様感謝デー」※祝日の場合を除く 感謝デー入浴料 通常370円→感謝デー料金320円 ※但し大人料金のみ対象 ★各種電子マネー決済ができます(17:00まで) ★コイのエサ(30円) |
写真
感想
いつものお山・鞍掛山を後で汗を流す日帰り温泉施設である「せせらぎの郷」と動山(ゆるぎやま)とを主稜線でつなぎ、大杉谷川沿いを走る路線バスで周回してきた。
動山は、動山をつなく主稜線を含め、小松市の青少年野外活動エリアで整備が行き届いている。
主稜線には、少し分岐から入ったところに鷹落山、北陸の歴史・文化に切り離せない浄土真宗を全国に広めた蓮如上人の名前を冠する蓮如山がある。
いずれも、小松市の西俣地区の自然教室エリアにあり整備されている。
まず、「せせらぎの郷」から目と鼻の先にあるおくりび山から行く。裏山の散策コースといった風情で、積雪期でもかんじきハイクが楽しめそうだ。
問題はそこから先、蓮如山登山道までどうやって合流するかであった。
事前に地形図を取り寄せたところ、せせらぎの郷からは、実線で描かれた登山道で繋がっており、行けるのではないかと思い歩いてみたが、廃道同然で藪漕ぎ地獄であった。
ただ、稜線に上がると、踏み跡やマーキングがあり、途中からは稜線上を伝っていった。それでも、踏み跡が途切れ細かい支尾根が分かれて間違いやすく、少し歩いては地形図で確認の繰り返しで、2、3度戻っては修正しながら歩いた。
もう少し新緑が芽吹けば、一気に藪だらけになってさらに歩きづらくなるかも知れない。
おかげで、体力と時間を使ってしまったのか、最後の最後、動山から大杉上町で一気に足にくることになる。
藪漕ぎから稜線の尾根伝いをしながら蓮如山登山道の手前で立派な舗装林道(それまでの藪地獄からすれば、ただただ立派に見えた)に合流、そこからは遊歩道のようなものだった。
分岐を右に折れ砂利道になったものの、「道がある」ということが有難いなと思っていると蓮如山史跡公園に着く。ちょうど雨がパラついてきた。カッパを着なきゃいけないかなと思っていると止み、その後断続的に、雨がパラついては止みが続いた。
史跡公園からは稜線の散歩道のようで、緩やかな細かいアップダウンを繰り返しながら、少しずつ高度を上げていく。急だなと感じるところは2、3か所あったが、古びてはいるもののロープか手すりがつき、しかもその距離はわずか。
そんな天気では、白山はおろか、手前の山々もやや見えにくく、眺望は良くはなかったが、森林浴気分で歩き続けた。
動山に向かって一気にグッと登ると平坦な山頂部に出て、避難小屋に着いた。
ちょうど、雨がザアっと降り出して小屋の中へ。昼ご飯を食べている間に止んだ。
小屋に着いた時間は、想定のギリギリだったものの、順調に来られたと思っていた。
ところが、ここから急転直下。
太ももの筋肉が笑い出し、思うように急傾斜の下りが歩けない。尻もちつけばそれなりだろうが、ザレていて気が抜けない。
動山から大杉上町までコースタイムで1時間であったが、最後の最後で苦戦を強いられた。
1日3便しかないバスの時間が迫る中、雨がいよいよ本降りとなった。
カッパを着る時間的な余裕がない。
雨で冷えて足の筋肉がクールダウンしたのか、やる気スイッチが再び入ったのか分からないが、ヤモメ山を巻いて最後の下りにさしかかった辺りから、いよいよ速足となりバス停へ。
バスの時刻2分前くらいで着き、間に合った。
久し振りにこんなに歩いた。
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