上越国境稜線(巻機山→白毛門)
- GPS
- 13:23
- 距離
- 27.4km
- 登り
- 2,878m
- 下り
- 2,796m
コースタイム
- 山行
- 12:41
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 13:17
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー 自家用車
白毛門登山口→巻機山登山口は電車とタクシー使用 (土合駅(新潟方面)13:49分発) |
コース状況/ 危険箇所等 |
稜線上は際どい道多数。特に柄沢山の雪庇越えはなかなか怖い。 |
その他周辺情報 | 温泉:金城の里 320円で汗が流せる。水風呂サウナはないが、綺麗な浴室、休憩所、漫画多数で、良い施設である。 |
写真
感想
今年の3月にlongvalleyから誘われていたが、用事があり行けなかったルート。上越国境稜線というかっこいい名前と、彼のレコをみてさらに興味をもち、虎視眈々と狙っていた。
この日は定時退社からのETC深夜割無視で登山口へ。22時過ぎについたので1時間は眠れた。準備を整え0時ちょいに出発。
雲ひとつない星空とそれに照らされる国境稜線を見つつの良い登りであった。贅沢。またありがたいことにトレースはしっかりしており、巻機山へはほぼラッセルなしで行けた、ありがとうございます。ただ順調すぎて、米子頭山から先の稜線を暗闇で歩くことになりそうだったので、避難小屋付近の林でしばらく停滞した。
巻機山へついた時はついにこの稜線に足を踏み入れるのかと緊張した。自信と不安が入り混じる、こんな高揚感は久しぶりである。勇気を持って前へ進んだ。想定通り米子頭で日の出を迎え、山々が赤く染まっていく。この時もう不安はなくなっていた。さて、楽しい稜線トレイルの始まりだぜ。
米子頭〜柄沢は細かいアップダウンが多く、ヒールリフターをせわしなく上げ下げしていた。細い道もあるので気が抜けない。柄沢山についた時は、まだこんなに雪庇残ってるのかーいと突っ込んでしまったが、longvalleyがやったように下部の雪庇が薄いところを越えて来た。柄沢〜檜倉の稜線も際どい道できつかった。檜倉〜大烏帽子は尾根こそ広いものの標高差と疲労も溜まって来ておりそこそこきつい。JPへの登りもなかなか急できつい。もはやきつい三昧で憔悴し、ただただ無心で足を動かす機械となっていた。
それでもやっとこさ朝日についた時はこの縦走の完走がほぼ見えて来て嬉しくなった。あとは安全に下りるだけだと思うと名残惜しくもあったが、電車の時間があるのでせっせと下る。白毛門は登山客で溢れかえっていた。この天気ならそりゃそうか。白毛門に登り切る直前、もはや満身創痍で息を切らしているとおじさんに声をかけられた。「若いもんがゼーハー言って登るんじゃないよ!わっはっはー!」すみませんとしか言えなかった。
最後は谷川の素晴らしい景色から元気をもらってなんとか下山。白毛門の下の方の登山道はすでに木や土が露出していた。川もザブザブ音を立てて流れており、残雪期の雰囲気を感じた。
事情で上越国境稜線をやるのはこの週末しか残されていなかったが、ここでこの快晴が当たってくれたのは本当に天に感謝するほかない。また来年かなと思っていたが、今年やれてよかった。ただ今回実は柄沢山前から謎の吐き気に襲われ、そこから先ただきついだけであんまり楽しめなかった。良いコースなのに景色を楽しむ余裕がなく実に勿体無かった。ということでまた来たいと思う。次は他の仲間と一緒に、泊まりとかが理想。
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