宮之浦岳(九州遠征その1 平成最後の百名山は九州最高峰の宮之浦岳へ 白谷雲水峡〜淀川登山口)
- GPS
- 20:59
- 距離
- 25.4km
- 登り
- 2,076m
- 下り
- 1,440m
コースタイム
- 山行
- 8:01
- 休憩
- 1:01
- 合計
- 9:02
天候 | 1日目:曇り→雨 2日目:雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
船
ひたすら高速道路(北陸自動車道ー舞鶴若狭自動車道ー山陽自動車道ー九州自動車道) 鹿児島↔︎屋久島:フェリーはいびすかす https://www.yakushimaferry.com/ 屋久島内はバス、徒歩 |
その他周辺情報 | 屋久島の民宿、海楽園 ttp://www.e-yakushima.jp/ ほっともっと 屋久島店 https://sasp.mapion.co.jp/b/hottomotto/info/63405/ |
写真
装備
個人装備 |
GPS
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
ガイド地図
笛
筆記具
ライター
ナイフ
飲料
ティッシュ
バンドエイド
タオル
携帯電話
雨具
防寒着
スパッツ
手袋
ストック
ビニール袋
替え衣類
シュラフ
ザックカバー
食器
水筒
時計
非常食
テント
テントマット
コンロ
ガスカートリッジ
コッヘル(鍋)
カメラ
ツエルト
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感想
【南九州の3座遠征】
平成から令和へ改元される大型連休を利用し、南九州の3座(屋久島(宮之浦岳)、開聞岳、霧島山(韓国岳))に行ってきました! 今回は長女※、次女※も参加し4人です(※宮之浦岳は普段登山していない女子2人のためゆっくり目の登山です)。
10連休の前半、南九州は雨☔️の日が多く、結果的には宮之浦岳の登頂&下山は強風と大雨に見舞われてしまいました。また、多くの登山者ですし詰めの山小屋でしたが、白谷雲水峡から苔むす深い森、縄文杉を代表する巨木たち、ウィルソン株、山頂前後の森林限界を超えた山なみ、奇岩など、見所が多い宮之浦岳を満喫できました!
【DAY1 鹿児島→屋久島→白谷雲水峡→新高塚小屋】
屋久島へは住民の物資を運ぶ「フェリーはいびすかす」を利用しました。早朝に屋久島へ到着するため、登山者やハイカーも多く利用しているとか。
18:00鹿児島(谷山港)→21:40着種子島 (西之表港)・翌朝05:00発→屋久島 (宮之浦港)07:00着
客室ではゆずりあって雑魚寝 カーペット敷きで毛布がありますが、乗客が多い場合枚数が足りません。種子島に帰省するという優しい男性にスペースを分けていただき、食事&寝ることができました。
屋久島へ到着後、白谷雲水峡へのバスは8:10発、港からの登山者でほぼ満員になりましたが、増便が出るということでした。30分ほどバスに揺られて白谷雲水峡へ。多くの登山者&ハイカーが集まっていました。登山届けを提出して元気よく登りまじめます!
「もののけ姫」に出てくるような苔むす深い森を進み、辻峠から一旦下り、楠川歩道分岐から長いトロッコ道を歩き大株歩道入口から再び登山道へ。団体様が何組も下山してくる中、登山道を譲り合いしながら進み、25分程でウィルソン株に到着♪ 待ち時間なしで人気のハート❤️を見ることができました✨ 大王杉、夫婦杉を過ぎ縄文杉へ。縄文杉の2箇所の展望デッキにテントを張っている・・・ということは高塚小屋は満員ってことね。
私たちは翌日の下山のバス時刻を考えると、さらに先の新高塚小屋まで行かねば・・・ということでさらに1時間程進み、17時30分を過ぎてから新高塚小屋に到着! 小屋は満員でしたが空いていた僅かなスペースを確保させて頂き、寝ることができました。暗くなってからのIN、まだくらいうちのOUTだったので、どんな方が隣にいたかも分かりませんでした。また、遅い時間に入り、狭い中入ったのに文句も言わない、譲り合いの登山者魂に感謝いたします!
【DAY2 新高塚小屋→宮之浦岳→淀川登山口→海楽園キャンプ場】
3時過ぎから小屋の皆さんは出発準備!もう寝てなんていられない💦 紀元杉からのバスの時間を考えると4時30分頃には出発したい!ってことで起床後急いで準備し出発しました。
残念ながらガスで視界は悪く、展望はありませんが、近くの景色は見れました。徐々に木が少なくなり森林限界を越えると、丸い巨石が点々とする独特の景色が広がります。高度が上がるにつれ、風が強くなり、直接雨が降りかかる状態。頂上手前の巨岩でコースを間違え、プチ藪漕ぎ(踏み跡あり)となり、藪漕ぎを終えると頂上に着いてしまいました。頂上は貸切でしたが、風が強く植生の風下側で休憩、記念撮影をして下山を開始しました。
カメラが雨で壊れるのを恐れて、写真を多く撮ってられませんでしたが、栗生岳を通過。雨が徐々に激しくなり、ひたすら耐えての下山となりました。やっとこさ花之江河に到着、淀川小屋では、何組かの方が同じバスに乗るべく準備をしていました。皆さんびしょ濡れです。バス時刻から逆算し淀川小屋を出発し、登山口へ到着。さらにアスファルト道を30分程歩き、紀元杉バス停へ。その頃には豪雨となり、道路にも水が多く流れるし、谷からの渓流の水量が凄いことになっていました。同じ日から逆コースで入山している友人たちは、白谷雲水峡の手前の渡渉ができただろうか・・・と心配になりましたが、大丈夫だったようです!
バス停には雨を避けるものがなかったので、ツエルトを出して雨をしのぎ、しばらく待つとバスがやってきて一安心。バスを乗り継ぎ 宮之浦手前の「海楽園」というキャンプ場を備えた民宿があり、キャンプ場でテントを設営。ちょうど雨も上がり、明日の朝までは大丈夫そう。夕食は近くのほっともっと、スーパーで買出し海を眺めながらプチ慰労会。南国らしい暖かい風の中、テントで爆睡でした。
【DAY3 屋久島→鹿児島へ】
翌日はテント撤収後に通り雨☔️ 雨宿りをしていると…やばい早く歩かないと8:10のフェリーに間に合わない⁉️ 急いで30分かけて港まで歩きました。何とか間に合い、再びフェリーに揺られてのんびりと鹿児島へ。
なかなかハードな旅…でした😅
今年はGWが10連休になるという、2度とない遠征のチャンス。当初は、宮之浦岳覗く九州遠征を企画していましたが、4/16に阿蘇山が噴火し登れなくなってしまった。ギリギリまでレベルが下がらないか待っていましたが、無理だった為、最後にとっておこうと思っていた宮之浦岳に行く事にしました。
天気は、てんくらでは、何とかもつと思っていたけど、宮之浦岳登頂予定の2日目ぬは大雨注意報がでてしまった。引き返す訳には行かず、決行しました。
まず、屋久島に渡る手段ですが、急遽決めた為、予約不要でお財布に優しいはいびすかすで往復しました。長距離運転の後の移動なので、ゆっくり寝れるし宿がわりにもなるし。
種子島に停泊するので、船の揺れも感じずよく寝れました。朝、宮之浦港につき、まずまずの天気の中、白谷雲水峡から入山。
苔むした森やウィルソン株をみれてそこまではよかった。縄文杉を楽しみにしていたが、縄文杉デッキにテント&タープを設営されている方に気をとられ、通り過ぎでしまった。縄文杉は見ていない。縄文杉でテント張ってよいのか?。世界遺産だよ。
長女のペースがガタ落ち。何がなんでもあるくしかないです。ようやく新高塚小屋に到着。溢れる人でした。明日、宮之浦岳登頂し紀元杉のバス時間まで戻るには、テントは無理と判断し何とか寝床を確保し、就寝。いびきの合唱でした。
帰りのバスに乗り遅れる事はできない為、早めに出発します。頂上はガスの中、誰もいない。昼過ぎからバケツをひっくり返した雨に打たれ、体が冷え切り、大変な思いで下山しました。ザックカバーをしてたけど、雨でザック内の服はびしょ濡れ。今回の経験で、ザック内の荷物はゴミ袋に入れて持ち歩かなきゃいけないと思いました。
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