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Yamareco

記録ID: 1791588
全員に公開
雪山ハイキング
谷川・武尊

上越国境稜線(巻機山→白毛門)

2019年04月13日(土) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 群馬県 新潟県
 - 拍手
体力度
8
2~3泊以上が適当
GPS
13:23
距離
27.4km
登り
2,878m
下り
2,796m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
12:41
休憩
0:36
合計
13:17
距離 27.4km 登り 2,878m 下り 2,814m
0:08
36
0:44
0:51
134
3:05
3:06
55
4:01
4:02
66
5:08
5:19
73
6:32
105
8:17
48
9:05
9:06
63
10:22
10:30
39
11:09
11:14
25
11:39
91
13:10
13:12
11
13:23
2
13:25
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2019年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 タクシー 自家用車
スタート地点の清水集落駐車場に駐車
白毛門登山口→巻機山登山口は電車とタクシー使用
(土合駅(新潟方面)13:49分発)
コース状況/
危険箇所等
稜線上は際どい道多数。特に柄沢山の雪庇越えはなかなか怖い。
その他周辺情報 温泉:金城の里
320円で汗が流せる。水風呂サウナはないが、綺麗な浴室、休憩所、漫画多数で、良い施設である。
米子沢にかかる橋、まだ雪はこんもり残っている
米子沢にかかる橋、まだ雪はこんもり残っている
スキーやスノーシューのトレースが残っており、ここまで楽にこれた、ありがとうございます!
スキーやスノーシューのトレースが残っており、ここまで楽にこれた、ありがとうございます!
巻機山山頂は真っ暗だったので写真はなし
米子頭山へ向かう途中で明るくなってきた
巻機山山頂は真っ暗だったので写真はなし
米子頭山へ向かう途中で明るくなってきた
向かう米子頭山
まだまだ雪庇が残っている
2
向かう米子頭山
まだまだ雪庇が残っている
米子頭山頂でちょうど日の出
おはようございます
2
米子頭山頂でちょうど日の出
おはようございます
柄沢山への稜線が赤く染まる
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柄沢山への稜線が赤く染まる
苗場山方面
この時間帯の淡い色はいつ見ても良い
1
苗場山方面
この時間帯の淡い色はいつ見ても良い
巻機山をふり返る、まだまだ序盤だな
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巻機山をふり返る、まだまだ序盤だな
米子頭からちょっと下ったところで、谷川、万太郎山、仙ノ倉山モルゲン
4
米子頭からちょっと下ったところで、谷川、万太郎山、仙ノ倉山モルゲン
米子頭〜柄沢間から際どい道が増えてくる
2
米子頭〜柄沢間から際どい道が増えてくる
↑の反対側
朝日の境界線
大人になってまで胸を焦がして時めく景色が山にはある
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大人になってまで胸を焦がして時めく景色が山にはある
谷川アップで
残雪期に馬蹄形もやりたいな
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谷川アップで
残雪期に馬蹄形もやりたいな
あの山越えてまだ見ぬ向こう側へ
あの山越えてまだ見ぬ向こう側へ
この雪庇どうやって越えようか悩み、しばらく景色眺めて現実逃避していた
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この雪庇どうやって越えようか悩み、しばらく景色眺めて現実逃避していた
結局南西尾根にちょいと下り、雪庇が弱くなったところを越えてきた
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結局南西尾根にちょいと下り、雪庇が弱くなったところを越えてきた
先週辛酸なめた越後三山方面
1
先週辛酸なめた越後三山方面
檜倉山から朝日方面
ようやく捉えたぞという気持ちになる
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檜倉山から朝日方面
ようやく捉えたぞという気持ちになる
大烏帽子に向かう途中に大声で喝を入れた
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大烏帽子に向かう途中に大声で喝を入れた
大烏帽子の三角点
大烏帽子の三角点
ラスト登り
ここの稜線もなかなか際どい
ここの稜線もなかなか際どい
JPから振り返って巻機山方面
思えば遠くへ来たものだ
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JPから振り返って巻機山方面
思えば遠くへ来たものだ
朝日岳
あとは安全に下るだけ
3
朝日岳
あとは安全に下るだけ
と思いきや結構登り返しきつそう
と思いきや結構登り返しきつそう
笠が岳避難小屋
もはや中をみる気力もなかった
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笠が岳避難小屋
もはや中をみる気力もなかった
白毛門から朝日〜笠が岳
人がいっぱいいて不思議な感覚になった
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白毛門から朝日〜笠が岳
人がいっぱいいて不思議な感覚になった
谷川岳
白毛門からみる谷川はめちゃ綺麗と聞いていた。確かに、疲れ切っていたがこれには感動した。
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谷川岳
白毛門からみる谷川はめちゃ綺麗と聞いていた。確かに、疲れ切っていたがこれには感動した。
下山、今日は一日中快晴でした
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下山、今日は一日中快晴でした
土合駅新潟方面ホームへの階段
膝に堪える…
土合駅新潟方面ホームへの階段
膝に堪える…
駅で買ったコーラ飲みつつ電車を待つ
なぜかしら涙が溢れて来た
駅で買ったコーラ飲みつつ電車を待つ
なぜかしら涙が溢れて来た
本当にこんなところへ電車が!という感動と暗闇から現れる迫力についついシャッターを押す
でも、今思えば地下鉄とシチュエーション同じじゃねぇか!
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本当にこんなところへ電車が!という感動と暗闇から現れる迫力についついシャッターを押す
でも、今思えば地下鉄とシチュエーション同じじゃねぇか!

感想

今年の3月にlongvalleyから誘われていたが、用事があり行けなかったルート。上越国境稜線というかっこいい名前と、彼のレコをみてさらに興味をもち、虎視眈々と狙っていた。

この日は定時退社からのETC深夜割無視で登山口へ。22時過ぎについたので1時間は眠れた。準備を整え0時ちょいに出発。
雲ひとつない星空とそれに照らされる国境稜線を見つつの良い登りであった。贅沢。またありがたいことにトレースはしっかりしており、巻機山へはほぼラッセルなしで行けた、ありがとうございます。ただ順調すぎて、米子頭山から先の稜線を暗闇で歩くことになりそうだったので、避難小屋付近の林でしばらく停滞した。
巻機山へついた時はついにこの稜線に足を踏み入れるのかと緊張した。自信と不安が入り混じる、こんな高揚感は久しぶりである。勇気を持って前へ進んだ。想定通り米子頭で日の出を迎え、山々が赤く染まっていく。この時もう不安はなくなっていた。さて、楽しい稜線トレイルの始まりだぜ。
米子頭〜柄沢は細かいアップダウンが多く、ヒールリフターをせわしなく上げ下げしていた。細い道もあるので気が抜けない。柄沢山についた時は、まだこんなに雪庇残ってるのかーいと突っ込んでしまったが、longvalleyがやったように下部の雪庇が薄いところを越えて来た。柄沢〜檜倉の稜線も際どい道できつかった。檜倉〜大烏帽子は尾根こそ広いものの標高差と疲労も溜まって来ておりそこそこきつい。JPへの登りもなかなか急できつい。もはやきつい三昧で憔悴し、ただただ無心で足を動かす機械となっていた。
それでもやっとこさ朝日についた時はこの縦走の完走がほぼ見えて来て嬉しくなった。あとは安全に下りるだけだと思うと名残惜しくもあったが、電車の時間があるのでせっせと下る。白毛門は登山客で溢れかえっていた。この天気ならそりゃそうか。白毛門に登り切る直前、もはや満身創痍で息を切らしているとおじさんに声をかけられた。「若いもんがゼーハー言って登るんじゃないよ!わっはっはー!」すみませんとしか言えなかった。
最後は谷川の素晴らしい景色から元気をもらってなんとか下山。白毛門の下の方の登山道はすでに木や土が露出していた。川もザブザブ音を立てて流れており、残雪期の雰囲気を感じた。

事情で上越国境稜線をやるのはこの週末しか残されていなかったが、ここでこの快晴が当たってくれたのは本当に天に感謝するほかない。また来年かなと思っていたが、今年やれてよかった。ただ今回実は柄沢山前から謎の吐き気に襲われ、そこから先ただきついだけであんまり楽しめなかった。良いコースなのに景色を楽しむ余裕がなく実に勿体無かった。ということでまた来たいと思う。次は他の仲間と一緒に、泊まりとかが理想。

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