記録ID: 1856226
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雪山ハイキング
剱・立山
鬼場倉ノ頭
2019年05月18日(土) [日帰り]
富山県
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 1,481m
- 下り
- 1,481m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 10:57
- 休憩
- 1:16
- 合計
- 12:13
4:45
39分
スタート地点
5:24
5:32
81分
ブナクラ取水堰堤
6:53
6:58
112分
1400mピーク
8:50
8:55
31分
大猫平下部
9:26
42分
大猫平上部
10:08
10:15
41分
東芦見尾根合流点
10:56
11:30
46分
鬼場蔵ノ頭
12:16
12:23
44分
東芦見尾根合流点
13:07
13:06
131分
大猫平上部
15:17
15:20
55分
1400mピーク
16:15
16:22
35分
ブナクラ取水堰堤
16:57
ゴール地点
トレースは手書きです。
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
アクセス |
上市方面へ向かい、県道333号で馬場島へ行きます。馬場島の駐車場を過ぎて少しすると左折して白萩川沿いの取りつき道路に入ります。ゲートがありますのでゲート前の空き地に駐車します。 取りつき道路の入り口とゲート前に「工事用車両が通行するため駐停車禁止厳守願います」という趣旨の看板がありますが、平日とかの山行で気になる方は馬場島に駐車されると良いかもしれません(当日は工事は行われていませんでした)。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
当日の状況です。 ゲートからブナクラ取水堰堤を目指し、作業道を歩きます。最初の橋は架かっています(直後の分岐は左)。 二つ目の橋は架かっていないので渡渉が必要です。自分は長靴をはいて出発して登山口で履き替える方法でクリアしました(長靴は登山口にデポ)。 渡渉点は橋の少し下流、重機が渡渉した跡を辿りました。当日他にも登山者がおられたので靴をぬらさずに渡れる箇所があると思われます(おそらく橋より上流側)。 ブナクラ取水堰堤の手前左側に踏み跡があるので辿ります。ここから東芦見尾根に合流するまでは大猫平を除き基本的に強烈な急登です。あと、夏道が出ている箇所でもルートが不明瞭になることがあるので要注意です。 しばらく登るとカタクリの群落地帯があります。カタクリ地帯を抜けるとひょろ長いS字沢地形に雪が残っている箇所があります。ここは素直に雪上歩行して登っていくと登山道に復帰します(気を付けるのは下山時かと思います)。 あと1400mのピークまでは特に問題はないかと思います。そこから上部でちょこちょこと雪上歩行が出てきます。 1600mぐらいに名物の一枚岩がありますがロープが設置されていますので慎重に降りれば問題ないかと思います。 ここから先、難しい雪上歩行が出てくるので各人の技量に応じてピッケル・アイゼンに装備を換装推奨です。 大猫平まではただ登れば良いのですが、下山時は尾根を間違えないよう注意です(自分は大猫平からの下りで尾根を一つ間違えそうになりました。細蔵山方向へ向かう尾根の方が降りやすいので、トレースが気温上昇で消えていると引っ張りこまれます)。 大猫平は凸凹しているのですが適当にコースをとって尾根合流点へ最後の登りに備えます(ここも帰りにガスっていると怖いと思います)。 大猫平から尾根合流点までに強烈な急登箇所が断続的にあります。自分の場合、帰りにビビッてしまって登りよりも時間がかかりました。 尾根合流点に出たら左に進路を取り、快適な雪稜歩きになります。鞍部まで降りて登れば鬼場倉ノ頭です。 |
写真
装備
備考 | ・ストック、ピッケル、アイゼンを持参しました。 最初はストックを使いピッケルとアイゼンは大よそ1650mより上で使用しました。下りでアイゼンは同地点で外しましたがピッケルは一枚岩地点まで持っていました。それ以降はストックを出さずに笹や木の枝をロープ代わりにつかみながら下りました。 ・ピッケル使用中はテムレス手袋をしましたが結構蒸れます(それでも残雪期ではこれに代わるグローブはないと思います)。 ・飲料水は2リットル用意しました。水1.5リットル。自家製エナジードリンク500ミリリットル。足りませんでした(感想、記録欄参照) ・橋が架かっていないことを想定して長靴を準備したら「当たり」でした。 |
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感想
剱岳周辺の条例規制期間が終わったので狙っていた鬼場倉ノ頭へ行くことにしました。
コースは難易度が一番低いと思われる大猫山登山道経由です(このコースが規制に引っかかるかどうか微妙ですが)。
しかしながら帰路の急斜面降下のきつさは予想外でした。無雪期に大猫山へ行ったりなどで傾斜がきついことは知っていたのですが、登りは平気でも下りでビビりました。
帰路の大猫平上部で水切れになりましたがピッケルで雪を削ってきれいそうな雪を集めてハイドレーションに入れました。ハイドレーションは下着と行動着の間に担ぐようにし(ホースは襟から出します)その上からザックを背負うと体温で雪が早く溶けるので助かりました。
とにかく、無事に帰って来ることができて良かったです。
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