【百名山・過去レコ】菅平・根子岳〜四阿山（梅雨始めの親子山行）

1985年06月08日(土) ~ 1985年06月09日(日)

• GPS: 27:48
• 距離: 18.5km
• 登り: 1,094m
• 下り: 1,409m

コースタイム

1日目

• 山行: 1:50
• 休憩: 0:05
• 合計: 1:55

16:20 料金所
17:15 17:20 菅平牧場入口
18:15 根子岳避難小屋

2日目

• 山行: 9:10
• 休憩: 0:40
• 合計: 9:50

4:30 根子岳避難小屋
6:10 6:15 根子岳
6:40 6:45 四阿山・根子岳分岐
8:05 8:20 四阿山
8:30 8:35 オキノ耳
9:50 9:55 四阿山の的岩
11:25 11:30 鳥居峠
14:20 新鹿沢温泉

天候

（初日）曇り、尾根道上は強風
（2日目）晴れのち曇り・ガス、一時小雨

アクセス

利用交通機関：

電車 バス 自家用車

（往路）IS_albion会社後輩の運転にてマイカーで菅平高原の登山口へ
（復路）新鹿沢温泉から路線バスで国鉄吾妻線・万座鹿沢口へ

コース状況／危険箇所等

・菅平の登山口は牧場境界の作業道と交錯し不分明
・四阿山から的岩経由・鳥居峠までの稜線ルートは笹藪深し（※1985年当時）

その他周辺情報

新鹿沢温泉で日帰り入浴可能（バス停至近）

写真

2日目早暁、根子岳への登路より。強風に厚いガスも飛ばされ、バックには重畳たる北アルプスの山々が登場。

上信国境稜線の峰々には、スゴい滝雲来襲！

青空の下、根子岳山頂着。大きなケルンの前で記念にパチリ。

7/7 9:45

四阿山へ向かう尾根道より、今越えてきた根子岳を振り返って。この時点では快晴微風、北アや頸城連山も見える好展望にルンルンでしたが…。

展望絶佳の岩場で、父ちゃんも暫し休憩中。

7/7 9:45

百名山・四阿山登頂、ガスガスで展望ゼロ。この後の鳥居峠までのルートも笹藪地獄で一苦労でした…。

笹藪漕ぎに四苦八苦しながら、ようやく稜線上の顕著な目印、的岩到着。目指す鳥居峠はまだまだ先です…。

撮影機器：

F-04K FUJITSU

感想

さとなお

前週末の巻機山行に続き、この週も「スポンサー付き」父子山行と相成った。軽井沢へ出かけるという実父勤務先のA氏に我が家の車で菅平高原まで送っていただくが、どうも天候が思わしくない。ラジオを付けると、関西から東北にかけ一斉に梅雨入りしましたという有難くないニュースが流れてきた。登山口で早くも道を間違え、訝しげにこちらを見つめる牛たちに遠慮しながら牧場を横断した後、吹き飛ばされそうな強風の中、やっとの思いで避難小屋に辿り着いた。ここは冬のスキーツアーでも利用されるらしく、有難いことに薪ストーブなども置いてある。苦労して火を起こし、晩飯を流し込むと身体の芯まで温まった。
　翌朝、根子岳を過ぎたあたりまではまずまずの上天気で、遠く白馬や妙高（頸城連山）の山々が雲海の上に頭を突き出しているのがよく見えた。しかし、主峰・四阿山に近づくにつれて次第にガスが濃くなり、やがて小雨もパラついてきた。おまけに四阿山頂から的岩経由で鳥居峠に下る道はけっこう深い笹藪に覆われており、霧雨にも濡れてずいぶん余計な苦労をさせられた。すっかり気を腐らせた我々父子は、峠下りの舗装道から田んぼの中の畦道を突っ切って一目散に新鹿沢温泉へと下った。ここでノンビリとひと風呂浴びた後、ほとんど貸切状態の万座鹿沢口行き路線バスに乗り込んだのであった。