城ヶ平山〜桜、今度こそ!
- GPS
- --:--
- 距離
- 5.6km
- 登り
- 386m
- 下り
- 388m
コースタイム
天候 | 曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
分岐から浅生登山口までの間も雪はありません。若干、極わずかに杉の落ち葉の下にありますが問題ありません。あぜ道に倒木有り。 |
写真
感想
21日にはまだまだつぼみの固かった桜。せっかくだからもう一度!とまたもや足を運ぶ。本日は途中から自転車、パノラマを眺めながらご機嫌でペダルを踏む。大岩までの坂道に差し掛かるところで降りて押していると、道路の向にきょとんとしたカモシカが!!近い〜〜大岩近辺はカモシカの遭遇率が高いのだ。
さて、季節は少し進み、コースにチゴユリが出てきたり、山頂にもスミレがいっぱい。だんだん山の木々が萌え始め、ふわふわと山全体が浮き足立っているよう。柔らかい緑の中に時々桜がアクセントに。そしてあの桜の木…手前の谷の山桜はちょうど見頃、開けたところの桜は…花がいっぱい!葉も出始めているけれどこれだけの盛りなら満足。この桜、ちょうど平野を見下ろすことのできる、休憩にぴったりの広めのスペースに1本あるのだ。まさか城ヶ平にあった城へ登城する武士が植えたなんてことは…などと想像するのも楽しい。末裔と思しき方の家も麓?にあるしなあ(と、これも勝手な想像)。
今日は浅生への道を降りていく。杉林を抜けると、今はもう誰も耕さなくなった水田のあぜ道をたどって県道へ向かう。
私がハイキングに足を運ぶ山はこんな所が多い。かつては賑わっていたであろう山里。村の方は山を降り、田はそのまま荒れ果ててゆく。かつて、小作農がほとんどだった時代、自分の田、自分のために耕せる土地がどれほど切実で、どれだけ慈しんで大切に耕作したかを伯母達から聞いている私としては、このような田を見ると複雑な思いがする。何百年も続いた山の暮らしの中で大切に受け継がれた技術や知恵も、こうして朽ちてゆくのだろうか。便利快適な生活を享受している私としてはまったく大きなことは言えないのだけれど。ある人が言っていた。『便利快適な環境下でなければ生きられないというのは生き物としては退化かもしれない』刺激的な言葉だがある意味一理あるのかもしれない。
いかんいかん。ついあれこれ考えてしまう。それでもやっぱり山は美しいし、清々しい空気に満ちている。そしてやっぱり私は心地よさを求めて山へ足を運ぶのだ。一足一足踏みしめて、様々なことを感じながら思いを寄せたりしながら。そんな人間もいていいじゃないか(笑)。
nikkaさん
コンバンワ
『便利快適な環境下でなければ生きられないというのは
生き物としては退化かもしれない』
本当ですね。
文明・技術の革新と共に人は豊かさと簡便さを
手にいてたかもしれませんが
失ったものも多くあると思います
先人の技術や知恵に思いを馳せるながら
歩く事も大切ですね
3日連続だったんですね
今日の大阪は です。
ま、今のうちに降ってくれれば5〜6日は るかもね
お恥ずかしながら、あれやこれや考えてしまうのはクセですね
確かに、今の私たちは様々な技術の進歩のおかげで計り知れない恩恵を受けています。でなければこんなに手軽に山を楽しむことも出来ません。
ただ、すべてをそのまま委ねてしまうのでなく、ある程度生物としてのシンプルな感覚も大切にしつつバランスを取っていけたらいいのかな、なんて思います。ちょっと抽象的ですが
山に登るようになって、ますますその思いは強くなりました。
今できることを可能な範囲で心残りにならないようーやっていけたらと思っています。(山に限らず、ですが。もっと先人(じいちゃん)にあれこれ聞いたり習っておけば良かったーー。後悔先に立たず…)
やっぱり西のほうが天気は早いですねー。
ただ、私としては早々に前線に通過してもらって明日以降週末までピーカン、という青写真を描いていたのですが、残念ながら晴れは5、6のみのようです。
前半は所用もあり、午前のハイキングばかりでしたが、思うように山に入れるのは楽しいですね
週末の別世界、楽しみです
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