日本オートルートで水晶Tの里帰り2019。
- GPS
- 129:57
- 距離
- 81.1km
- 登り
- 6,901m
- 下り
- 8,342m
コースタイム
- 山行
- 0:49
- 休憩
- 0:08
- 合計
- 0:57
- 山行
- 11:09
- 休憩
- 3:26
- 合計
- 14:35
- 山行
- 12:42
- 休憩
- 1:22
- 合計
- 14:04
- 山行
- 1:26
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 1:41
- 山行
- 9:20
- 休憩
- 2:42
- 合計
- 12:02
- 山行
- 5:07
- 休憩
- 2:10
- 合計
- 7:17
- 山行
- 8:01
- 休憩
- 2:05
- 合計
- 10:06
天候 | 4/27(土)雪、4/28(日)晴れ、4/29(月)晴れ〜雪、4/30(火)ミゾレ、5/1(水)雨〜曇り、5/2(木)曇り〜晴れ、5/3(金)晴れ、5/4(土)晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2019年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
扇沢駅→室堂 5860円 中尾高原下山は 路線バス 中尾高原10:59→平湯温泉BT11:28 780円 高速バス 平湯温泉17:05→バスタ新宿21:30 5,700円(web割) バスタ新宿→佐野新都市BT11:10→0:38 1,430円(高速バスネット購入) |
コース状況/ 危険箇所等 |
●2019年4月27日〜5月4日の状況 気を付けることはエスケープルートらしいエスケープルートがない事。 スゴの頭までの撤退は室堂まで戻る。それ以降は飛越トンネルへ 参考:神岡新道〜飛越新道で下山。 飛越トンネルから林道高山大山線を歩いて飛騨市神岡町和佐府まで。 和佐府→濃飛バス神岡営業所→平湯温泉でバス乗り継ぎ (和佐府からのバスは飛騨市営デマンドバス山之村線200円 前日まで予約0578-82-1161) https://www.city.hida.gifu.jp/uploaded/attachment/2448.pdf その他感想欄に記入。 |
その他周辺情報 | 縦走前泊の温泉 みくりが池温泉700円 http://www.mikuri.com/ 登山後の温泉 ひらゆの森 大人500円 10:00〜9:00(受付8:30まで) http://www.hirayunomori.co.jp/ 登山後の食事 平湯の森 朴葉みそ飛騨牛のせ 1300円 ドリンクバー200円(食事とセット) 平湯バスターミナル 生姜焼き定食 1100円 太郎平小屋 毎年GW期間営業(要確認) 1泊夕食付8,500円 参考:1泊2食付9,500円 素泊り6,000円 ビール500ml800円 水はミネラルウォーターを購入 500ml300円 2L900円 |
写真
装備
個人装備 |
水晶T
GPS
コンパス
地図(剱立山)
地図(槍穂高)
温度計
スマホ
モバイルバッテリー
カメラ
カメラ予備バッテリー
カメラ充電器
三脚
ヘッデン
ヘッデン予備
電池単三8本
電池単四15本
ショベル
スノーソー
コッヘル大
コッヘル小
カップ
ジョウゴ
コーヒードリッパー10枚
サーモス750ml
ペットボトル1L
バーナー
ガス500ml2本
トレッキングポール2本
ピッケル
サングラス
ゴーグル
防寒テムレス×2組
フリースグローブ
バラクラバ
帽子
フリース
ダウンジャケット
ダウンパンツ
アンダーウェア上下
メリノ靴下3足
サンダル
冬靴
ゲイター
280gシュラフ
シュラフマット
銀マット
テント
ペグ5本
スリング60cm2本
スリング200cm1本
スリング300cm1本
マルチツール
ハードシェルジャケット
ハードシェルパンツ
ポロシャツ
パンツ3枚
テントシューズ
時計
ファストエイドキット
現金
トイレットペ^パー
ライター3個
タオル3枚
ビーコン
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感想
コース状況の様な感想の様な
・4/27 立山室堂、午後は天候大荒れで立山三山は中止してみくりが池温泉でマッタリ過ごしました。
ミクリ丼→温泉→マンガ本→温泉→小倉バタートースト→温泉。
テント場に戻ると40cm程吹きだまっていました(;^ω^)
・4/28 雷鳥沢キャンプ場〜雷鳥荘まで踏み跡無く萎える。
雄山には一ノ越山荘に荷物をデポしアタックザックでピストン。
雄山山頂で立山三山縦走される方に27日から大学生パーティがオートルートで入山されている情報を得る。
龍王岳、獅子岳の下りは夏道埋まっているため隣の雪の斜面を下る。先行の大学生パーティのステップを使いで安全に下れました。
御山谷を滑走後龍王岳と鬼岳のコルにハイクアップしてきたスキーヤと出合う。上高地に下山予定の方、新穂高に下山予定の方、五色ヶ原で室堂に戻られる方。
ザラ峠で持参した額装の平成で記念撮影。ダイソークオリティの額はザックのパッキング圧に耐え切れずバラバラ(笑)
五色ヶ原は大学生パティのトレースを辿り山荘とキャンプ場の間辺りを通り鳶山へ辿る。越中沢乗越付近にテント設営。
・4/29 スゴの頭で大学生5名パーティと出合う。何とブナ立尾根下山予定とのこと。スゴの頭の下り(岩藪)でロープ出していたので先に行かせてもらう。
スゴ乗越から富山のスキーヤーと途中先頭交代でラッセル、とにかく団子が酷い。午後は朝の予報には無かった降雪風ガス、薬師岳山頂社殿裏でビバーク。
・4/30 朝は小雨ミゾレ、薬師岳山頂はガスで視界不良だったが薬師岳山荘から下は視界良好。薬師峠手前で昨日先行していた富山のスキーヤーさんと再会、この日は太郎平小屋泊で行動停止。太郎小屋では素泊りの方2名、富山のスキーヤー、自分の計4名宿泊。
平成最後の夕食は唐揚げ、ご飯は少々足りなかったがお味噌汁は具沢山で美味しかった。
・5/1 朝からガス、昼にかけて雨も強くなる。雷鳥にはこの日だけでも数十羽遭遇。あまりにも雨が酷く黒部五郎岳を通り過ぎていた。これから黒部五郎の登りだ頑張るぞーと思ったら建物が見えてそこは黒部五郎小舎だった(笑)
黒部五郎小舎冬期小屋には明日水晶を踏みに行くスキーヤーと五郎沢を下って雲ノ平に上り返して平成最後の高天原温泉に浸かってきましたという若者と出合う。
三俣蓮華岳手前で雨ガスなくなり劇的に天候回復。
三俣蓮華岳からの下りは大量に雨水を含んだ斜面にヤバさを感じた。
三俣山荘冬期小屋は見るだけ見たが利用は止めて山荘横にテント設営。
・5/2 朝からガス、赤池で若者5名パーティがテント撤収中でスゴの頭でお会いしたパーティだと思いお声掛けしたら北ノ俣岳から歩いている別パーティでした。
水晶踏んだ後裏銀座に抜けると思われる。(下山先聞いてなかったけど)
水晶岳は梯子以外夏道使えました。梯子は雪で完全に埋まり斜度60度くらいの雪壁を斜上する。登頂後水晶小屋に戻った後劇的に天候回復。
三俣山荘に戻る頃には踏み抜き多発でこの日は午前で行動終了。
昼寝していたら人の声が聞こえるので周りを見回すとスゴの頭でお会いした大学生パーティが冬期小屋横にテント設営中でした。
・5/3 昨晩の冷え込みもあり朝は雪面も良く締り歩き易い。双六冬期小屋は立ち寄らずに通過。計画では水晶岳の後双六小屋まで歩いて翌日アタックザックで西鎌尾根槍ピストンでしたが前々日の停滞もあり槍ピストンは中止する。
弓折岳山頂で大ノマ岳を登られる歩きの方を見た。秩父平でその先行者い追いつく。
行先は笠ヶ岳で昨日は鏡平にテント泊、途中の秩父沢で歩いている後方50mで雪崩れて危なかったとのこと。笠を踏んで下山は杓子平(驚)、どうやら秩父平から稜線に上るルートが分からないらしい。夏道は右手前の小ピークを巻きながらカールを鞍部に斜上するルート。自分の見たところルートは右手前の小ピークに上ったあと鞍部に斜上、または小ピークからカールを横断して左の尾根筋から稜線に上るの2つ。先行者に話した後その先行者は右手前のピークを登らずに鞍部とはあんた方向の右に巻いて何処かへ行ってしまった。自分は右手前の小ピークから斜上して鞍部に上る。秩父岩の上を歩いている頃2667pの北側から姿を現した先行者を確認。
抜戸岳は雪庇の張り出しが大きいので杓子平に下るときは下り始めの地点が庇なのかの見極めが重要で昨年3月にここを下ったbicycleさんは本当に凄いと思った。
笠ヶ岳山荘に到着後予報を確認。翌日は風も穏やかなので笠ヶ岳登頂と下山は明日として笠ヶ岳冬期小屋を確認。入り口は掘り起こされておらずドアは7割位埋まった状態。後続者も後から来るので堀る起こす事にする。
結局日没になっても後続の方は冬期小屋に到着せず。杓子平は止めておいた方が良いよとも言えず他人ながら心配。
・5/4雪面は締り風も弱く歩き易い。笠ヶ岳山頂からは今回の縦走で歩いたルートが全て見えた。立山はとても近く感じた。
今回踏むことのできなかった槍ヶ岳から日が昇るのを見たあと下山開始。
途中からクリヤの頭までほぼトラバースしながらの下り。雪面は固くアイゼンの刃は良く刺さるが足に負担が掛かる。昨年3月に笠ヶ岳クリヤの頭で敗退したがそこで敗退して良かったと思った。
クリヤの頭から下は昨年も歩いているので雪崩だけ気を付けながらクリヤ谷を下った。
無事に中尾高原バス停まで歩いて縦走は終了。
縦走前半の悪天停滞で槍は踏めなかったが後半は天候も焼く素晴らしい景色の中歩けた。
平湯温泉で遠く見える笠ヶ岳。
自分は今朝あの頂にに立っていたのだと思うととても感慨深く思えた。
感想
2年前のGW上越国境縦走中に次の目標としていた日本オートルート。
【オートルートとはフランス語で「高き道(La Haute Route)」を意味し、フランスのシャモニーからスイスのツェルマットまでの総延長120kmのルートを指すことが一般的。シャモニーはフレンチ・アルプスの最高峰モンブラン山麓の町で、そこからスキーヤー達はスイス・アルプスのマッターホルンを西に構えるツェルマットを目指す。日本オートルートはそれにあやかり、槍ヶ岳をマターホルンに見立てて立山から稜線をつないで槍ヶ岳を目指すスキー・ルートとして有名。】以上コピペ。
なので山行のタイトルに『日本オートルートで〜』と付けたので槍も双六からピストンで踏むつもりでしたが停滞もあり中止に
ちょっと微妙ですが27日に現実逃避してみくりが池温泉入り浸りのjaian37としては
会心の山行ヽ(^o^)丿
やっぱりやれば出来る子でした(笑)
今回の山行を行かせてくれた家族に感謝。
ロング(5日以上)の山行は今回限りとして今後はユルユル山行を極めたいと思います。
とりあえず来年GWは雨巻山で天婦羅食べます。
そして
幽霊を見ました。
北薬師岳〜薬師岳の区間で(^-^;
令和元年5月5日 jaian37
スゴ乗越前後〜太郎小屋でお会いしました富山のスキーヤーです、ラッセル交代ありがとうございました。大変助かりました。
記録を見ると予定通り水晶と笠を踏んで下山されたのですね…すごい!お疲れ様でした!
コメントありがとうございます。
普段の生活に戻ってしまってGWロス真っただ中ですが
平成最後の特別な日をhiro_tetsuさんとご一緒(ラッセル笑)出来て良い想い出になりそうです。
1日も停滞されたのですね。
黒部五郎岳は雨ガスの中うっかり通り過ぎてしまったのでhiro_tetsuさんの晴れ画像で登頂の余韻に浸ってます
ながーいGW! ロング縦走楽しめて良かったね♪ 無事に下山してくるとは思ってたけど、顔見てホッとしました。
写真みて双六からの景色が素敵だったこと思い出した!笠ヶ岳目指して敗退した去年2月だか3月、クリアの頭でビバーク(雪洞)までにして正解だった、下りながらのながーーーいトラバースって想像つかないかも。 変態師匠に鍛えられたお陰で、私もGW楽しめました♪ありがとう(*^^*)お帰りなさい★ お疲れ様でした(*´ω`*) 薬師岳の幽霊……
GW楽しめた様で何よりです。
実体験型育成プログラム効果でこれからもユルユル行くよ( ´艸`)
Japanese オートルート、お疲れ様でした。
体力、精神力は当然ながら、技術的な面でも大変な山行だったかと思います。
停滞食らってもやりきれる機動力に脱帽です。
今回はデポせずに担いだんですね(;´д`)、
いや、本当に凄くてコメントすら浮かばないです(笑)
幽霊のくだりは、のちほどじっくりお話を聞きたいです。
※追記
何度も読み返してしまいますね〜
ちなみに、平湯BTでのおやつ、これおやつでしょうか!?(笑)
でも、2食くらい行けるほどなんでしょうね...この山行のあとは。
とにもかくにも、無事に踏破オメデトウゴザイマス!
今回は縦走の準備段階で荷物のデポをするチャンスが無くて室堂から全て担いでいきました。
スタート時の荷物総重量は35〜36kg程。
ビールだけは現地調達と言う事でみくりが池温泉と太郎平小屋で購入しました。
生姜焼き定食はおやつです!食べたのが3時過ぎなので
jaian37さん おはようございます
素人の私が完走の感想を述べるなんておこがましいですが
素晴らしい快挙に只々お祝いを述べたくて・・・
笠ヶ岳〜水晶岳の区間は歩いた事がありますが
※勿論夏季にです、しかも当然一回の山行でではありません
白い山の姿を見ると同じ山には見えませんね
私は未踏の黒部五郎岳を知らずに通り越してしまっている所に
jaian37さんの登山力の凄まじさが現れてるなと笑いました
素晴らしい山男の素晴らしい山行に賞賛の拍手を
来年のGWは雨巻山で一緒に天婦羅を食べましょう
黒部五郎岳は本当にやってしまったーと言う感じです。
雨巻山のテンプラレストランは毎年5/3開催されているので来年GWはこれを最優先に考えています。
まだ先のことですがBOKUTYANNも来ていただけると楽しみがひとつ増えます
jai官房長官
いつか実行するのだろうとは思っていましたが、ついに叶えたんですね!この度のオリジナル日本オートルート踏破おめでとうございます
上越国境も驚嘆しましたが、TJARもっちーリスペクトの自分としてはノンデポで天候も恵まれたり恵まれなかったりの中での今年の状況でこれだけ長いルートの踏破は心から本当に尊敬。積雪&オアシス1箇所&始まったらエスケープも少なくサポート無しは例のTJARより過酷な道程かと。笠でふりかえる歩いてきた稜線の眺めは格別なものだったのでしょうね。
自分は今年ソロの会心山行は冬富士だけだったのでとても良い刺激を頂きました!チャンスみつけて自分の目標を叶えたいです!(今は栃百ばかりですが)
また機会があれば奥穂南稜奥西のような熱い山行ご一緒できればと!←jai官房長官にはそれすらユルユル山行かもしれませんが
縦走中天候が微妙でしたが帰りの高速バス予約の関係で下山日を含めた日程はゆとりをもたせていたので何とか歩き切ることが出来ました。
栃木百は現在68座なのでAIKENに抜かれてます
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