残雪の木曽駒ヶ岳 麦草岳〜将棊頭山

2019年05月04日(土) ~ 2019年05月05日(日)

• GPS: 15:42
• 距離: 20.2km
• 登り: 2,075m
• 下り: 2,089m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:42
• 休憩: 0:28
• 合計: 8:10

5:29 福島Bコース登山口(コガラ登山口)
5:34 福島Bコース・茶臼山分岐
6:03 6:10 幸ノ川渡渉地点
9:03 9:24 木曽駒ヶ岳七合目避難小屋
10:28 麦草岳
13:39 木曽前岳

2日目

• 山行: 5:36
• 休憩: 1:01
• 合計: 6:37

4:50 木曽前岳
5:01 玉乃窪山荘
5:28 頂上木曽小屋
5:33 5:55 木曽駒ヶ岳
6:05 馬ノ背分岐
6:45 濃ヶ池分岐
7:00 遭難記念碑（聖職の碑）
7:12 7:31 将棊頭山
7:50 胸突の頭
8:09 行者岩
8:21 8:37 茶臼山
9:09 2412m地点
11:04 11:06 正沢川吊り橋
11:21 福島Bコース・茶臼山分岐
11:25 11:27 福島Bコース登山口(コガラ登山口)
11:27 ゴール地点

天候

2日とも晴れ！

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

5/4 5:32

木曽駒高原　先行者はいない模様。

5/4 6:04

幸ノ川の渡渉

5/4 6:53

4合半の力水　水量なし

5/4 8:03

6合目過ぎのトラバースでアイゼン装着

5/4 9:05

7合目の避難小屋

5/4 9:54

森林限界突破

5/4 10:06

締まった雪面で快適

5/4 10:23

駒石

5/4 10:27

幸ノ川の源頭

5/4 10:29

5時間で麦草岳

5/4 10:30

第二ピークへ

5/4 10:35

ハーネスとヘルメット装着して、牙岩縦走へ！

5/4 11:02

上部が雪で覆われていて下降路が分かりずらい。

5/4 11:03

急な下りは、雪が無かった。

5/4 11:06

リッジの縦走路。左側の雪を踏みながら進む。

5/4 11:40

ここだけ右側

5/4 12:02

牙岩　梯子が朽ち始めている。

5/4 12:05

部分的に切れているので注意。

5/4 12:11

上部、左に廻り込んで、下降。

5/4 12:16

核心部終了のはずが・・・

5/4 12:38

木曽前岳へ

5/4 12:48

夏道は、左の雪面を巻いているので、左側の草付きを直登

5/4 12:58

懸垂の支点があったが、3mほどのクライムダウン。

5/4 13:05

左の雪面を登ると

5/4 13:16

稜線に出た。

5/4 13:31

2800mの稜線。

5/4 13:31

パラグライダーが飛んでる。

5/4 13:52

麦草岳からの縦走路

5/4 13:54

木曽前岳手前で幕営

5/4 14:14

設営しビールで乾杯

5/5 4:51

2日目　木曽前岳

5/5 4:52

木曽駒ケ岳は、目の前。

5/5 4:53

日の出に間に合った。

5/5 5:02

玉ノ窪山荘

5/5 5:08

本日も快晴！

5/5 5:30

ほぼ、夏道。

5/5 5:39

1時間で木曽駒ケ岳登頂。誰もいない。

5/5 5:40

御嶽山

5/5 5:41

南アルプス、富士山

5/5 5:42

空木岳、三ノ沢岳

5/5 5:45

頂上山荘と宝剣

5/5 5:59

将棊頭山へ。

5/5 6:18

馬の背　急斜面をクライムダウン。

5/5 6:35

濃ヶ池

5/5 6:38

快適な稜線歩き。

5/5 7:02

遭難記念碑

5/5 7:14

西駒山荘

5/5 7:16

将棊頭山

5/5 7:17

積雪期の稜線が歩けて満足！

5/5 7:17

北アルプス

5/5 7:17

穂高〜槍

5/5 7:18

御嶽山

5/5 7:18

茶臼山へ　雪面を下る。

5/5 7:47

分水嶺

5/5 8:23

最終の登り返しで茶臼山。あとは、下るだけ。

5/5 8:49

歩いてきた縦走路

5/5 9:00

赤テープばっちり。気温上昇で踏み抜き多数！

5/5 10:36

5合目から夏の暑さ。

5/5 11:07

正沢川の渡渉。右側を石伝いで渡れた。

5/5 11:25

下山完了。

撮影機器：

DMC-TZ85 Panasonic

感想

kzhashi

今年の冬シーズンに将棊頭山、麦草岳のどちらも登ったが、積雪期の繋げた縦走を
していなかったので、行ってみた。
冬の泊まり山行は、去年のGWの五竜から1年ぶり。重荷を背負って木曽駒高原を出発。
出来る限りゆっくり歩きペースを掴んでいく。幸ノ川を渡渉し登山道へ。4合目過ぎから
ちらほら雪が出始める。硬い雪面をつぼ足で登っていくが、6合目過ぎのトラバースが
ちょっと怖かったのでアイゼン装着。9時に7合目非難小屋に到着。大休憩後、急登の薄い
トレースを追い麦草岳へ向かう。森林限界を超えると快晴で雪が緩んできた。
交代でラッセルし5時間で麦草岳登頂。第2ピークで休憩しヘルメットとハーネスを
着けた。夏ならハイマツ潜って下降路まで行くが、積雪期はちょっと分かりにくい。
方向を確かめて雪稜を下ると赤テープ発見。雪が無い夏道を下って牙岩の縦走路に出る。
リッジの縦走路なので、左側の雪が付いている側を歩いていく。牙岩は、梯子が朽ち
そうだが、梯子を使って夏道どうりに登る。上部は、左に巻いてルンゼを下降。
これで核心部終了と思っていたが、木曽前岳への登りがちょっとしょっぱかった。
夏道が左の斜面から巻いているようで完全に雪で埋まっていた。登れそうな急な草付を
よじ登って、3mクライムダウン。雪稜を登り返して稜線に出た。

2日目　5時前に出発。早朝の硬い雪面をしっかりアイゼンを効かせてトラバース。
玉ノ窪から登り返し、40分で木曽駒ケ岳に登頂。ロープウェイの始発前だけど誰も
いない山頂。本日も快晴で無風。北アルプス、南アルプス、富士山の展望が素晴らしい。
ここから快適な稜線歩き。馬の背の急斜面を慎重に下り、1時間ちょっとで将棊頭山。
西駒山荘付近に足跡多数で泊まった人も多かったのかも。分水嶺まで下り登り返して、
茶臼山に登頂。ここから樹林帯を下るが、気温上昇でトレースを外すと踏み抜きまくり。
7合目で雪も少なくなりアイゼンを外す。1時間半で正沢川に着き、心配していた渡渉も
石伝いで渡れて良かった。後は林道を歩いて、駐車場に下山完了。
GWなのに登り始めから下山まで誰とも会わなかったのは、マイナールートなのかな。