初めてのテント泊、川又から雁坂峠&笠取山
- GPS
- 15:35
- 距離
- 25.4km
- 登り
- 2,201m
- 下り
- 1,805m
コースタイム
7:15雁坂小屋-7:35雁坂峠7:45-8:19水晶山-8:43古礼山-9:41雁峠-10:25水干-10:54笠取山-11:25雁峠11:45-13:02新地平バス停
天候 | 1日目:曇りときどき雷雨 2日目:晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:新地平バス停から塩山行きバス |
コース状況/ 危険箇所等 |
川又から地蔵岩まで特に問題なし。 地蔵岩から雁坂小屋までの区間に、場所により残雪あり(膝ぐらい)。下が沢になっているところがありました。 雁坂小屋から笠取山、新地平バス停までの区間は特に問題なし。 |
写真
感想
5/2、雨で暇だったので、モンベル直営店にて新しくなったテントを購入。家で試し張りしたのち、テント泊でき、そこそこ歩け、かつ、そこそこ人が少なそうなコースを探しました。雲取山は手軽ですが、劇混みそうなのでパス。電車でのアクセス、残雪をそこそこ避けることを考え、雁坂小屋に決定しました。
装備は、最終的には21.5kgになりました。
当日、西武秩父駅では、雨。天気予報では、晴れるはず、と信じてバスに乗り込みます。途中、晴れ間が見えると、ちょっと歓声があがりました。
川又バス停。ここで、8名ぐらい降りたでしょうか。3名ほどが栃本方面へ、自分含め4名が雁坂小屋方面、残りの1名は上流で釣りという状況でした。ザックを見るに、自分含め3名はテント泊のようです。そこそこ混まないという狙いは当たったようです。
国道を歩くまではほぼ同じペースだったのですが、登山口でスパッツをはいてからは、ずっと最後になりました。初めの急登もそこまできつくは感じませんでしたが、スピードに乗れません。20kgを背負って歩く練習はしたことあるのですが、21.5kgは初めでだったのもあるかもしれません。天気はたまに雨がぱらつく程度でした。Tシャツだけで歩き、1時間で休憩。クッキーで栄養を確保しました。
さて、もう少し歩くと、ゴロゴロっと雷の音が聞こえます。雷注意報は出ていたのは知っていたが、大丈夫と高をくくっていました。そして、突然の激しい雹と雨。避難小屋までは距離もあるし、森林の中で逃げ場もありません。すぐに取り出せるソフトシェルを着て、ザックカバーを装着し、とにかくひたすら進むしかありませんでした。この刺激で目が覚めました。ある程度で雨も収まり、それからは、時より小雨がぱらつく程度の天気になりました。
突出峠からはなだらかな道に変わりました。樺避難小屋でようやく1人追いつきました。彼はここで1泊して戻るとのこと。急いでカップラーメンを作って食べ、夕飯の無洗米に水を浸して出発です。
地蔵岩では、曇っていて全く視界なし。そして、あと1時間半ぐらいかな、、、なんて思っていたら、残雪がちらほら、、と思ったら、がっつりになりました。トレースがあるのが救いですが、雁坂小屋までずっとトラバースになるので、滑落の危険があります。その上残雪なので雪の上を選んで歩くわけですが、荷物が重いのか、トレースの方が大丈夫でも、踏みぬいてしまいます。おっかなかったのは、雪解けで下が沢になっている雪の上を歩く時です。踏みぬいたら沢まで落ちるのか。。。と思うとかなり恐怖でした。普段は、決して見ないようにしているのですが、iphoneのDIY GPSで現在位置を確認しようとすると、、、電池切れでした。ふぅ、ひたすら歩くしかないか。。。小屋に向かう水道管が見えていたのがせめてもの救いでした。なので、小屋が見えた時は救われた気持ちでした。
テントを張るとお隣さんも川又からの方でした。近くにベンチがあったので、夕食をご一緒しました。先週も雁坂方面にいらしたようですが、川又はノートレースだったのであきらめたとのこと。今回、トレースつけていただいて本当にありがとうございました。
夕食はご飯とレトルトカレー。昼に水に浸した分、炊く時の水の量がよめなくなりましたが、そこそこおいしく炊けました。
夜、寒くて寝られません。ズボンがぬれているためのようです。脱いで下は下着だけになるとむしろ暖かくなりました。
翌日は、5時頃起床。ご飯を炊き、今度はレトルト中華どんにしました。ゆっくり撤収して7時に完了。とりあえず、雁坂峠、そして雁峠を目指します。今日は荷物が軽くなったからか、足取りも軽やかです。雁峠に9:40に到着。テントのご近所さんも一緒でした。まだ時間がありそうなので、もう1つ行きたかったところ、多摩川の源流「水干」を目指します。水道場で沢の流れに触れ、水干で水滴を撮影しました。雨上がりだからか、しずくが絶え間なく垂れていました。
帰りは笠取山山頂経由です。日帰りの方も含め多くの方が登っていました。ピークがいくつもありだまされます。今回は東側から上がりましたが、看板も2箇所にありました。もっとも西側のピークが広くて見晴らしも最高でした。
下りは、下から多くの方があがってくるので、落石に注意しつつ、先を急ぎます。雁峠で最後のラーメン。出発は11:45。バスの時間は13:13なので、コースタイム120分のところなので、走れるところでは走りました。沢を抜ければ、あとは林道(未舗装)なので、走れます。バス停到着は13:03。なんとか間にあいました。バスは混んでいましたが、途中降りる方がいて座れました。塩山駅からはかいじで帰りました。通常の電車は混んでいましたが、G.W.の臨時列車を4分後に出してくれて、そちらはガラガラで快適に帰れました。
奥秩父は、雲取山でも感じたのですが、山の奥深さを感じられ、大好きになりました。奥深さを満喫するためにも、またテント泊で挑戦したいと思いました。
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