女峰山(霧降高原〜東照宮)※落とし物回収
- GPS
- 10:29
- 距離
- 25.6km
- 登り
- 2,048m
- 下り
- 2,762m
コースタイム
- 山行
- 9:29
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 10:27
天候 | 曇り・雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
標高2,000m以上で残雪あり。凍結なし。踏み抜き多数。 |
写真
感想
※今回、女峰山の山頂付近で、某社のお茶のペットボトルが入ったボトルホルダーを拾いました。
※2(2019/05/08追記)
本日、最寄りの埼玉県警の交番に落とし物を届けてきました。埼玉県警のシステムには早々に登録されるそうですので、お急ぎの場合は、埼玉県警までお問い合わせください。なお、他県のシステムへの登録は数日かかるそうです。
連休最終日ということで、「サクッと登って日光湯元の温泉でも入るかな〜」と気軽に考え、霧降高原から女峰山、帝釈山、小真名子山、大真名子山と縦走する計画を立てました。状況によっては、富士見峠から志津林道にエスケープする予定でした。
…が、待ち構えていた残雪と雨の影響で、富士見峠どころか、帝釈山にすら到達できず、結局バカ尾根で降りることに…
■霧降高原〜赤薙山
・霧降高原の段階で、一面の雲でしたが、雲海を期待しつつ登っていきます。
・霧降高原からは、1,445段の階段からスタートです。いきなり脚を削られます。
・階段は小丸山まで続いており、小丸山からは、登山道になります。
・小丸山からは、しばらく笹原の尾根の直登がつづき、樹林帯に入ります。
・若干の凍結や残雪がありますが、赤薙山までは、夏道といっていいでしょう。
・赤薙山の山頂には、ちょっとした神社があります。
・この段階では、まだ雲の中。
■赤薙山〜女峰山
・赤薙山からは、女峰山まで、ほぼ残雪です。
・凍結はしてないシャーベット状で、トレースどおりに歩けば踏み抜きはありません。
・少しでもトレースを外すと膝上〜股下まで踏み抜きます。
・アイゼンやチェーンスパイクは、(早朝は別でしょうが)あまり効かないでしょう。
・長距離の残雪歩きとなるため、非常に時間がかかります。
・途中、写真の崩落地の急登が緊張しました。
・また、その直後にも急登がありましたが、こちらはロープがあります。
・残念ながら、女峰山では完全にガスに巻かれていて、雲海どころか、一切景色が見えませんでした。
・女峰山登頂の時点で結構な時間がかかっていましたので、帝釈山は諦め、何度か歩いたバカ尾根でエスケープとしました。
■女峰山〜唐沢避難小屋
・女峰山からの降りも、標高2,000mまでは残雪が多いです。
・午後で気温が上がり、しかも降りだったため、ひたすら踏み抜きながらの下山になります。
・幸い、途中のガレ場や涸れ沢のトラバースの箇所は、残雪がありませんでした。
・16:00過ぎに唐沢避難小屋に到着した前後で、本格的な雨が降り出し、それまで着ていたソフトシェルではどうにもならない状態になりました。
・このまま避難小屋でビバークも検討しましたが、まだ16:30前であり、十分明るかったため、下山を決意。
・そこで、初めて雨具(上着だけ)を使ってみました。
・雨具は快適そのもので、雨は通さない(当たり前か)、風も通さない、汗抜けはよしと、気温低めで土砂降りの中でも、遺憾なく性能を発揮してくれました。
・おかげで「これで雨でも登山できるんじゃね?」という山バカが爆誕することに…
(実際は財布がズブ濡れで処理が大変でしたが…)
■唐沢避難小屋〜八風
・あとは一気に降るだけ。
・とはいえ、樹林帯の中では、しばらく残雪が続き、ひたすら踏み抜きながらの下山となります。
・下山、気温が上がる午後、ついでに重い体重ときたもんで、踏み跡を踏んでも踏み抜きます。
・残雪が消えるのは、鎖場の手前あたりからです。
・黒岩の巻道には残雪もなく、普通に通過できます。
・ただし、ここは風が非常に強く、顔に当たる風と雨に難儀しました。
・巻道を通過した箇所の八風の岩場を通過すると、難所はもうありません。
■八風〜東照宮
・この後は、足元に笹が生えている樹林帯か、笹原の尾根をひたすら降ります。
・最終電車に間に合わせるため、夕暮れの尾根を重い革の登山靴で駆け降りていきました。
・19:00頃、ヘッデン装着。
・このルートは、林道出合の箇所で、若干急で木の根が露出した箇所があるため、さすがにそこはヘッデンがないとまともに通過できません。
・その後、行者堂を経て、無事下山完了。
・西参道入口バス停でバスを拾って、本日の登山は終了。なんとか終電に間に合いました。
【まとめ】
・これほど残雪・踏み抜きが多いとは想定外で、まったく速度が出ませんでした。
・おそらく、今月いっぱいは、あの残雪は消えないのではないでしょうか。
・残雪の女峰山に登りたい、という酔狂な?方はともかく、そうでない方は、もうしばらく待つのが賢明でしょう。
・やや低温、雨、夕暮れというコンディションにもかかわらず、早々に下山できたのは、雨具のおかげ。
・こんなに高性能なら、面倒臭がらず、また意地を張らずにもっと早くから使っていればよかった、と反省しきりです。
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