雲取山 〜鴨沢から三峰神社へ〜
- GPS
- 32:00
- 距離
- 20.9km
- 登り
- 2,071m
- 下り
- 1,547m
コースタイム
- 山行
- 5:17
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 6:27
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:三峰神社 西武バス → 西武秩父駅 or 三峰口駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・目立った危険箇所はなし ただし細い道は注意 ・凍結路面あり 軽アイゼンは必要 |
その他周辺情報 | ・三峰ビジターセンター付近にて飯処あり ・三峰神社は連休中は混んでいる 帰りのバスは100人並ぶ |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
タイツ
ズボン
靴下
靴
手袋
防寒着
雨具
ゲイター
ザック
ザックカバー
ストック
携帯
時計
カメラ
サングラス
マット
シュラフ
タオル
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
食器
ナイフ
ロールペーパー
1/25000地形図
ガイド地図
コンパス
計画書
保険証
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
日焼け止め
風呂セット
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共同装備 |
ykazama[ テント ][ コッヘル(大) ][ ガス缶(+ガスヘッド) ][ 食材(夕飯) ][ 調味料 ][ 空ペットボトル ][アルミホイル]
tharuta[ コッヘル(中) ][ ガス缶(+ガスヘッド) ][ 食材(朝飯) ][ 水汲みバケツパック ]
|
備考 | 反省点:山料理は条件出ししてから実行すること |
感想
4/28(日)
春合宿ということで、久々のテン泊山行のリハビリも兼ねて王道ルートにて雲取山へ行くことにした。前に寄ったとき、受付が混んでいてバッジが買えなかった奥多摩小屋は今年三月いっぱいで閉鎖になってしまった。よって、雲取山荘にて1泊の予定。
鴨沢のバス停からすぐの登山口から登り始める。堂所までは緩やかな登りで、時間はかかるが徐々に高度を上げていく。hrt氏は最近腰が不調とのことで、いやな予感がしたが特に支障ないようでよかった。途中に滑落注意のロープが張られており、道が狭くたしかに危険度がそれなりにある場所にみえた。七ツ石小屋手前にて登りが急になったが、この付近から先ではどのピークも富士山の眺望がすばらしいスポットとなっていた。小雲取山までいくとさえぎるものも減り、さらに見晴らしが良くなる。雲のない青空で気分もよい。コースタイムに余裕を持たせていたので、雲取山山頂には予定時刻より早めに着いた。富士山と南アルプスをバックに記念撮影。
雲取山荘にてテント受付後、テント場へいくと案の定混んでおりもうほとんど山荘から離れたところしか幕営ポイントが見当たらない。幕営後しばし休憩し、夕飯準備に取りかかる。今回は1泊なので荷物の余裕分を生かして、「アルファ米、ラーメンは禁止」のレギュレーションのもと、何か新しいメニューを試すことにしていた。夕飯のメニューは「お雑煮」。野菜を煮て、下味つきの解凍した鶏肉を入れて...まではよかったが、切り餅(薄切りタイプ)の火加減が分からず、鍋に投入すると瞬く間に溶けてなんだかよく分からない煮物になっていった。最終的には、食器に先にもちを入れておき、汁をかけるだけで良いということが判明した。三つ葉と乾燥ゆずを追加すると、とたんにお正月気分の味になり、おいしい夕飯タイムになった。疲れていたため早めの就寝としたが、夜は冷え込みなかなか寝付けない。おそらく-5℃くらいはあったと思う。星が明るかった。
4/29(祝)
起床、朝飯準備をはじめる。メニューは「もちピザ」「野菜スープ」。野菜を炒めておき、もちにのせる用に取り分けて、残りはコンソメスープにする。もちはそのまま直火にコッヘルを置いて焼くと焦げ付くので、火から離して焼くと良いようだった。これも最終的には、ベーコン・もち・ケチャップ・チーズの順に重ねるのが最も安定して加熱できることをhrt氏が見出した。コッヘルが小さいせいでもちを何回にも分けて焼かなければならず、時間がかかった。生バジルも相まって、味は結構ちゃんとしたイタリアン風になっておいしかった。
飯の反省点として、山料理ではあらかじめ調理時間と手順を条件出ししてから実行したほうが良いということ、あと今回のメニューだと夕飯と朝飯は逆のほうがよくて、朝飯は短い時間でできるものにするべき、ということが挙げられる。
二日目のルートは時間に余裕があるとはいえ、予想外に朝飯準備に時間がかかり一時間遅れでの出発となってしまった。よって少し巻いていくペースで進む。出発時から軽アイゼンを装備。しばらく泥道が続くが、やがて凍結した路面が現れる。すれ違った方から、この先もまだまだ道が凍結しているという情報をもらう。白岩山で休憩中、居合わせた方々と昨日の夜は寒かったですねーなどと歓談した。白岩小屋(廃屋)にて軽アイゼンは装備解除。どうも埼玉側のほうが道標など整備されているように見えた。霧藻ヶ峰休憩舎に着くとその先はもう下るだけとなり、最後に三峰神社奥宮の鳥居を過ぎるとほどなくして三峰ビジターセンターに到着した。
下山後はビジターセンター近くの定食屋にて昼飯をとった(hrt氏はいつものとろろそば、kzmはカツ丼)。三峰神社は人気のパワースポット(笑)らしく、大型連休のため混んでいた。長蛇の列のお参り後、御朱印をもらい、ご神木にもタッチして三峰神社を後にする(帰りのバスが異常な混み具合で1時間に1本しかないのに100人くらい並んでいたので、大型連休中の雲取山は鴨沢ピストンが良いと思われる)。とてもバスを途中下車できる状況ではなかったので、当初の予定の温泉はキャンセルし、秩父を散策してから帰ることにした。秩父神社もたいそうな混み具合であったが、ほぼ8年前に来たときと変わらない秩父の町並みにはなぜか安心感を覚えたのであった。
快晴の中での久々のテン泊山行、そして新メニュー山料理の試みが実現し、楽しく過ごすことができた。
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