ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1805621
全員に公開
沢登り
丹沢

藤嵐沢遡行・唐沢下降

2019年04月20日(土) [日帰り]
 - 拍手
tamoshima その他2人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:02
距離
7.1km
登り
888m
下り
876m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:03
休憩
0:00
合計
6:03
距離 7.1km 登り 888m 下り 889m
9:31
172
スタート地点
12:23
191
15:34
ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2019年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
大滝沢林道は荒れ気味なので、入ってすぐの右側の駐車スペースに停めるのが無難
唐沢のナメ滝帯
2019年04月20日 14:35撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
4/20 14:35
唐沢のナメ滝帯
中川川唐沢 遡行図
2019年04月29日 16:43撮影 by  Canon MG6500 series, Canon
4/29 16:43
中川川唐沢 遡行図

感想

唐沢の記録がWebに出るのは初と思われます。
記録:http://raicho.starfree.jp/records/2019/190420_1.html

藤嵐沢遡行・唐沢下降記録
作成者:丸山
■日程 2019/4/20 (土)
■山域 西丹沢
■天候 晴れ時々曇り
■メンバー(3人)
CL丸山(35/OB)、久光(34/OB)、迫野(35/D1)
(SL吉田は日程勘違いにより不参加)
■総評
藤嵐沢は水量が少ないながらも滝や涸棚が連続する沢で、割と楽しめた。唐沢は、
一部分にナメとナメ滝が連続する以外はガレゴーロが続く沢だったが、未知の沢な
ので探検心が満たされた。それぞれは小粒だが、合わせることで大して暖かくない
日の山行として満足できた。
■ヤマレコ記録
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1805621.html
■時間(括弧内は予定時間)
9:39(8:20) 出発
9:51(8:30) 大滝沢林道から離れる
10:13(9:10) 645m二俣
12:24-39(12:10) 箒沢権現山
15:02-08(15:10) 大滝沢林道終点
15:34(15:30) 帰着
計5:55(7:10)
■行動記録(敬称略)
※藤嵐沢の滝名称等は丹沢の谷200に拠った。唐沢の滝名称等は自作遡行図に基づ
く。
・駐車スペースまで
5時過ぎ頃起きて携帯を見ると、そろそろ吉田が家を出ていなければいけない時間
なのに起床連絡がない。電話してみても出ないので、これは寝坊かと思い、合流時
刻を遅らせることを前提にまったり準備。しかしそれでも吉田から連絡がないので
見切り、家を出る。50分後、伊勢原駅に着いても吉田からの連絡はなく、もう待て
ないので不参加確定。さらに1時間以上走って駐車スペースに着く頃、漸く吉田か
ら連絡が来て、第一声は「あ」。翌日だと思っていたとのことで、呆れるばかりで
ある。
・入渓まで
登山道と林道の分岐附近から藤嵐沢右岸尾根に乗り、堰堤を7基ほどまとめて巻
く。そこから適当に斜面を下れば入溪だが、水が伏流したゴーロで、森閑としてい
る。
・3段S字状15×30m滝まで
入渓してしばらくは涸れたゴーロでつまらない。遡行図で水量比が書かれていると
ころも今日は0:0で、水量少なめの模様。このまま水がなく終わるのかと思った
頃、前方に3段S字状15×30m滝が見え、よく見ると水もちょろちょろと流れてい
る。この滝は、傾斜は緩いもののホールド・スタンスが細かく、すり減ったフェル
トソールの久光は苦戦し、特に3段目ではお助け紐を要した。ラバーソールなら比
較的登りやすい。
・詰め始めるまで
数分進むと今度は2段6m滝。あまり2段あるようには見えない。非常に脆い滝で、遡
行図では右巻きと書かれているが、迫野が取り付いて、脆さに苦しめられながらも
登った。丸山・久光はお助け紐使用。程なくして水涸れとなるが、今度は涸棚が続
いて面白い。いずれもロープを要するほどではなく快適に登れる。
・箒沢権現山まで
次第に涸棚も消えて詰めの様相。土があまり締まっておらず、踏んでもずり落ちる
ような斜面で登りにくいが、標高差はそれほどでもなく、25分で箒沢権現山に至
る。山頂には山名板も見当たらず(本当はあるらしい)、ただ10脚ほどの椅子があ
るばかりで静かである。景色は南東側のみそれなりに良い。ここで昼食休憩。
・唐沢 ナメ滝帯開始まで
箒沢権現山から少し東に進む途中、無駄に鹿柵を通り抜けてしまう。南へ伸びる枝
尾根に乗ってから沢筋目指して下降すると、ロープを要するほどではない急斜面を
下って唐沢の沢筋に出る。しばらくずっと水のないガレ沢が続き、遡行の場合は辛
そうである。容易にクライムダウンできる涸棚をいくつか経て、ちょろちょろ水が
流れるナメが出現。
・唐沢 ナメ滝帯
最初の9m斜瀑はクライムダウンできるが、次の4段10m滝は無理で、左岸立木で懸垂
下降。登り返してみると、ホールドが非常に細かく難しい滝で、IV+。巻くのも大
高巻となって面倒そうであり、遡行の場合はここが核心となりそうである。次の2
段10×15mはクライムダウンで下ると、再び伏流して、ゴーロの平凡な沢となる。
・林道に出るまで
適当に下っていくと傾斜が緩んで堰堤出現。堰堤が見下ろす限り続いている。梯子
が両側についた親切設計の堰堤を2基下ると、沢筋に車道が伸びてきており、この
作業道を少し歩くと大滝沢林道終点。ここで沢装備解除。唐沢はここから下、堰堤
だらけのようである。
・大滝沢林道
登山口より先の大滝沢林道に入るのは初めてだったが、車も通れるしっかりした林
道で歩きやすかった。
■備考
・大滝沢林道は路面状況が悪く、悪路走破性の高い車以外の場合、林道に入って少
しのところにある駐車スペースに停めたほうが無難。
・大滝沢林道のゲートは全て開いており、終点の唐沢附近まで車で入れる。
・ヤマビルなし。中川川流域は今のところ生息域外。
・藤嵐沢は3段S字状15×30m滝が核心。巻くのも容易ではないと思われる。
・唐沢は4段10m滝が核心。これも巻くのは大変そうである。
・どちらの沢もラバーソールが適する。フェルトソールの久光は各所で苦労してい
た。
・山中での人との遭遇なし。山日和だったが大滝沢林道への駐車車輌も1台のみと
少なかった。駐車スペースに着く頃に秦野高校山岳部パーティと出会った。
■コメント
・日程取り違えはもっての外。計画書を読んでいない証拠でもあるしスケジュール
管理がなっていない。
・ラバーソールを買いましょう。(久光)
■反省
−CLが地形図を忘れた。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:254人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら